映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2010年06月20日

『イズ・エー』藤原健一

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[is A.]

映画と言うのは単なる筋書きではない、ということを教えてくれる本作であった。
少年犯罪、父と子の葛藤、空虚な心を抱えた少年たちが他には求められない愛情を互いに求め合う関係、などなかなか興味を引く設定と配役であるにも関わらず、出来上がった作品には心に沁み通っていくものがないのはどうしたことだろう。
悲しいかな、映像が映画に成りきれてない素人っぽい技術を感じさせてしまうのだ。
技量が及ばなければ良い素材があってもそれを生かしきれないことが判る。

それはTV的な顔のアップをはじめとするそれぞれのショットの構図が稚拙に感じられることや使われる台詞が陳腐であること。各人物の造形も物足りなさがある。ストーリーを表現する為の演出にももどかしさがある。
そういった技術的な未熟さがまず感じられるので作品の内面に入り込む障壁になってしまうのだ。

そして主人公の行動。少年犯罪による無差別爆破事件で妻子を殺された刑事は4年後出所した若者を撃ち殺す。
このラストは無論怒りで犯人を撃ち殺しても心の問題は解決しないことを訴えたかったのではなかろうかと思うのだがやはり同じく稚拙な表現の為にありきたりの感じ方を呼んでしまう。すべてが物足りないのだ。

少年犯罪の若者を小栗旬が演じていて彼は非常に魅力的だった。姜暢雄演じる若者から崇拝されている、という役でもあり二人の部分がとてもよかっただけにここをもっと描いてくれていたらよかったのに、と思う。小栗演じる少年は以前仲のよかった友達も殺害しているわけで、そういう関係に焦点をあてて父親や刑事の部分は少なくてもよかった。小栗旬が素晴らしかっただけに本当に勿体ない。残念である。

監督:藤原健一 出演: 津田寛治 小栗旬 姜暢雄 内藤剛志 戸田菜穂 水川あさみ
2003年日本
posted by フェイユイ at 21:47| Comment(12) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Howard Roffman Photography

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Howard Roffman Photography

すごく綺麗な少年たちの写真がいっぱいあって見惚れてしまう。

ええ、これどういうこと?FIFA公認なんすか^^;

infibeam.comFIFA Howard Roffman
タグ:写真 同性愛
posted by フェイユイ at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

2010FIFAワールドカップ・南アフリカ共和国大会 『日本×オランダ』

もう少しで『日本×オランダ』うー妙な緊張感。何書いていいかよくわからんし。スターティングメンバーは予想通りで、やはり絶対守備であわよくば本田1点、というのは変わらず。変わらず、って私の予想がだけど。
もう観にいく。

前半終了。
日本、カメルーンの時と同じくがっちり守りきってるが前よりなんだかほぐれたようでプレイに自由さが出てきて且つしっかり守備してる、というこれ以上ないほどの良さではないか。
本田がむしろ一番弱気になってるみたいでもっと走り込んで攻めていい場面でもパス出してたなあ。もっと自由にやっていいのに。
他の選手はみんな物凄くよくて、松井なんて素晴らしい。大久保のドリブルも切れてたし、パスがウソみたいに回ってたし、オランダ相手にまったく遜色ないではないか。
昨日のドイツ×セルビアがド下手だったんで、より上手く見える両チーム。オランダ、むしろ固くなってるのか冴えない前半だった。冴えないままでよいけど。日本を甘く見て遊んでたからじゃないか。

試合前、本田が他の日本選手たちそれぞれとハグしてた。いつもあんなんしないよね。マラドーナ監督を真似たのだろうか。くすくす。

いや前半の試合ぶりが物凄くよいので嬉しい。このままの調子で後半も守り抜き、すかさず攻撃できたらば。
本田圭祐、やりたいようにワガママやれよー。
でも前半どの選手もどんどんシュートチャンスできてたし、どの選手がゴール決めてもおかしくない今日の日本だわ。

試合終了。1対0。日本負けた。
後半開始5分過ぎ、スナイデルの強烈なシュートが決まった。
その後も日本は緊張感を保って守備と攻撃を繰り返していたが、はっきり言って松井と大久保が下げられてから何だかいつもの日本代表チームに戻ってしまった気がする。つまり中村俊介が入ったのは打開策にはならなかった。岡田監督が言うには松井が疲れていた為の中村交代だったってことで仕方ないけど俊介が松井の代わりになってなかった。
玉田も大久保のような脅威はなく。
そして本田はやはりオランダからマークされていたのか、よく判んないけど強気が見えなかったよなあ。
とはいえ、1対0。実は自分はもう少しっていうか2−0ぐらいは仕方ないかも、ってちょっと思ってたんで案外オランダ弱し?か本当に日本がしっかり頑張ってたのだと思う。
前半のクオリティのまま後半もやれたらば。オランダ以上に全員守備・攻撃のサッカーだったし、全員よかったんだけど、特に松井と大久保の二人がキレまくってたんで後半途中からいなくなったのが惜しまれる。

本田、どしたのか。やはり目をつけられてたんかな。囮だったかもしんないけど、一発やり返して欲しかった。最後あたり、ゴール前のトゥーリオへのロングパスはよかったけど。

残るはデンマーク戦。同じように張りつめたテンションでやって欲しいものだ。
posted by フェイユイ at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どこまで落ちても底なし貧乏『ゲゲゲの女房』

こーしてワールドカップで盛り上がっている(いるのか?)最中にも『ゲゲゲの女房』夫婦はますます貧乏の奥底へと潜り込んでいく。
一体どこまで行けば貧乏の底に辿り着くのか。
幾ら落ちてもさらに、があるんだからなあ。
向井理さんも松下奈緒さんももう水木夫妻そのものになりきってる感じ。

貸本の不況に苦しむ水木家だが、実際貸本なるものが現在もうないのだから何ともし難い。
戌井慎二氏も気がかりで梶原善さんの演技が味わいあって楽しい。
昨日は変な人が登場した。不気味な漫画家だ。おまけにこいつ、貧乏神?ちょいちょい出てきて『ツイン・ピークス』のボブみたい。キラー貧乏だ。
タグ:NHK
posted by フェイユイ at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

2010FIFAワールドカップ・南アフリカ共和国大会 『ドイツ×セルビア』

改めて韓国×アルゼンチンを考えると韓国はガチガチに守りきることもできたはずだが攻撃することを止めなかったのはやはり韓国サッカーの強気を感じてしまう。
日本チームはカメルーン戦では極めて張りつめた守備態勢をしいていてそこから本田のワントップにかける、というサッカーをして成功したのだしオランダ戦でもその布陣でいくのではないだろうか。絶対的に守り、あわよくば強気の本田で1点を取る。
それでどうでしょうか。

さてさて韓国に大敗してしまった感のあるギリシャがナイジェリアに勝ち、フランスがメキシコに負けてしまった。私はメキシコびいきなんでこれでいいんだけど。

そして今からドイツ×セルビアである。

前半終了。クローゼ退場。直後セルビア1点先取。なにやってんだろドイツ。←応援してた。
ってうか、前半だけでイエローカード多すぎ。クローゼイエロー2枚で退場だもん。つまんない試合だなあ。昨日の韓国×アルゼンチンがいかに面白いゲームだったか、これでよく判る。も少し締まったサッカー見せてくれよ。なんかでかい選手がどかーんどかーんって感じでつまんないよね、こういう大味フットボールって。
などとぶつぶつ言いつつ。
セルビアの選手って一人除いて皆最後に“ッチ”が付く名前だ。可愛い。

試合終了。
本当に大味な試合だった。どかんどかん。パワフルと言えば聞こえはいいがこういうサッカーってなんかつまんない。
でもって1対0でセルビア勝利。ドイツってこんなに下手だったのか。パスもシュートも守備もぐちゃぐちゃ。おまけにPKは入れきれないし。確かにクローゼが一人いないとは思えない迫力はあったけど、もう少しちゃんとして欲しかったよね。これもオーストラリアに馬鹿勝ちしたせいかな。

試合に見惚れなかったせいで選手にも興味わかず。
イエローカード9枚だった?酷い試合。これは審判のせいじゃなくて選手のプレイの酷さだったよ。最悪だったね。
posted by フェイユイ at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

The Prophecy - Aymeric Giraudel

The Prophecy - Aymeric Giraudel




The Prophecy – A Digital Masterpiece Of Aymeric Giraudel
posted by フェイユイ at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月17日

2010FIFAワールドカップ・南アフリカ共和国大会 『韓国×アルゼンチン』

中身は観てないけど『スペイン×スイス』もまさかのスペイン敗戦、やはり今大会は不思議な状態であるようだ。

で今から凄い楽しみな『韓国×アルゼンチン』勿論韓国応援だよ。メッシは好きだけど、そこはそれまた別物だから。
パク・チソンがどんなサッカーを見せてくれるか。

ところで『ブラジル×北朝鮮』北朝鮮を観るのが嫌だったんだけど、さっきTVでチョン・テセ観てたら北朝鮮チームもちゃんと観なきゃって気になってしまった。彼らが悪いわけでもないし。と言ってもグループGは恐ろしい組み合わせだからほぼ進出は無理だろうけど。後がポルトガルとコートジボワールではどうしようもないよね。

前半終了。
アルゼンチンが2点先取して、わーもうこりゃ韓国全然太刀打ちできないわ、と思ってたら終了間際にドサクサゴール。いや、よかったよかった。
とは言え、実は韓国応援とか言っておいてメッシに目はくぎ付け。
なにあの人やっぱ凄いわー。
もう凄過ぎて涙出る。
他の選手の凄さなんて素人の私にはよく判んないんだけどメッシの凄さだけは判るよね。韓国の選手二人立ちはだかってるのにすっと横に出てシュート。サイボーグ009の加速装置みたいなん。眼にも止まらぬ早業ってあれぞ。も、ずっと見てたいもん。
それにアルゼンチンの選手って皆ドリブル上手いよなあ。
あああ、韓国の応援になってない。
上手いプレイには見惚れてしまうのは仕方ないよね。
それにマラドーナ監督も面白くてファンになってしまうの当たり前。凄い人なのに全然威張ってなくて愉快な人なんだ。そのくせボールが転がってくるとちょいと足で拾い上げて選手の手元に持っていくその技。スゴ。

さて後半どうなるか。アルゼンチンが怒涛の攻撃をしちゃうか。韓国がまさかの同点いやまさかの逆転?
それはちょっと・・・?

試合終了。
なんと4対1でアルゼンチン勝利。韓国残念だけど仕方ない。アルゼンチンの技術に完全においてかれてた。
メッシに見惚れた90分間であった。得点はなくても素晴らしい。
そして相変わらず選手以上に目立ってるマラドーナ監督。ここでも足技を何度も披露。くくおかしい。
韓国は初戦で楽勝したのが惜しまれるよね。あれで少々気合いが抜けてしまったはずだもん。アルゼンチンが初戦の方がよかったかもなあ。って言ってもしょうがないけど。
ところでアルゼンチンってマラドーナのイメージが強いから皆マラドーナみたいな顔してる気がするけど、他の選手はハンサムなんだよね。ハットトリックのイグアインも二枚目だわん。

韓国のキ・ソンヨン。水木先生こと向井理くんにも似てる可愛い。でも残念だった。パク・チソンも目立つことなく・・・。
ナイジェリア戦でがんばってくれい。

本大会で今日初めて世界のサッカーらしいものを観た気がした。
posted by フェイユイ at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

2010FIFAワールドカップ・南アフリカ共和国大会 『ホンジュラス×チリ』

ワールドカップ1次リーグ・一巡目もだいぶ押し迫ってきた。
期待してたポルトガル×コートジボワールは何だかもう互いに足が出ない感じでじれったい試合だったなあ。
むしろ今終了したホンジュラス×チリが面白かった。チリが圧倒的に攻めまくりではあったけど他の試合みたいに互いに様子見みたいなんじゃなくてぼんぼん蹴り込んでいくのが楽しかった。同じ1点先取でも日本みたいに「この1点を守りきれ」じゃなく最後の最後まで追加点取りにいくチリチームだった。

ところでゲームは観なくても一応全部結果を気にしてるつもりだったのにイタリア戦があったことを全く気付かずにいた。そうか。日本戦の後だったんでもうイタリア戦のことすっかり忘れてたのよね。ニュージーランド×スロバキアもあってどちらも1対1の引き分けだったのだ。そうそうそうでした。

これで後はこれからスペイン×スイスが終われば1次リーグが一巡するのだ。
本大会って南アフリカ共和国っていうのもあっていまいち場所的に端っこだし、イケメン選手もいつもより少ない気がするし、派手なパフォーマー選手もいないし、話題が少ない気がするのだよね。加えて日本では前評判が低かったし(この前の勝利で持ち直したのかな)選手も以前よりキャーキャー言われない感じだし。
メッシもロナウドもドログバもルーニーもあまり大活躍じゃなかったもんね。
そういう諸々があるせいかどうかこの初戦めは地味な印象だった気がする。誰が一番目立ってたんだろ。イングランドのグリーンか?^^;
ボールが一番目立ってるし。飛び過ぎ。
ブブゼラか。日本仕様。オシムジャパン。

日本的には日本が勝ったことが一番予想外だったのだよねー。きっと。
松井から本田へのパスそしてゴール。録画しても一度観たけどやっぱり気持ちいい。
オランダ戦、どうなるか。岡田さんはまたとんでもない作戦を立ててくるのだろうか!?
posted by フェイユイ at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ユメノ銀河』石井聰亙

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多分この映画で初めて浅野忠信を観て「こんな綺麗な人がいるんだ」と凄い衝撃を受けたのを覚えている。今観るととても若くて確かに綺麗だけど、もう少し年をとった方がもっと綺麗になってる気もする。とはいえ、ほぼイメージが変わらず今に至っている、と思えるのはやはりこの顔が好きなんだろうなあ。今の方が年をとった分面白みが出てて魅力的だが、この作品の彼は本当にミステリアスで美しい。

映像も音声もわざと荒くして本当に昔を思い出しているようだ。
古い型のバス、バスに乗って切符を切る女性の車掌さん、そんな彼女たちに高圧的な態度の運転士。車掌に憧れていたトミ子は失望する。
そんな時別の会社で同じく車掌の仕事をしている友人ツヤ子が死亡した知らせが届く。そして彼女から届いた手紙には彼女の婚約者であり運転士である青年・新高が彼女を殺そうとしている、と書かれていたのだった。
また女性車掌達の間では「新高と言う男は恋人に飽きたら殺して、次の獲物を探す」という噂が広まっていた。
その新高がトミ子の勤務するバス会社に転任し、トミ子と組んで働くことになる。トミ子は新高を怖れながらも次第に惹かれていくのだった。
ついに正体の判らない青年・新高とそんな謎の男に騙されまいとしながら恋してしまう娘トミ子。
物語は女性の少女期における不安定で微妙な心理を表現しているようだ。揺れ動き傷つきながらもしたたかに生き延びてしまう女の強さも描かれていく。
新高を演じる浅野忠信の謎めいた切れ長の目が印象的だ。繊細な指は確かに少女が恋する男性に相応しい。

夢野久作原作である。
バスの乗客として嶋田久作が最後に瞬間登場する。こちらも謎めいている。

監督:石井聰亙 出演:小嶺麗奈 浅野忠信 京野ことみ 黒谷友香 真野きりな 松尾れい子 嶋田久作
1997年日本
posted by フェイユイ at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

英エンパイア誌の「史上最高の外国語映画100本」 第1位に「七人の侍」

英エンパイア誌の「史上最高の外国語映画100本」 第1位に「七人の侍」

1位が黒澤『七人の侍』というのはやっぱり、と言う感じでも嬉しい。22位に『羅生門』これもやはりねえ。
韓国映画は18位でパク・チャヌク『オールドボーイ』中国は28位で張芸謀『紅夢』香港は30位『インファナル・アフェア』へええ。
20位にガエルとディエゴ・ルナの『天国の口、終りの楽園。』25位に『Uボート』イギリスの歌「ティペラリー・ソング」流れるから?
タグ:映画
posted by フェイユイ at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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