映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2006年10月17日

神G侠侶・第11集

楊過&小龍女.jpg

今回は凄くおかしいのとアクションの楽しさとはらはらの展開であった。

そして高虎=クドゥの情けない悪党ぶりも見ものである。師匠の金輪法王を何とか中原の盟主の座に収めようと卑怯な手を使いまくる。

まずクドゥが戦ったのが新・丐幇幇主となった魯有脚。まだ慣れない打狗棒法を使って負けてしまう。打狗棒を奪われ折られそうになった所を黄蓉が身重の身体を張って奪い取った。
ここでクドゥは互いに3名ずつ出て戦い先に2勝した方が勝ちという条件を出す。郭靖が承諾しクドゥと朱子柳が初めに当たることとなった。クドゥは扇、朱子柳は筆が武器である。朱は武芸に書道を取り入れているのだった。
いざ、という時、楊過は小龍女の匂いを感じた。
クドゥと朱子柳が戦おうとするその場所に小龍女は舞い降りたのであった。

ここがすごくおかしくて必死で戦おうとする間に天女の如き小龍女と再会できた喜びで何も見えなくなってる楊過がひしと抱き合って見つめあい離れない。
クドゥがあっち行けと追い出し真剣勝負を始めたのに楊過と小龍女は二人きりで「心の中で妻だと思っていた」「もう離れない」と熱々なのである。うーん、凄く幸せそうでよかったよかった。この時、小龍女の後ろ髪がアップになってヘアピンがいっぱいついてるのなんて気にならないもの。
しかし楊過は顔がごついのに甘え甘えなのは気になる。小龍女はほんとにいい香りが漂ってきそう。綺麗です〜。
しかもこの後朱子柳さんが酷い目にあって墨のついた筆が小龍女の真っ白な服まで飛んできちゃうので楊過が文句言ってやるとぷんぷんして行くのなんかおかしいなあ。
さてここで力を温存していた楊過。憎たらしいクドゥ(高虎さんは好き)相手に鬱憤ぶちまけ。洪七公直伝の打狗棒法、古墓派の武芸を見せ付ける。しかも持ち前の減らず口も大爆発。クドゥに勝利した。
二人目のダルパは楊過のおしゃべりで負けてしまった。
勝負はこれで楊過の2勝。よって師匠である小龍女が盟主になるのだ。
金輪法王は立ち上がり小龍女に手合わせを願った。心配した楊過は10手だけと条件をつけたが金輪法王は次々と金輪を投げ飛ばし小龍女を苦しめた。
たまりかねた楊過と郭靖が金輪法王に立ち向かった。
郭靖が金輪法王を抑えている間にまた楊過と姑姑はイチャイチャしております。郭靖も黄蓉たちに心配してもらうのだが、金輪法王の身を案じるのがダルパだけなのがまたおかしい。いい奴じゃないか。
こうして蒙古から中原を征服しにやってきた金輪法王たちは負けて立ち去った。
郭靖・黄蓉たち大勢の喜びようときたら。まさか楊過がこのような武芸者に育っているとは。皆は喜んで小龍女を武林の盟主と認めた。内気な小龍女は勿論ことわったけど。

郭靖・黄蓉たちは小龍女と楊過を部屋へ呼び改めて喜んだ。そして郭靖は楊過の武芸と師匠を讃え、是非娘の郭芙を楊過の妻にしたいと申し出るのであった。

なんということでしょうか!郭靖たちはあくまでも小龍女は楊過の師匠なのだから、と思っているのです。
小龍女を師匠だと言う必要もなかったのでしょうが。どちらにしても全真教たちが知ってますけどね。

それにしても甄志丙は小龍女があきらめられません。でもって趙志敬はそんな甄志丙を嫉妬の目で見ておりますねー。あの断背山(ブロークバックマウンテン)=終南山の説どおりやっぱ怪しいです。趙志敬。


ラベル:金庸
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2006年10月16日

「サラ、いつわりの祈り」アーシア・アルジェント

サラ.jpg

昨日観た「そして、一粒のひかり」とこの「サラ、いつわりの祈り」は偶然同時に送られてきたのだ(レンタルとして)
なんだかタイトルの語呂が似ていてどっちがどっちかわかんなくなってしまっていたのだが観てしまうとまた妙に繋がっているようでもあっておかしい。
つまりはコロンビアのマリアが命がけで運んできた麻薬をアメリカのサラが命がけで使用していると。

といっても実は「サラ」の方は映画になると知らない内に原作を読んでいて映画化がかなり気になってはいたのだった。
比較してしまえば、全然違う作品になってしまったみたいだがむしろそれでよかったような気がする。
というより原作ではジェレマイア主体だったのが映画ではサラの方が主体になっていて私は意外にもこちらの方が気に入ってしまったのであった。
それはアーシア・アルジェント(って初めて認識したのだけど)が監督・脚本・主演なのだから当然の成り行きだったのかもしれないが、どうしようもない駄目母親を見せ付けられ、少年ジェレマイアに感情移入しつつ恐怖に怯えながら観始め次第に彼と同じようにサラとの放浪の旅に連れ出されてしまったのだった。

荒くれた画面といい、構成といい、ざらざらして気持ち悪く吐き気のする堕落した救いようのない物語であること全てが心地いい映画なのであった。

ピーター・フォンダ。イージーライダーのあなたがこんな堕落したお姿に。あんまりおかしくて吹いちゃいました。ジョークきついなあ。

今日は時間がなくてここまでだけど明日またちょっと書くかも。

監督・脚本・出演 : アーシア・アルジェント 原作: J.T.リロイ

出演 : アーシア・アルジェント(サラ)
   ジミー・ベネット(幼年時代のジェレマイア) 
   ディラン&コール・スプラウス(少年時代のジェレマイア)
   ピーター・フォンダ(祖父)  
   オルネラ・ムーティ(祖母)
   ウィノナ・ライダー(精神科医)うわー
   マイケル・ピット(バディ)
   ジョン・ロビンソン(アーロン)
   マリリン・マンソン(ジャクソン)(びっくり!この役をこの人が) 
2004年アメリカ

追記:なにしろ J.T.リロイ自身が作られた人物だったつまり虐待を受ける少年が書いたものと思われた小説の作者が女性だったという衝撃の事実。ということなのだが、ここで書いてるのはアーシア・アルジェントという女性監督の作品についてなので別段問題あるまい。
記事にも書いてるが小説では少年の目を通して描かれた世界だが、映画では母親の方に比重がおかれている。そこが面白い、と思ったわけだし。
タイトル自体が「いつわりの」だしね。
ラベル:家族
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2006年10月15日

「そして、一粒のひかり」ジョシュア・マーストン

ひかり.jpgひかり2.jpg

男女問わず主演のカタリーナ・サンディノ・モレノの美しさに射止められてしまうだろうな、と見惚れつつ鑑賞。
確かに困ってはいるが、どうしようもない状況と言うわけではない17歳の少女がちょっとしたきっかけから怖ろしい道行へと向かってしまうのだ。

多分この映画を観るような人はニュースなどで麻薬の密売というものを少しなりとも知っているのではないだろうか。
私もテレビで平凡な主婦が金に困り、かと言ってコロンビアではこれという収入のあてもなくこの映画のように麻薬のカプセルを飲み込んで密輸したという告白のVTRを見た記憶がある。
言葉による説明だけでもその苦痛を思うと怖ろしかった。

どうも主人公に感情移入しやすいのか普通はそうなるものなのか、カタリーナの演技のせいか自分までカプセル状の物を飲み込んでしまったような不快感でたまらなかった。
第一、マリアがボーイフレンドをそっちのけで屋根に上った時から高所恐怖症の私は胃袋がおかしくなったのだ。あれはマリアがとんでもないことをしでかす前触れだったんだろうがあーゆーことはやめて欲しい(どっちが怖いんだ私は)

コロンビアという南米の国を扱った映画だが、監督はアメリカ人のせいか計算された(きちっと伏線を張っていたり)まとまりのあるアメリカ映画であった。
むしろところどころ実際はもっとわけわからんかったり過酷だったりするんではないか、とも思えた。金も手に入れ新天地で生きようとするラストはアメリカ的に明るさを感じさせるものでほっとはする。が、無論マリア自身がルーシーになったかもしれないししかるべき場所に放り込まれた可能性もあるのだ。売人の男達が金を渡したのは謎だった。受け取ろうとした時撃たれるのかな、と思ったのだが(優しい人たちなのか?)(リサーチによる映画ということなのでそういうこともあったといわれればそれまでなんだろうけどさ)
カルラの友達の世話人さんが警察に知らせるとか言ってたのはどうなったのか不注意でよく判らない。また彼女達が麻薬を持ったままだったのも驚いた。

はらはらしつつのめりこんで観たもののそういう蟠りもあったりする。
つまり一人の女の人生の一過程を切り取った作品としては面白いが、麻薬映画としてはハッピーすぎだし(もうちょっと脅した方がいいような)南米映画好きとしてはさっぱりしすぎてしかもやっぱり最後はアメリカ万歳っていうことか?ってふてくされたりするのだ(とはいえ、このような問題を映画にできるのは結局アメリカだけなんだよな、とも言えるのだが)

コロンビアについてまったく不勉強で実情を知らないんだから情けない。(コロンビアって言うと麻薬密売とサッカー選手バルデラマ、最近話題になった歌手ファネスくらいしか知らないものなあ。荒っぽい話しか聞いたことないし)
コーヒーは有名だが(エメラルドの産地でもあるが無縁すぎて何も言えん)

という褒めたんだか貶したんだか自分でもよく判らないが書いてるうちにこうなってしまった。書き出す前は結構面白いつもりでいたんだけどね。
そういうこともあります。

アメリカ映画に入れた方がいいとは思うのですが一般的にコロンビアの映画と思われそうなので一応南米映画にしておきます。

監督:ジョシュア・マーストン  出演:カタリーナ・サンディノ・モレノ 、イェニー・パオラ・ベガ 、ギリエド・ロペス 、ホン・アレックス・トロ 、パトリシア・ラエ
2004年 コロンビア

バルデラマ.jpg
バルデラマです
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2006年10月14日

神G侠侶・第10集

かつて楊過を苛め抜いたわがまま娘の郭芙はどういうわけか帰ってきた楊過をちやほやする。郭芙を嫁にしたいと競いあってる武兄弟は気が気ではない。
だが楊過はそんな郭芙たちを苦々しく思うだけだ。
しかも郭芙の気遣いは中途半端というか、大事な集まりの時は楊過を使用人の席に座らせたりいい加減なものである。

郭靖は楊過を全真教に預けてしまった事を悔いていた。楊過を嫌っている妻の黄蓉に楊過を引き取って武芸を伝授しないか、と相談する。楊過の父親・楊康を嫌っている黄蓉だが最愛の夫の真心からの相談には承諾せざるを得ない。楊過に自分たちの決心を伝えるのだった。
楊過は黄蓉を恨んでいたことを謝り全てを打ち明けると約束した。だがその時、黄蓉は急に具合が悪くなって倒れてしまう。楊過は内功で黄蓉を助ける。
実は黄蓉はおなかに赤ちゃんがいたのであった。

妊娠した黄蓉は長年努めた丐幇の幇主の座を長老(お懐かしい顔)に渡そうと陸家荘に丐幇たちを集めた。
陸家荘の主・陸冠英は大宋を守る為に今こそ武林の盟主が必要だと皆に問いかける。丐幇たちは「郭靖こそふさわしい」と叫ぶ。
郭靖はそれに応えて「自分はまだ若輩なので洪七公に盟主になっていただきたい」と言い皆もそれに賛成した。
楊過は洪七公が死んだことを知っているので慌てる。このことは黄蓉に打ち明けようとしたのにその時黄蓉の具合が悪くなって何も言えなかったのだ。
だが洪七公は放浪の身なので副盟主を郭靖に頼む事に決まったのだ。

そこへ割り込んできたのは蒙古の第一護国国師という金輪国師とその弟子クドゥであった。
鳴り物入りで登場した金輪国師と弟子クドゥは武林の盟主は武芸で決めるべき。最強の金輪国師と戦ってもらうと言い出す。
陸冠英は、盟主に決まったばかりの洪七公は放浪中。従って弟子同士で戦ってはどうかと申し出、郭靖の降龍十八掌を見せつけようとする。
だがクドゥは郭靖は師匠が多すぎて誰の技かわからない。洪七公といえば打犬棒法、それをこの扇一つで受け止めて見せようと言い出した。

初めて見る方にはさしたる興味をひかないクドゥだと思うんですが(笑)「天龍八部」で大好きだった虚竹を演じた高虎さんのクドゥですので(ややこしー)冷静には観れません(笑)
その上、金輪国師の巴音さんも好きなので大好きな組み合わせの師匠と弟子なのです。まー見るからに悪役なので今後も楽しみですね(ははは)
虚竹でかなりのファンを射止めたと思う(ホントか?)高虎さん。クドゥではどういうファンがつくでしょうかー?
ラベル:金庸
posted by フェイユイ at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 神[周隹]侠侶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジェイ・チョウ POP JAM出演!

皮ジャン.jpg太鼓.jpg
一枚目は特に関係なし(笑)2枚目は太鼓の練習?


真夜中のPOP・JAM出演のジェイ。早めにお風呂に入ってワインなんか飲んで待っていて番組終了後すぐ寝たのでなんだか夢だったかのような。
でも確かに日本のテレビ番組でジェイの歌を聞けたのです。
歌は「遥か彼方/千里之外」と「フォ・ユアンジア/霍元甲」の2曲。「遥か彼方」ではピアノの弾き語りでしっとりと聞かせ「フォ・ユアンジア」ではお得意の「ももたろさん」を混ぜ込みながらダンスも披露。ワインなしでもみんなジェイのパフォーマンスに酔いしれたことでしょう。

もっと観たいなあ、という気持ちはつのりますが幸せなひと時でした。でもやっぱりまた観たいヨオ。
posted by フェイユイ at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

日本版「スティル・ファンタジー」とDVD「Incomparable Concert Live 」

今日ジェイの日本版「スティル・ファンタジー」とDVD「Incomparable Concert Live 」を手に入れる。無論「依然范特西」も「周杰倫2004無與倫比演唱會 」も持っているのだけど。
両方とも台湾版とあまり変わらない(減ってる部分も)がやはり日本語字幕がついているのはうれしい。
全部観てしまったわけじゃないけどジェイの歌のパワーというものを改めて感じてしまった。ちょっとだけ、なんて思っていてもつい見入ってしまう。

ほんとにいい歌が続くのだ。彼を支える多くの人々の熱意にも心打たれる。

「スティル・ファンタジー」「夜的第七章」のメイキング。これもまた内容がわかって楽しい。

CDに関しても日本語歌詞。自分で訳した人は答えあわせができますね(笑)しかし「霍元甲」が加えられているのはいいとしてなぜこんなに順番が入れ替わっているのか?

posted by フェイユイ at 22:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

神G侠侶・第9集

吹雪の中で戦い続ける二人の老人。楊過は義父と知り合ったばかりの老人の間でおろおろし止めに入った。
二人の老人は間に割って入った楊過の手をそれぞれ握ると自らの力を楊過に送り込んだ。見知らぬ老人が送り込んだのは「打狗棒法」老人は洪七公だったのだ。
楊過の義父・欧陽鋒も蝦蟇功を伝授。楊過が見せた両方の技の威力にかつていがみ合った二人の老人は手を取り合って喜び讃えあった。
二人が仲直りしたのを見て楊過も喜んだが、次の瞬間二人の老人は手を取り合ったまま動かなくなった。絶命してしまったのだ。

武林の最強の二があっという間に死んでしまい自分のような若造に埋葬されることに楊過は人生のはかなさを感じる。
そしてなんとしても姑姑を探し出すと決意を新たにするのだった。

ほんとに凄い勢いで現れ死んじゃったなあ。吹雪の中笑ったまま死んだお二人。なかなか大変そうです。
楊過もいきなり両方から力を注入されて身体が爆発しないかね。

義父・欧陽鋒と洪七公の墓を作った楊過は再び一人きりで歩きだす。そこへ黒馬に重荷を引かせながら容赦なく鞭打つ男が通りかかった。
あまりの酷さに楊過が注意すると男が言い返す。楊過はたまらず男を倒してしまった。
楊過はいじめられる馬に自分を重ねてしまったのだ。優しく癒してやり放そうとするが馬は行こうとしない。楊過は「同じ身の上だ」とその黒馬に乗っていくことにした。

その頃、郭靖・黄蓉夫婦が大勝関の陸家荘で英雄大宴を行おうとしていた。蒙古の侵略に備えてのことだった。
それに大勢が参加しようと向かっていたのだ。それを耳に挟んだ楊過は顔に泥を塗り髪をぼさぼさにして(あまり変わっていない)後に続いた。
空には白い大鷲が飛んでいる。

同じように小龍女も英雄大宴の話を聞きかじっていた。

陸家荘には大勢が集まりにぎわっていた。幼い頃楊過をいじめた郭芙と武兄弟もそこにいる。
郭夫妻は集まった客達を迎えるのに大忙しだった。

楊過はそこに全真教での師匠だった趙志敬や甄志丙らの姿を見る。彼らは郭靖に頼まれた楊過が逃げ出したのをどう詫びるか考えていた。
楊過がいることに全真教の師匠たち、郭靖夫婦が気づいた。張り詰めた雰囲気の中、郭靖は喜んで楊過を抱きしめた。

楊過は師匠たちに謝りなさいと言う郭夫妻に対して自分がどんなに全真教に苛め抜かれたか、恩人である孫婆やを殺されたのかを訴える。
全真教はいじめるだけで武芸は何も教えてくれなかった、と。
師匠らは楊過がさからうばかりで他の女の弟子になったと言い付けた。
黄蓉は楊過を打つ真似をする。楊過は避けようともしない。が、黄蓉は楊過が抜け目ないことを知っていた。
続いて趙志敬が楊過を攻撃するが楊過は泣き喚くばかりで抵抗もしない。
どうしようもない全真教たちはその場を立ち去った。

黄蓉は隠れて一部始終を見ていた郭芙と武兄弟を呼び出した。新しい来客が訪れたため郭夫妻は退席する。
楊過は昔の恨みで表情を固くしているが甘ったれの郭芙は久し振りの楊過に興味津々の様子である。これを見た武兄弟はわざと楊過に客室を用意したと告げるのだった。

楊過が郭靖夫妻、郭芙と再会し新しい展開となってきました。黄蓉・郭芙母子が何とはなしに周迅のイメージと重なるのがおかしい。郭靖は全然違うけどなー。

原作:金庸 製作:張紀中  監督:于 敏
出演:楊過=ホアン・シャオミン、小龍女=劉亦菲、甄志丙=程皓楓、郭 靖=王洛勇、金輪国師=巴音、黄 蓉=孔 琳、李莫愁=孟广美、郭 芙=陳紫函、郭 襄=ヤン・ミー、公孫止=鐘鎮涛、霍 都=高 虎、郭破lu=銭博、陸无双=楊蕊、武敦儒=王 寧、武修文=趙錦涛、周伯通=趙亮、欧陽鋒=huo乃社、
柯鎮悪=馬杰林、裘千尺=李 明、丘処机=陳継銘、耶律楚才=張紀中
耶律斎=張鴻飛、公孫緑萼=傅miao、一灯=王衛国、孫婆婆=李名qi、洪七公=大 力、孫不二=孫xiao燕
ラベル:金庸
posted by フェイユイ at 22:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 神[周隹]侠侶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「燃えよドラゴン」ブルース・リー

ドラゴン.jpg
ドラゴン2.jpg

もうブルース・リーを賛辞する言葉のバリエーションは残ってはいないだろうな。とにかく私の少女時代、男の子達の最高のカリスマ。最強のアイドルであった。
私はまあ女だったせいもあって当時はそれほど感銘はうけなかったが(勿論女性のファンもいただろうが、あんなに男の子達が真似をしてるスターと言うのはかつても今もいない気がする。みんなヌンチャクを持ってたんじゃなかろうか)(私はしばらく後で知ったジャッキー・チェンが好きだった)
テレビで何度もブルース・リーの映画は観てたけど今回改めて観てその素晴らしさに感動する。
特にこの「燃えよドラゴン」はその名主題曲とも相まって完璧なアクション映画である。

何と言ってもブルースの表情の豊かさに魅入られずにはおけない。アクションスターというと演技力はイマイチ、というようなイメージがあるかもしれないがブルースは違う。華やかなアクションだけでなくファン達が惹き込まれるのは心をすべて表しているその目と顔だ。
ある時は笑みをたたえゆったりとした精神を持っているように感じさせる。だが家族を殺された復讐を果たした時は深い悲しみが溢れる。
そこには優しさと厳しさを併せ持つある仏の姿にも見えないだろうか。

30年以上も前の映画であるがアクションシーンにおいては何の遜色もなくむしろこれ以上のものは以降作られてないのでは、と思わされる。
もし彼が現時代に登場し映画を撮るのなら悲しくなってしまう。現在のアクションものはすべてCGで無意味に塗りなおされてしまう。不必要な装飾を施されてしまう。
時にはおかしくさえ感じられるほどブルースが肉体を駆使して作りあげられたこの映画の美しさは失われてしまうだろう。

ブルースの戦いの場面はどれも名場面と評されていい壮絶なまでの美しさがある。
有名な鏡の中の戦いのシーンは心の恐怖を現し、途中で師の言葉が聞こえ活路を見出すなどまったく格闘技映画の真骨頂と言える。

以上多分何度も語りつくされ繰り返された言葉である。
とは言え、ブルース・リーの肉体を見てしまっては誰も黙ってはおれないだろうよと開き直ってみたりする私であった。

監督:ロバート・クローズ  出演:ブルース・リー 、ジョン・サクソン 、ジム・ケリー 、アーナ・カプリ 、アンジェラ・マオイン、ジャッキー・チェン (出ていたりする)
1973年香港・アメリカ
ラベル:アクション
posted by フェイユイ at 00:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

「世界」ジャ・ジャンクー

世界.jpg世界2.jpg世界3.jpg世界4.jpg

「青い稲妻」がとても好きだったジャ・ジャンクー監督作品です(他のはまだ観てないだけですが)
田舎町を舞台に映画を撮っていた監督が北京という大都市での物語を映像にしたわけですが、なんとも言えず物悲しくてよいのでした。
この映画も淡々とした展開で(最近このフレーズばっかです)すが、なかなか面白くて観いってしまいます。まあこれも私が中国に興味があるせいかもしれないのでそうでない方がどう思われるかは想像しがたいです。

なにせ「北京を出ないで世界を回ろう」というキャッチコピーで作られ運営されている「世界公園」で働く若者達の姿を描いているのですが、これ自体がもう涙モノなわけでそういえば「ちびまるこちゃん」でこういうのあったな、とか。まるちゃんがおじいちゃんと一緒に町内で世界一周をすると言う話。なんだっけとにかくインドカレーだとかパリだとかハワイとか(適当に言ってます)そんな名前のついてる店を巡るわけですね(記念撮影もしたっけ?)この場合は幼いまるちゃんとお祖父ちゃんだけの楽しみだからまだいいんですがここでは北京中いや中国のあちこちからやってきてミニチュアのエッフェル塔やピラミッドの前で写真とって喜んでいるわけです。
そこで働く若者たちは一見華やかではあるけれど毎日民族衣装を着て同じように踊ったりしなければいけない。そして舞台裏では不倫や嫉妬、盗み、なんかが渦巻いている。
また建設現場で働いている男達。主人公のタオやタイシェンたちと同じように田舎から北京へ出てきた者たちだ。アルクーニャン(二姑娘)と呼ばれている青年がいて飛びたって行く飛行機を見てタオに問いかける「飛行機には誰が乗っているんだろう」タオは「知らない。私の知り合いにはいないわ」と答えるのだった。このアルクーニャンは無理をして夜間まで働いたために事故に会い死んでしまう。その時紙の切れ端に書き残したのは人の名前を数人と金額そして「借金があります」という言葉だった。

嫉妬深いために恋人を付回した挙句自分の服に火をつける男やら言葉も通じないままにタオと友達になったロシア人の女性アンナなど色々な人々の生き様が描かれていく。
タオと恋人のタイシェンはくっついたり離れたり。肉体関係を持つことを怖れているタオがやっと決心をして「裏切ったら殺す」「肉饅頭にするのか」というのがおかしい。
でも結局タイシェンの浮気がばれて話している最中に二人は一酸化炭素中毒で死にそうな目に会う。
が他の人の懸命な救助で助かった。ラストの言葉は再生を予感させて心強い。

タイシェンが浮気相手とダンスを踊る時の歌はレネ・リウなのですね。
また世界公園の女子寮の部屋にはジェイ(周杰倫)のポスターが!うれしい!!でもタイタニックのポスターもあったからきっと若い女性ならこういうの貼るよね、ということなのでしょう(笑)
またタオたちをはべらせて酒を飲むおじさんたちがカラオケで歌っていた「十八番」の歌は「康煕王朝」の主題歌(違ったかな。とにかく私が見たドラマだわ)であった。すっかり皇帝気分?

監督・脚本:ジャ・ジャンクー 撮影:ユー・リクウァイ 出演:チャオ・タオ、チェン・タイシェン、ワン・ホンウェイ
2004年中国
posted by フェイユイ at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

「推手」アン・リー

推手.jpg

アン・リー監督の作品は「ブロークバックマウンテン」の他に「ウェディング・バンケット」と「グリーン・ディスティニー」を観ているがもう少し知りたくなってデビュー作品を借りてみることにした。

中国・北京で生まれ育ち太極拳の名手であり達筆、京劇を楽しむ、という中国文化を体現化した如くの朱老人(と言うの憚られるが)がアメリカで学びアメリカに家庭を持つ一人息子に引き取られることになったのだ。
が、息子の嫁はちゃきちゃきのブロンドアメリカン。中国5千年の歴史と新大陸アメリカとの戦いが始まった。てわけじゃないけど若い嫁マーサと朱老人はまったくソリが合わない。
互いに言葉が通じずまた意思を通わせようと言う気持ちもまったくない。
マーサの夫であり朱老人の息子であるアレックスはその間に挟まって苦悩の日々。真面目な性格もあってついに爆発。台所をメチャメチャにして飛び出した。

観ているとどの人の気持ちもよーくわかるという細やかな脚本・演出。最も悪役的なのはマーサだろうけどせっかく今までいい家庭を築き自分は新進作家として執筆中、という所へ中国語しか解さず(変な字を書いたり)急に踊りだしたり(太極拳)奇声を発したり(京劇を見ながら)タバコの吸殻をあちこち捨てたり(これはいかん)自分はダイエットのために野菜しか食べられないのに目の前で油たっぷりの肉料理をぱくつく老人が来たらばこれはいらだつことであろう。
たとえ言葉が通じたとしても(却って通じない方がまだ我慢できるかもしれないが)相容れないことは見えている。
私なんかはこんなステキな義父ができたらうれしくて弟子入りしそうだ。太極拳も習ってみたいし言葉を教えてもらって色々話を聞いてみたい。だがまあこれは私が中国オタクだからであってそうでないものには野蛮な風習にしか見えないのかもしれない。

反発しあう舅と嫁はまだしも板ばさみのアレックスはどうしようもない。
割り切れと言われても割り切れるものではない。心底父親を尊敬し愛しているのが伝わって来る。マーサが病気になって倒れても父親の書を表装しようかと心配したりする。
中国の家父長制度とアメリカ式夫婦との軋轢で彼の精神はついに沸点に達してしまったのだ。

アレックスがメチャメチャにしたキッチンをいがみ合う嫁マーサと義父が力を合わせて片付けていく。
それは一旦破壊された世界が再生するかのような予感をもたせたのだが実際の生活はそうは上手くいかない。この辺の展開が実にうまい。

独り身の父親を未亡人とくっつけて片付けてしまおうという息子の陰謀を知り、誇りを傷つけられた朱老人は自ら家を出ることにした。70歳にして皿洗いのバイトで生計をたてようというのだ。
だが初体験で手間取る朱老人を店の社長は冷たくクビにしようとする。
反論した朱老人をチンピラを使って追い出そうとするが朱老人は太極拳・推手の達人。
彼らの攻撃にはびくともせず、あっという間に皆をなぎ倒してしまう。
おまけに駆けつけたポリスマンらも歯が立たない。どこまでもかっこいい朱老人なのであった。

推手と言うのは襲い掛かってくる敵の力を利用してそのままそれを敵に返し倒してしまう、という極意なのである。(間違いでしたらすみません)
その達人である朱老人も生活においては「無の境地に達するのは難しい」とつぶやかざるを得ないのだった。

結局アレックス・マーサ夫妻(息子一人)と朱老人は別居する事になる。心の安静を取り戻したマーサは新居にいつ来てもいいように朱老人の部屋を用意した。
部屋の壁には朱老人の剣が飾られた。

朱老人は息子達の陰謀で一度は離れる事になった陳さんとよりを戻す。
「午後、用事はありますか」「いいえ」これは老いらくの朱さんと陳さんのラブストーリーでもある。物語は明るい日差しのなかで幕を閉じた。

たんたんとした語り口ながらアクションありラブあり食事のシーンも美味しそうである(ちゃんと食べてる)
冒頭部分、白人女性とアジア系老人が延々と(と感じる)黙したままでいるのが何も知らないまま観始めた者(私も)はちょっと困惑してしまう。この困惑が物語の核心なのでここでめげないで欲しい。

無理矢理こじつけだが最後の朱老人の剣を壁に飾るのを観て「ブロークバックマウンテン」で愛する人のシャツを箪笥に掛けていたことをちょっと思い出す。
また父親と息子というテーマも重要なものとなっている。

なお特典としてアン・リー監督のインタビューが付属していた。「ブロークバックマウンテン」の宣伝での来日の際に行われたらしくポスターの前でのインタビュー。
「ブローク」との比較もしつつ監督の映画について質問・応答されていたのが興味深いものだった。
ラベル:家族
posted by フェイユイ at 21:53| Comment(2) | TrackBack(2) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジェイ初生テレビ出演「ちちんぷいぷい」

ジェイ初生テレビ出演「ちちんぷいぷい」のようすを見せていただきました。

うひゃー、観れなかった者にとってこんなうれしいモノはありませんね。
ありがたいことですー。

posted by フェイユイ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

YouTube ジェイ関西空港での一幕

ジェイ情報いろいろ知りたい気持ちはあれど、毎日の雑事に追われ時間がないせいもあってなかなか検索したり探求できない私ですがYouTubeで関西空港の来日光景を見られることを発見(笑)
なんだか(ジェイを見るための)他にも色んな手立てがありそうですね。

テレビ放送も見れないではいるのですが、何とかなるのかも?と思ったりしております。ラジオも?
posted by フェイユイ at 11:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジェイがHitFM主催カラオケコンテスト審査員

久し振りにスカパー!BB覗いたら、「ジェイがHitFM主催カラオケコンテスト審査員」と言うのをやってました。無料です。
posted by フェイユイ at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

「ニュー・ワールド」テレンス・マリック

ニュー・ワールド.jpgニュー・ワールド2.jpg

・・・静かな感動を覚える映画だった。

正直途中までは「これは単に白人の男に都合よく利用された未開の地の女って話じゃないだろうな」と危ぶんで観ていたものだ。
若く美しく気品に溢れ明るい表情を持つポカホンタスに心惹かれたスミス大尉は突然怖気づいて自分は死んだということにして彼女から離れていく。虫のいい言い訳のように思えたのだ。
新たに彼女を愛する男ロルフが登場したもののポカホンタス=レベッカの心はスミスを離れず彼の生存を知り再会する。
だがスミスと再び会うことでポカホンタスが共に歩んでいける夫はロルフだと知るラストまでの過程は決して胸踊るような華やかな展開ではないのだけれど一人の少女が男と出会い結婚し母となる成長を穏やかな眼差しで見ている心地よさがあった。

ネイティブ・アメリカンの少女ポカホンタスを演じたクオリアンカ・キルヒャーの新鮮な美しさが印象的だ。何という眼差し。スミスとロルフの二人がその自然な愛らしさに惹かれるのは当然のことだと思える。
だが自然の中にいた彼女を愛したスミスが彼女をそこから出してしまう羽目になったのが間違いだったのだろう(無論彼自身はそれを望んでなかったのだが)
それに比べロルフはありのままの彼女、レベッカとなったポカホンタスを愛したのだから分がいいに決まっている。

スミスとポカホンタスが愛し合う場面は神話のように美しい。互いを「自由の翼」「愛の光」と呼び合った二人は彼ら自身の真実を感じている。
遠くに走る稲光が彼らの運命を表しているのだろうか。

コリン・ファレルが演じたスミスは過酷な運命をあえて辿っているようだ。それは同じくコリン・ファレルの「アレキサンダー」にも似通っているように思える。
どちらも叶うあてもない未知の世界への挑戦を続けた男たちである。挑戦の結果は空しく、周囲の人々の目が冷たく注がれている。
ポカホンタスという女性の人生に感銘を受けると共にスミスの「自由の翼」と呼ばれた魂にも感じるものがあった。

ポカホンタスを見守っていく同じくネイティブ・アメリカンの男をウェス・ステューディ が演じている。彼は映画「ジェロニモ」の勇敢な戦士ジェロニモ役で忘れられない存在であった。ここでも彩られた顔の中にその精悍な表情を覗かせている。

監督:テレンス・マリック  出演:コリン・ファレル 、クオリアンカ・キルヒャー 、クリストファー・プラマー 、クリスチャン・ベイル 、オーガスト・シェレンバーグ 、ウェス・ステューディ
2005年アメリカ
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2006年10月03日

「10ミニッツオールダー(トランペット) 人生のメビウス」

10分.jpgライフライン.jpgメビウス.jpg

15人の映画監督がそれぞれ10分間の映画を作り『10ミニッツオールダー イデアの森』&『10ミニッツオールダー 人生のメビウス』というオムニバス映画にしたものだ。
これはその内の7人の監督による『10ミニッツオールダー(トランペット) 人生のメビウス』である。

まず始めのアキ・カウリスマキ「結婚は10分で決める」で囚われてしまう。拘置所から出てきた男がいきなり会社を辞めると告げにいき「愛のために」女とシベリアに行くと言い出す。
どういうことなのか、まったくわからないまま映像は終わってしまう。暗く重く冷たい雰囲気だ。
途中に出てきたバンドも謎だ。男と女はどういう関係なのかすらわからない。なのに指輪はどうしても欲しい。
結局私はこの作品が一番好きで気になった。SFのようでもある。

最も衝撃的でありかつ美しい作品はビクトル・エリセ 「ライフライン」 穏やかに眠る母と赤ん坊。静かな村の様子と共に心和むひと時のはずだがどうしたことか赤ん坊の産着からみるみる血がにじみ出てくるではないか。村人は何も知らずのんびりと日々の作業を続けている。
黒猫が部屋に入ってきて赤ん坊をじっと見つめる。目を開けた母親がやっと我が子の異変に気づく。母親の叫び声に駆け寄ってくる人たち。
経験豊かな様子の女性が手馴れた手つきで赤ん坊のへその緒の処置をする。ほっとした空気が満ちる。赤ん坊の小さな足の指の映像が可愛い。
そういった平和な村人に守られた命の映像とナチスの侵略の新聞記事が映し出される。
ごくわずかな時間の中で命と平和の尊さを描いた素晴らしい短編である。

ジム・ジャームッシュ 「女優のブレイクタイム」 ジャームッシュって本当「ストレンジャー・ザン・パラダイス」以来。その時は大変衝撃を受けた。この短編もまた美しいモノクロの映像でやや物憂い空気が心地よい。
が、しかし主演の女優役の女性がタバコをふかし始め肉抜きの食事が運ばれた時「あー、多分ご飯でタバコをもみ消しそうだな」と予想したら案の定であった。この映画だけではなくアメリカ映画では食べ物と言うものは必ず捨てる為に使用される。醜い敵役はうまそうに食べたりするがスマートな主役級は必ず食べ物を粗末にする(ハンバーガーなどをみてもうんざりしたように捨てる)
アメリカ映画で一番嫌いな所なのだ。ちゃんと食え!大体通常が食いすぎだから映画で食べ物を捨てるんだろう。か、太ってしまうから食べ物を憎んでおるに違いない。逆に食べ物をきちんと食べる映画はとても好きだ。それがおいしそうなモノならなおのこと。
まあジャームッシュはアメリカ人なのでこの「食べ物憎悪」の呪縛から逃げる事は不可能なのだろう。仕方ない。
無論このアメリカ人のうんざりしたら食べ物を虐待する、という手法で主人公がうんざりしたのがわかる仕掛けは成功している。
(食べ物の話で長くなってしまった)

スパイク・リー 「ゴアVSブッシュ」
人々の顔のアップと話だけでよくもこんなに面白く撮れるものだ。実はまだスパイク・リーの作品を一つも観たことがないのだが(すみません)これ一つでも切れ味のある作品を作る人なのだろうなと感じた。

チェン・カイコー 「夢幻百花」
これが観たかったのだった。
北京の古い街並み・胡同が壊され新しく高層ビルが作られていく。北京オリンピックが開催されることになってからはその変化は著しいものだと聞く。
そんな侘しさを素直に表現した映画でこの作品集の中では最もわかりやすかった。

「時間」というものをそれぞれの監督の感性で表現した作品集。名だたる名監督ばかりなのでやはり見ごたえのあるものだった。

後二つヴェルナー・ヘルツォーク 「失われた一万年」と ヴィム・ヴェンダース 「トローナからの12マイル」 にはさほど興味が持てなかった。
(どちらもドイツ人だなぜだろう)表現がありきたりに思えるからだ。
未開地の人の話はどうしてもこういう考えになってしまうし、薬で幻影を見たんではしょうがない。

こういう短編映画はとても楽しいものだ。色んなテーマで競ってもらいたい。

2002年
ラベル:時間 メビウス
posted by フェイユイ at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カム・ウソン「イ・ジュンギの唇に見惚れました」

カム・ウソン「イ・ジュンギの唇に見惚れました・・・」

先日書いた記事と同じことを繰り返す(笑)ドサクサで見てたけど一応記憶に間違いはなかったのね(笑)

イ・ジュンギの唇を魅力的に感じたというカム・ウソンが素敵だー。
王様のご意見も知りたかったです。

ラベル:同性愛
posted by フェイユイ at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

「LOVERS」十面埋伏 /HOUSE OF FLYING DAGGERS

ラヴァーズ.bmpラヴァーズ2.jpg

大変面白い映画でした、色んな意味で。
何と言っても踊りを含むアクションの華麗さ・奇抜さを美しい映像を通じてみるのは心地いい事です。
小妹役のチャン・ツィイーのきりとした強い眼差し、優美な身のこなしは見惚れてしまう魅力に溢れています。
金城武も相変わらず2枚目で彼の大きな身体はヒロインの華奢な風情を表現するのにうってつけの相手役です。
が今回の見所はアンディ・ラウなのかも。私は彼の作品を殆ど観てないのです(思い出せるのは「インファナル・アフェア」ものくらい)が、香港のスーパーアイドル的な存在というイメージがありますからきっとヒーローの役が多いのだろうと思います。その彼が演じた劉という男はなんとも物悲しい情けない存在ではありませんか。
感情を押し殺した演技から苦悩が伝わってきます。ラスト雪の中をよろける様に去っていく姿にもどうしようもなかった悲しさを感じました。
この物語は王様やお姫様の話ではなくしがない役人と飛刀門の下っ端の二人の生き様なのでした。
その点も前作の「英雄」と比べてまた興味深いのではないでしょうか。数多くの作品はどうしても目立つ存在の者が主役になってしまうものですが、このように名もなき者たちにも生死を賭けた生き様があったはずです。

この映画を観てて唐突に白土三平の「カムイ外伝」の中の一話を思い出しました。それは抜け忍のカムイが山の中に住む木こりの集団の中に身を置き追っ手から姿を隠す、という話なのですが、実はその木こり集団こそが追っ手でそこでカムイが知り合った美しい少女はカムイを殺す為に機会を狙っていたのでした。だが少女はカムイと過ごすうちに彼を愛してしまったのです。
別にストーリーは似てはいないのですが小妹が盲人のふりをしていたことに対してこの少女が美しい顔を汚して醜い顔に見せていたこと。カムイを殺す為に短剣を投げる手段をとっていたこと。カムイを騙していたこと。そして最後に死んでしまった事などが不思議に重ね合わせて思い出されたのでした。
まあ、余談です。

ところで(私を含めて)多くの人がこの映画に疑問を持っているようです。つまりはこの映画のストーリーと主題がどうしてもよく判らないのですね。
張芸謀をして一体なぜなのか?それはエンドロールが出てきてあっと叫んだのですが、この映画を「故アニタ・ムイに捧ぐ」となっているではないですか。実はアニタ・ムイがこの映画の要であろう飛刀門の頭目であったのでした。
彼女の代役を立てることもなく作り上げた作品はどうしてもこのような「何かが足りない」状態になってしまったのでしょう。
まったくアニタ・ムイの頭目を観てみたかったと思います。

それとこの日本語タイトル。最近タイトルに疑問を持つことが非常に多くて一体どうしてなのか、と思うのですがこの映画でも「LOVERS」では皆の疑問がより多くなってしまうようです。
言語タイトル「十面埋伏」の方が日本人の目で見てもまだ八方に伏兵が潜んでいる危うい状態を感じさせていいのではないでしょうか。主人公たちはこのタイトルどおり八方ふさがり、自分たちではどうしようもない立場にいるのですから。
金が小妹に言った「風のように生きていこう」という言葉は彼女にはかなわぬ夢でしかなかったはずです。

か、英語タイトル「HOUSE OF FLYING DAGGERS 」飛刀門というわけでストレートでいいですね。

中華圏の映画を観てると役名と役者名が重なっている事がよくあるのですがここでも金=金城武、劉=劉徳華、チャン・ツィイー=一番若いから小妹、というそのまんまですね。

監督:張芸謀 出演:チャン・ツィイー、金城武、アンディ・ラウ
2004年中国


posted by フェイユイ at 22:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

「藍空放浪記」1ヶ月がたち

「藍空放浪記」に移り住んで一ヶ月。やっと慣れてきたというところでしょうか。
昨日のアクセス数は142。思った以上に「バーディ」に反応があって驚きです。思い出の映画だけにうれしい限りです。今日も「ターネーション」より「バーディ」の方が上ですねー。そんなに人気だったのか。びっくりだ。

放浪記というからには世界の色々な映画を観たいというのが希望です。
特に気をくばったわけではありませんが一応満遍なくあちこちの映画を観てしまったのでほっとしてます(笑)

神[周鳥]侠侶をもっと早く観て行きたいのですがとにかく観たい映画は多し時間はなしでして期待しておられる方は(いるのかなー)気長に待ってくださいませ。

周杰倫、いつもの事ながらめちゃくちゃ情報遅くて(ってじえるなさんに教えてもらっただけじゃ)申し訳ない。まー、私が情報源にならない事はもう皆様ご存知だと思うので他のジェイ迷サイトを見てください〜(なんちゅうやっちゃ)

一方「藍空」は264。300を越える日も結構あってまだ見ていただけてうれしいです!最近は張孝全くんにアクセス多いぞー!それとエディソン・チャン「ジェネックス・コップ2」なぜだー。
後は「王の男」とニエズ関係です。ありがとう!!
ラベル:近況報告
posted by フェイユイ at 21:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日(10月1日)ジェイ・チョウ来日!

てなことを今更叫んで遅すぎですね(-_-;)

一体どれだけ見ること聞くことができるか自分でもわからないのですが、

SONY

■放送局  Inter FM 76.1
■放送日 10月より 毎週月曜日22:30〜23:00

10月3日(火) MBS「ちちんぷいぷい」出演予定
10月14日(土)MBS「知っとこ」放送予定

また2日にはPOP JAMに出演ということですね。

いやー慌てて書いたんで手抜き&間違いあるかも。
とにかく楽しみです!!!
posted by フェイユイ at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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