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「リトル・ミス・サンシャイン 」ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス ジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリス

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凄く判りやすく人生を描いた映画のようで本当にその意味が解るのは難しいのかもしれない。

実はあまり書くことがない。あーそうだなって思うし、負け犬っていうのは挑戦しないことだっていってとにかくやってしまえっていうのもわかるしね。
問題はこの映画の外にあってじゃあ自分は?って考えてしまうことなんだけど。

上の写真が全てを描いてるっていうのもあって、この映画は人生について語る以上に家族と言うものを描いている。
殆どの家族はこの旧型の黄色いワーゲンバスそのものでクラッチも効かなければいきなりクラクションが鳴り続けたりする。修理はいつまでかかるか判らない状態。仕方なき成り行きまかせで走っていくしかない。
やや常軌を逸したと思われる家族の中で母親だけがまともっぽいがこの辺がこの製作者の母へのイメージなのであろうか。だがこの母親は毎日フライドチキンというのが失格だよ、ということを言いたいのだろうか。そういえばその家庭を表すワーゲンバスを運転するのは父親で母親が運転しようとすると動かない。
いい母親だけど家庭を動かすのは父親だと言ってるというのは考えすぎか。自分がその立場のせいか、母親も皆と同じような意味で何かの異常性を持っていて欲しかったが料理をしないこととマニュアル車運転ができないっていうのが異常というのはちと寂しかった。
やはり母親と言うのは「まとも」じゃないといけないということなのかなあ。
負け犬の母親というのは料理ができない、ってことなんだよね、この映画によると。
して彼女は挑戦してるのか?何を?料理の挑戦?

どうしても母親のことで長くなる。

まあ、情けない家族ではあるがそれほど酷くないから観れるわけで、アメリカでももっと観ていられない様な家族はもっと溢れるほどいると思うが。
「ブッチャーボーイ」を観た後でこれを観たら「幸せだよ、あんたたち」ってしか言えない。そんな比較ばかりしてちゃ何も言えなくなるけどね。

明るいアメリカ映画で観てる間はなかなか楽しめるんだけど書き出すとなぜかこんな風な文章に。
ロードムービーの部分が短かったからちょっと不満かも。
死んだおじいちゃんを連れ出すとこは好きだった。

グレッグ・キニアが父親役で出てたので観てしまった。マットの双子の兄貴だから観ようと思って。
オリーブちゃんは可愛かった。
ヘロイン中毒の昔気質の爺様可愛くないとこがよかった。

よく出来た映画である。こういうの観るとやはりもっとわけのわからない映画の方がいいな、と思ってしまうのだった。

監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス ジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリス
出演:グレッグ・キニア トニ・コレット スティーヴ・カレル アラン・アーキン アビゲイル・ブレスリン ポール・ダノ アビゲイル・ブレスリン
ラベル:家族
posted by フェイユイ at 23:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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