映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年03月19日

『蒼き狼 地果て海尽きるまで ナビゲートDVD 〜史上最大の帝国を築いた男 チンギス・ハーン〜 』

cap061.bmp

2007年公開に先駆けた総製作費30億円の超大作『蒼き狼 地果て海尽きるまで』のナビゲートDVD。4ヵ月にわたるオールモンゴルロケを追ったメイキングや撮影秘話、時代背景やチンギス・ハーンの人物像の解説、若手俳優陣を中心とした座談会映像などが収録されている。

原作者・森村誠一氏の解説、馬頭琴の演奏なども入っていた。ナビゲートDVDなので無論本編の素晴らしさを謳っているのだが、「今までのチンギス・ハーン映画にはないチンギス・ハーンの人間性を描いている」というのには驚いた。先日記事にしたモンゴル人夫婦監督・サイフ/マイリース監督『蒼き狼 チンギス・ハーン』にはテムジンの苦悩や迷いや優しさが描かれていてもこの映画のテムジンの酷さには腹立たしいものがある。詳しい比較はそこを読んでもらえればと思うが、どちらが正しいかは別にして、この日本映画のテムジンに人間性は感じられない。

そういった憤りを感じながらも袴田吉彦、平山祐介、松山ケンイチの東京のモンゴル料理店での座談会は熱いものがあってじーんとしてしまった。
製作者のせいで優れた映画にはなり得なかったが、4ヶ月の間(松山ケンイチは後半出演なので途中参加)モンゴルの大草原で寝食を共にし、演技とはいえ戦いあった仲は生半可なものではないようだ。途中参加の松ケンはちょっと悔しそうだった(そこがまた可愛い)
モンゴルの人にとってはやはり英雄であるジャムカ役の平山祐介がモンゴル戦士役の人々に最後にお礼を言われる話などかっこいい。
遅れて参加した松ケンがすっかりモンゴル人になってしまっている皆の中で一人日本人だったのでなんとか早くモンゴル人になろうと努力した話などいかにも松ケンらしい。

この座談会にも若輩の分際で遅れて到着した松ケンは袴田さんに怒られるがちゃっかり二人の間に座り込んでしまうのがおかしい。凄く狭いんだけど。
話始めるとさすがにまったくの年下である松ケンは極めて控えめにでも思ったことを次々と訊ねる様子が可愛いではないか(一体何回この言葉使うかな)
また素で話す松ケンは演技の時以上に青森訛りが結構きついのだとまたまた可愛くなってしまった。
あんまり可愛いんで他の二人に襲われないかと心配してしまった。
話のどさくさで袴田さんが松ケンの肩を抱き寄せた時、松ケンなんとなく恥ずかしそうだった。

この座談会を先に見てたら、物凄く見たくなりそうだ(つまりナビゲートとして凄い成功してるわけだ)
大草原で馬を走らせ、果てしない遠くを4時間もただ眺めては話をしていたね、なんてすてきだ。

映画をもう一度観る気はもうないが(松ケン出演部分だけはちょっと観たいが)モンゴルの草原に行ってみたい気持ちにさせられるナビゲートDVDであった。

しかし袴田さん、ハンサムだなー。平山さんもかっこいいし、本当に「隊長!」って感じ。
この座談会はいいもの見せてもらった。


ラベル:松山ケンイチ
posted by フェイユイ at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 松山ケンイチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「イングリッシュ・ペイシェント」のミンゲラ監督、54歳で死去

「イングリッシュ・ペイシェント」のミンゲラ監督、54歳で死去

私にとってミンゲラ監督といえばマット・デイモン主演『リプリー』です。
ルネ・クレマン監督、アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』と比べられ賛否両論でしたが、私はクレマン&ドロンのそれを観て好きでいながらもミンゲラ版のほうがより好きになってしまったものです。無論マット・デイモンの為でもありますが。
音楽と映像が美しく、サスペンス溢れる演出でした。

それにしてもまだ54歳という若さだったのですね。映画監督としてはまだまだこれからという年齢なのに惜しいことです。

ご冥福をお祈りします。
posted by フェイユイ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(1) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。