映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2007年07月31日

ジェイ・チョウ、ワン・リーホンの映画が続けて公開

ジェイ・チョウ、ワン・リーホンの映画が続けて公開

いよいよですねー。観客の反応はどうなるでしょうか?ワン・リーホンの「色,戒」(アン・リー監督作品)も気になります。どちらも観たい!!

ジェイのルンメイへの気配り優しいです。


posted by フェイユイ at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 周杰倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「世界最速のインディアン」ロジャー・ドナルドソン

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いいなあ、やっぱりこういうの。感動するだろうと思ってそのとおりいい映画だった。男の子との語り合いから始まる、というのも老人映画のセオリーみたいなもんだけど、思いは受け継がれていく、ということが言わなくても伝わってくる、そんな気持ちにさせられる。

アメリカから見ればニュージーランドなんて地球の果てみたいなもんで訛りのきつい爺様が物凄く時代遅れのバイクをえっちら運んできて申し込みもしそこねて参加しようなんて大笑いだったはず。
でもそんな爺様にもそこにたどり着くまでの歴史があるわけなんだよね。
まだ若い時に購入したバイク・インディアン。最初は時速90キロも出なかったそれを長い年月をかけて爺様チューンナップ。そのやり方はお手製・自己流もいいとこなんだけどバート・マンローは持ち前の技術で見事にレース用バイクを作り上げてしまう。
とはいえ、他の最新式レースマシーンに比べれば前世紀の遺物。恐竜時代などと呼ばれてしまう。
心臓はいつ発作を起こしてしまうかわからない、前立腺にも問題を抱えている老人がニュージーランドを出発し、アメリカ・ボンヌヴィル(干上がった湖があり、どこまでも塩を含む平地が広がっている)でのバイクレース(直線を走りその最高速度を競う。遥かに平たいその地だからできる)に一生の悲願をかけて出場する。

バイクの騒音で近所迷惑。庭は手入れもせず荒れ果て草は伸び放題。息子は変人爺さんに肩入れして入り浸っている、となっちゃ隣人は大迷惑だがバート・マンロー氏は一向意に介せず。
ガールフレンドの勧めもあってついに夢だったアメリカ・ボンヌヴィル・バイク大会に出場する決意をする。
貧乏なバート・マンローにカンパをするためパーティをしたり爺様を馬鹿にした暴走族も餞別をくれたり、バート氏、女性にはモテモテだし、男性からもいつも何かと世話を焼かれるのだがそれはバートの飾らない子供のような人柄のせいなんだろうな。
大体。アメリカに到着して何人かの意地悪に会った以外はみんな良い人ばかりである。
モーテルで知り合った女装の男にもだだっ広い平原の道路で出会ったネイティブ(つまりインディアンね)にも取締りをする警察にも好かれてしまうのである。
後で考えるとうまく行き過ぎてるような気もするが観てる時はそんなこと気づかない。
それはバート役のアンソニー・ホプキンスのうまさもあるんだろけど、こんな変なことにこんなに一生懸命頑張ってる人間(爺様だというのも勿論助けたい条件の一つだが)をそんなに無情にホッテはおけない。よかったなー、と素直に思ってしまう。(他の映画だとあんまりうまくいってると文句つけたくなるへそ曲がりなのだが)
そうやって人情にほだされてほわほわんとなってるとこへ爺様バート・マンローのあの走りぶり。
ただただ一直線を早く走る!
小さな田舎町の倉庫で男の子とおしゃべりしながらこつこつと作り上げたオンボロマシーンがなんと時速300キロを越えた時、思わず(知っているのに!)涙がぐっとこみ上げてきてしまい困るのだ。
ボロのブレーキしかなく速度を落とす為のパラシュートもついておらず、身を守るスーツもブーツもなく(そのために足が焼け焦げてしまう)古びたヘルメットしか身を守るものがナイバート・マンロー。怖くないのかと聞かれバイクで走る5分間は一生に匹敵するのだと答える彼はその言葉通り時速300キロのスピードの中で人生の全てを出し尽くしたんだろう。と言っても老人の彼はその後もレースに出場し続け9回もボンヌヴィルで走り、何度も記録更新をしたそうな。
1000cc以下のバイクではいまだに(2007年まで)その記録は破られていないという。まさに世界最速なのだった。

ボンヌヴィルでの走りは物凄いが故郷ニュージーランドで暴走族相手に競走した場面は爽快だった。
やはり誰かを追い抜くっていうのは気持ちのいいことなのだ。それもぶっちぎりで。その後、こけたとしてもね。

監督:ロジャー・ドナルドソン 出演:アンソニー・ホプキンス クリス・ローフォード アーロン・マーフィー クリス ウィリアムズ ダイアン・ラッド パトリック・フリューガー ポール・ロドリゲス アニー・ホイットル
2005年ニュージーランド/アメリカ
posted by フェイユイ at 21:24| Comment(0) | TrackBack(1) | オセアニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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