映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2007年03月30日

神G侠侶・第31集

情花の棘から自分を守る為にただ一人の味方である弟子・洪凌波を殺してしまう李莫愁。あまりの酷さに黄蓉もその行為を非難してしまう。

黄蓉一行と楊過たちは谷主である裘千尺の前に出た。一行の中には裘千尺の兄である裘千仞もいる。
それに気づいた裘千尺は長兄の仇を討たず仏門に入った次兄を咎めた。
相変わらず棗吹き攻撃をするんだけど、これって気持ち悪いんだよね。吹く前に口の中でごにょごにょするでしょ。あれが胃の中に溜め込んだ棗の種を戻してるのかな、って感じでイヤーなかんじなの。それをぷってされたら汚なーい。特に千尺さんにされるのはやだ、やだ。

裘千尺は楊過に絶対に毒消しを渡そうとしない。これは娘・公孫緑萼の婿のためのものだと言い張る。
楊過は自分の妻は小龍女だと言う。
緑萼は楊過に文句をつけて母親のように棗を楊過に向かって吹き付けた。
だがそれは弱々しく楊過に取られてしまった。

楊過は以前優しかった緑萼の変化と吹き付けられた棗に疑問を持つ。受け止めた棗の種に触るとそれは割れて中から地図が出てきた。それは捉えられた大師たちの居場所を教えるものだった。

楊過が助けに行った時、大師は毒消しを調合するために自ら情花の棘を刺し、昏睡状態にあった。

裘千仞は苦しんでいた。妹からは兄の敵を討てといわれ一灯大師からは諌められた。
裘千仞は黄蓉の赤ん坊を取り上げ殺そうとする。皆に緊張が走った時、黄蓉は大笑いし、瑛姑を演じて裘千仞が赤ん坊を殺したことを思い出させその時と同じように殺せと言うのだった。
裘千仞はかつての罪を思い出し、郭襄を取り落とす。咄嗟に黄蓉は赤ん坊を足で掬い上げた。
裘千仞は落ち着きを取り戻した。
これを見た裘千尺は黄蓉たちの周りを刃物のついた網で囲ってしまった。

楊過と小龍女は二人話し合っていた。
楊過は助かる時はふたり一緒でなければいけないし、自分だけが助かるなどは考えられないと言う。
そしてまだ情花の毒で苦しむ楊過を見て小龍女は心配する。楊過は時には痛みも幸せの一部なのだという。
情花って意味深な名前。その毒は好きな人の事を思う時に作用する、なんて酷いのだろう。誰も好きにならなければ苦しみもないが、どうしても好きになってしまうものなのである。誰かを好きになるとそれだけでも胸が苦しくなるわけだし、また色んな困ったこともおきる、ということをこの情花で表してるのだろう。困った情花である。

公孫緑萼は楊過と小龍女が仲良く話し合うのを聞いて涙し、父親と李莫愁が自分を殺して情花の毒消しを手に入れようと算段しているのを盗み聞きしてしまう。
実の父親にこんな話をされてしまうなんて。緑萼ほど可哀想な娘もいませんね。母親も嫌いですが、この父親は一体ナンなのでしょうか。
悲しむ緑萼は自分で情花の中に身を投げ出し、母親に泣いて訴える。始めは緑萼の声に嘘を見破った裘千尺だったが、父上は私が母上のことばかり思っているのが気に入らないのです、という訴えにやっと頷き復讐を誓うのだった。

裘千尺は黄蓉たちを捕らえていた網を解き、黄蓉に棗をぶつけ、黄蓉はこれを受ける、という勝負をした。出来れば毒消しを渡すという約束で。
黄蓉は口で持って千尺の棗を受けた。
裘千尺は約束だから仕方ない、と言って緑萼に毒消しの在りかを伝えた。その声は小さく周囲のものにはわからなかった。
ただ一灯大師にはその内容が知られていた。クスリは床下に隠され偽物と一緒に保管されていた。勿論千尺は偽物を渡せといったのだった。緑萼が悩んだ末に取った毒消しの壜を黄蓉に渡そうとした時、父・公孫止が横からクスリ壜を横取りしてしまった。


ラベル:金庸
posted by フェイユイ at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 神[周隹]侠侶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。