映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2007年01月02日

神G侠侶・第21・22集

裘千尺から毒消しを半分飲まされた楊過の命はわずか18日。裘千尺は後の半分を飲む為には郭靖・黄蓉夫婦を殺して来い、と楊過に命じるのだった。

復讐は止めて、残された18日を姑姑と過ごしたいという楊過に小龍女は自分たちの不運を嘆く。そして楊過が死ねば私も死ぬ、と言う。それを聞いた楊過はやはり郭靖たちを討たないわけにはいかないと決心する。

その頃郭靖たちは攻めてくる蒙古軍から宋を守る為、襄陽の城塞に立てこもっていた。援軍が来ず状況は切迫してういた。
決意を固めた楊過と小龍女はその中へと入る。楊過たちを人前で咎めた郭靖は帰ってきた二人を歓待する。楊過たちが窮地を救いに来たと信じているのだ。だが黄蓉は朱の助言もあって楊過たちの企みを感じていた。だが大きなおなかを抱えた黄蓉は通常のように自由がきかない。大きな戦いを前にして不安もある。おおらかな郭靖は黄蓉の心配を打ち消し楊過を信じていた。

久し振りの再会に郭靖は楊過に同じ寝台で寝るのを勧める。楊過が夜中に刃を向けても郭靖は内功が乱れたのだと言う。
夜が明け、蒙古軍が攻めてきた。その中にはフビライと金輪国師の姿もある。蒙古軍は宋の民を盾にして攻撃するという卑怯な手を使ってきた。郭靖たちの軍が攻撃すれば宋の民を殺してしまうのだ。
仕方なく攻撃をする軍に郭靖は「宋の民を助ける為に戦っているのだ。殺すな」と叫ぶ。そして大軍を前に獅子奮迅の戦いぶりを見せ付けるのだった。その凄まじさにはフビライも舌を巻き「さすが祖父が娘婿にしようとしただけのことはある」と感嘆する。
だが金輪国師の矢の攻撃に郭靖も危うくなる。それを見た楊過は我慢ならず郭靖を助けてしまった。

うう、やっぱり郭靖はかっこいいですー。本当の英雄ですね。それに比べ楊過は迷いがあり苦しんでいます。

楊過に助けられた郭靖は自ら矢を放ち金輪国師に反撃する。それを見たフビライは撤退を命じた。宋軍は喜んだが、郭靖は統制のとれた蒙古軍の引き上げにも感心し宋軍の力のなさを実感した。

宴が催され郭靖と楊過の活躍が讃えられた。それを見ていた武兄弟は無謀にも二人だけで蒙古へ行き、フビライを闇討ちしようとする。
それを知った郭靖は楊過を連れて二人を救い出しに行った。今にも生まれそうな黄蓉は小龍女に残ってくれるよう願った。

かつては郭靖の親友トゥルイがいた蒙古。そしてトゥルイの息子フビライを相手に郭靖は武兄弟を放すように申し出た。フビライはそれを許した。そして無謀な行動をした兄弟を叱らずその意気を褒める郭靖を見てフビライは、宋の王は忠臣や民を思いやらぬ愚王である。英雄である郭靖がなぜそのような王に仕えるのか、と聞く。郭靖は王ではなく民のために戦うと言う。
フビライは英雄の願いは同じだ、蒙古軍は宋の安泰のために宋を攻めている、と言う。これに郭靖は蒙古軍がどれほどの宋の民を殺したか、と怒り、楊過とともに帰ろうとする。
その前に金輪国師たちが立ちはだかった。凄まじい勢いで郭靖たちを襲う金輪たち。郭靖の反撃もまた怖ろしいほどの迫力である。だが楊過の心にはまだ迷いがある。なぜ郭靖が父・楊康を殺したのか、と。だが命がけで自分を守ろうとする郭靖に楊過はついに覚悟を決めた。
だがすでに郭靖は傷つき楊過の力だけでは脱出が難しい。そこに以前鍛冶屋をしていたフォンが登場した。フォンは格段に強い金輪を羽交い絞めにして離れようとしない。力は上だが執念ですがりつくフォンをさすがの金輪も手のうちようがない。その隙に郭靖をおぶって逃げる楊過を追わんとする金輪だがフォンに手こずりやっとはがしてもフォンは金輪にしがみついたままの格好で死んでいた。

命からがら襄陽の城にたどり着いた楊過と郭靖。
郭靖は楊過が命がけで自分を守ってくれたと黄蓉に告げる。まだ半信半疑な黄蓉(まったく用心深い)楊過は小龍女に「郭靖は宋の民のために戦っている。自分は殺す事ができない」と打ち明ける。
黄蓉は楊過を見舞い桃花島の秘薬九花玉露丸を小龍女に渡す。礼を言う楊過。そこにどこからか金輪国師の弟子・クドゥの声が聞こえてきた。金輪国師の書状を持って来たという。無礼なクドゥの物言いに黄蓉は声を荒げる。そして臨月の身でありながら、クドゥの手から書状を取り上げた。

わーい、久し振りのクドゥ=高虎さんですわ。タレ目がかわいい。虚竹だったのが不思議なほど悪い奴です。ちょっと抜けてるとこは同じですが(笑)
次回も出てきますね、これだと。

それにしても激しい2話でした。郭靖すてきです。でも、どうしても郭靖=リー・ヤーポンって思い出しちゃう。かっこよかったなあ。昔は悪口ばかり言ってたけど(すまん。だって凄くお間抜けだったから)大侠というにふさわしい男です。


ラベル:金庸
posted by フェイユイ at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 神[周隹]侠侶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジェイ・チョウ、タレント仲間とチャリティ・ソフトボール大会に

ジェイ・チョウ、タレント仲間とチャリティ・ソフトボール大会に

去年の報道ですが、こんなものが。普段はバスケ好きなジェイ。2塁で封殺されてからやる気に!負けず嫌いです。
posted by フェイユイ at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ジャスミンの花開く」ホウ・ヨン

ジャスミンj.jpg

何となくまた不幸な女性の物語かな、と不安を持って観たのだがこれがなかなか面白かった。
30年代から80年代の上海が舞台。「茉莉花開(モーリーファ・カイ)」という原題が示す「茉(モー)」「莉(リー)」「花(ファ)」という名の3世代の女性像をチャン・ツィイーが演じている。彼女の気の強そうな表情がとても生きた作品だった。
そしてその彼女の母親役・祖母役となるのがジョアン・チェン。あんまりいいイメージを持っていなかったのだが本作ではとても綺麗に見えたから不思議。特に最後の祖母役は素敵だった。

娘役をチャン・ツィイー、母親役がジョアン・チェンなのだが、チャン・ツィイーが母親の年になるとジョアンがその役を演じその娘をまたツィイーが演じているのが面白い。3番目の娘フアは養女なので血のつながりはないのに娘になるとツィイーになるのが楽しいのだ。

中国映画というと凄くいい人が出てきて感動させる話というのが正直辟易するものだがこの作品に出てくるのは全面善人というのではないし、むしろ嫌な人間だったりする。
3人の娘たちなんかちっとも母親の言う事を聞かないどころか罵ったりするし、その言動で愛する人を死に追い詰めてしまうような激した性格をしている。お母さんも娘を思うためとは思えないほど、行き過ぎな意地悪だ。しっかり自己主張している、とも言えるが。
それぞれの娘の相手役となる男達も夢のように女たちに幸福を運んではくれない。ここで興味深かったのはよくあるいい娘なのに騙されて不幸になる、というのではなく女たちがその道を選んだという描かれ方がされていることで、むしろそういうやり方の方がきっぱりとしてて潔い。男だけに責任転嫁してもしょうがないからね。

モーの男モン(姜文)はモーが映画界に憧れているのを利用して彼女と肉体関係を持ってしまう。モンは妊娠したモーに堕胎を願うが手術に恐怖を抱いたモーは結局堕胎できず飛び出した家に戻り母親の元で娘を産む。日本軍の侵攻がきっかけでモンは一人香港へ逃げてしまう。
その娘がリーとなる。リーの夫(ルー・イー)はいい青年なんだけど熱心な共産主義でブルジョアを嫌っている。金持ちのお嬢さんであるリーとの生活が噛みあわない。多くの日本女性はリーの新婚生活には同情しちゃうと思うんだけど部屋の中に便器を置く事や貧しい食事などが、リーにはどうしても受け付ける事ができないのだ。苛立つ彼女はお姑さんにもきつい言葉を投げてしまう。またリーが不妊だったためにますます二人の間はが狂いだしていく。だが、リーという女性は夫と自分の母親が仲良くするのにも嫉妬するようなところがあってそのことで幻覚まで見てしまうのだ。赤い痣があるのは幸運の印といわれていたリーだが、彼女の精神はどこか歪んだものがあったのだろうか。3人の中で最も悲しい運命を背負っていた。優しい夫は不妊を気にせず養女をもらう事でリーを慰めるのに、リーは夫が成長した娘に性欲を抱いていると勘違いして夫を責める。そのために夫は自殺してしまいリーは傷心を抱いたままどこかへ去ってしまうのだ。
リーが養女としたフアをリーの母親モーが育てる。
成長したフアはトゥ(リウ・イエ)と結婚する。だが大学に受かったばかりのトゥはフアの住む上海からは遠い大学へと行ってしまう。長い間待った後でトゥは日本へ留学しフアと離婚すると言うのだ。妊娠したフアはトゥを殺そうとするが果せず一人で子供を産んで育てることにした。

3世代で娘達の体験が繰り返されるように進むのだが、流されて生きてしまった過去の二人と違いフアは力強く生きていく事を選んだ。
そういった変化を時代そのものの変化とも合わせて描かれていく。

またフアはメガネをかけているのだが、この様子が実に可愛くてまあ日本では今「メガネっ娘」は人気なんであるが同じ感覚で撮られているのだろうか、いいけど。

上海が舞台で中国情緒たっぷりというのにも凄く弱い。チャン・ツィイーのチャイナドレスもセクシーでチアン・ウェンのいい加減男ぶり、ルー・イーの顔と性格の端正さぶり。いつも泣きそうないい人っぽいリウ・イエが一番悪い男なのも面白く観れた。
こういう露骨な女性の生き様というのは結構賛否が分かれるものではあるけど、私は非常に楽しんで観た作品だった。

監督:ホウ・ヨン 出演チャン・ツィイー、ジョアン・チェン、チアン・ウェン、ルー・イー、リウ・イエ
2004年中国
ラベル:家族
posted by フェイユイ at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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