映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年03月26日

『セクシーボイスアンドロボ』voice8 プッチーニ前編

どんがらがっしゃーん。←慌ててけつまずいた音。
前回に文句を言い立てていたら、それを払拭してあまりある今回の話!!!
わーん、これは絶対手元に起きたいよ〜バタバタ。

脚本家も面白い木皿泉氏になって笑えて泣ける本来のセクロボに戻った。
しかも松ケン=ロボが今までにない熱烈な恋に落ちる話。軽薄だったこれまでを棄てて一途な表情がたまりません。
んんん、なんでかなー、報われない恋は今までもそうだったはずなのに殆ど可能性のない年上の女性を好きになったとたんにこの狂おしさは。しかしこの感じってまさに松ケンに対しての自分の気持ちと変わらないじゃんか。
そう恋って苦しいんだよな・・・幸せじゃなくて泣きたくなってしまうんだよ。どうしてだ?

いつもと変わらない日常に退屈を感じているニコはおみくじの大凶を引いてしまう。
地蔵堂の女主人がニコにプッチーニの話をするが今回は依頼ではなく世間話なんだという。
プッチーニは女三人組でもうすぐ死にそうな人の願い事をかなえるのだという。その為には人殺しも厭わないのだと。

そんな時、ロボは大事なマックスロボを蕎麦屋のトイレの中に落としてしまう。
潔癖なロボの代わりに取り上げてくれたその人にロボはいつしか恋を感じてしまうのだ。
カズミちゃんにお熱だったロボの変化にニコは戸惑う。年上のその女性に夢中になっているロボはもう知っているいつものロボではなかった。

ニコちゃんの悲しさにも共感できるが何と言っても松ケンの可愛さに落ちてしまいました。
うーむ、演技なのだとはいえ、突然恋してしまった松ケンのこの愛らしさはなんだろう。
年上の女性、ということで鑑賞済みの方は『人のセックスを笑うな』と重ねてしまうのだろうけど私はまだ観ていないので言わないで。
まだ見ていないだけにこんな松ケンには免疫がないのだ。
ううう。可愛すぎるじゃないかーあああああ。
一所懸命料理を作ったり、ご飯を食べさせたり、寝ぼけて肩にしなだれてきた彼女にときめいていたり、彼女の寝顔を見つめている松ケン=ロボの少年のような表情にこちらが苦しい思いをしてしまうじゃないか。

しかも今回連続ものの前半、だって。しかもDVDはここで終わってるの。殺す気か。
うう、こんな気持ちを抱えたまま、次のが借りれるまで待つわけ?
恋はくるしいんだってば。

言わない、って決めたのに言うけど。
松ケン、特別に笑った時、独特のえくぼ、ができるの、これもジェイと一緒なんだよね。
やっぱ似てるとえくぼも同じなんだね。この笑い方、ツボです。たまりません(泣)

ロボに恋される小林聡美さん、羨ましいなああ(ロボの言い方で)

でもロボに戻って欲しいね(笑)



ラベル:松山ケンイチ
posted by フェイユイ at 22:54| Comment(4) | TrackBack(1) | 松山ケンイチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『セクシーボイスアンドロボ』voice7 ハンバーグさん

放送中止となったVoice 7である。
ファミレス立てこもりという題材が現実に起きた事件を想起させるという理由らしい。
リアルタイムで観ていたわけではないので、特別な思いはないが(つまり「観れなかったものがやっと観れる〜」だとか)本作はその原因を別にしてもそれほど上手い出来栄えではなかったな、というのが正直な感想。

立てこもり事件を扱ったものといえば『狼たちの午後』を筆頭に数え切れないほどの映像作品がある。
特定の密室で幾人かの人情劇が生死の際で告白されていく物語は低予算でしかも面白く出来上がる題材の一つだろう。
一人の犯人が幾人かの生死の鍵を握り、恐怖を味あわせ、それまでの人生を思い起こさせる。
やがて緊迫した時間を共に過ごすうちに犯人と被害者の間に奇妙な連帯感が生まれてしまうストックホルム症候群というのも有名である。

これの場合は犯人がそのつもりでもないのに立てこもり犯になってしまう経緯が安直すぎるし、例え、安直でも人間を死への恐怖に追いやった犯人に対して最初から全員が甘すぎるのが面白さをなくしてしまっている。
ロボとニコとその家族の人の良さがすでに認識済みなのでしょうがないとはいえ、恐怖と笑いが隣り合わせにあるところがこういうドラマの醍醐味なので最初から笑いだけではスパイスが効いていないではないか。

まあ、放送中止でがっくりしてDVDを期待して観た方は気の毒である。こういうのがお好きなら問題はないが。

さすがの松ケンもいつもの熱っぽさが不足しているように感じられるのは気のせいか。この脚本では力のいれようがない。
ニコちゃんもいつもの説得があやふやだったようだ。

加えて冒頭のいじめられっ子の話はどうつながっていくのか。これでは「いじめられっ子という弱い奴はこういう立てこもり男になってしまうよ」と言わんばかりではないか。
そう決め付けられてもな。
立てこもり男の気持ちは本物だった、とニコに言わせているがそれも疑問。
それに本物だったから犯罪も許されるわけではない。
私はこういう拘束をされるのは絶対にいやだ。

他にない酷い出来で日の目を観ない方がよかったのか。が、その為に異常な期待をしてなんとかして観たらこれだった。ていうよりはいいか。
こんな話にゲスト出演のモロ師岡さんが気の毒だ。いい脚本ならいい味だったはずなのに。

この脚本担当の山岡真介さんという方はvoice4「かんにん袋」も後味悪くかったな、と思う。残念。

ラスト、みんなで犯人を窓際で見送っている場面、松ケンだけが窓ガラスが息で白くなるほど近づいていた。
ほんとはこうならないほうが美的にいいのかもしれないがなんとなくこの一場面でも松ケンのひたむきさを感じてしまうのだった。

ラベル:松山ケンイチ
posted by フェイユイ at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 松山ケンイチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

松山ケンイチについての告白・その4

まだDVDで観れる作品を観終わってもいないのに松ケンの今後への希望を思索(余計なお世話だ)

いくつか雑誌インタビューなんかも読みつつ、彼の考えなんかも知ったわけで。
しかしインタビューでも松ケンは松ケン。いつも生真面目で真剣に没頭する人であります。

ところで私が特に贔屓にしている役者たちは右横にカテゴリとして上げているのだが、なんだかやっぱり似ているのかもしれない。
特に松ケンと比較してしまうのはマット・デイモンである。彼の作品も若い時のからがーっと入れ込んで観てしまったのだが、出世作となった『グッド・ウィル・ハンティング』を除くとマットという人は割かし地味メな作品の出演が多い。マイナーとまでは行かないが大作というのではないところでやってきた感じ。
私的には松ケンも同じ道を歩んで欲しいというよりその道を歩んでいく人なんだろうな、という気はする。
松ケンの出世作といえばやはりい『デスノート』私もこれで彼を観始めたわけだし。
一般の評価というのがどういうところなのかイマイチ私は解らずにいるが、あんまり第一線というよりはちょっと外れたところで人気者、という位置が素敵なのではないかと思っている。
しかしマット・デイモンだったら将来『ボーン・アルティメイタム』のようなアクション映画で再びヒーローになるわけで松山ケンイチがボーンになるのを想像するとかなりおかしい。でもマットもまさかアクションものでこんなに返り咲きするとは思われてなかったわけだしね。

松ケンもマットと同じく「いい人」のイメージが強い所も似てる。
がさっき読んだインタビューでは「いい人はもういいかな」って言ってて私もそれには大いに賛同したい。
いい人、であるのは充分承知だが、Lとはまた違う意味での「悪・ワル」をやって欲しい。
マットの『リプリー』なんかもいいなあと思うし、もっとマジで陰惨な役も彼ならやれそうな気がする。
私は松ケンの容姿と表情でジェイ・チョウに似てると随分書いてしまったんだけど、そう思う前は韓国の俳優シン・ハギュンに似てるような気がしてたの。これはもう顔じゃなくてナンだろ、演じ方というか。純粋な感じがすると共に狂気もまた感じられるところが。
Lを最初に観たせいか、いい人、っていうより狂気なイメージが先にあったせいもあるし。

ただ怖いのはのめり込み型だから狂気を演じた時に、そちらへ引っ張り込まれそうな気もしてしまうのだけど。
先日亡くなったヒース・レジャーもそういうタイプだったと思うし。
マット・デイモンはそういうところへ引きずり込まれないタイプの人だと思うのだけど、松ケンはもしかしたら、と思わせてしまうような危うい感じがある。そこが魅力であるのはもう確かなんだけどね。

もう何度も書いてて松ケンに対しても失礼だと思うけど、今私が観てる限りでは彼の映画というのはそれほど大したものではない気がする。
先日観た『神童』でやっと映画かなあと。ドラマ『セクシーボイスアンドロボ』の方が松ケン自身も完成度は高い。
映画の中では自分の好みで選ぶなら『ウィニング・パス』が好き。

私としては未見である『人のセックスを笑うな』と『カムイ外伝』を観なくては彼のことを語れない気がしてる。
今の彼に関しては「やっと今から」と思っているのだけど。

「松ケンはセクシーさが足りない」と言われていた事に対し。
ま、セクシーさというのは見るほうの気持ちなので、言った人が男だから男から観て羨ましいような色気はない、ということでしょうか。
セクシー、というのは何でもできる、人に対して思う時と、何にもできないうぶな子供に対して感じてしまう時があるものだ。
松ケンはどうしたって何も知らない子供的なセクシーさのほうで。彼のイメージからして物凄いテクニシャンなセクシー系になれる気はしないが。
マット・デイモンも日本では真面目なだけの堅物なイメージだけど意外や本国ではセクシーな男ナンバー1に選ばれたりする。
真面目さがなんともいえないセクシーさになっていくところが醍醐味だったりもするのだよ。
その色っぽさはなかなか言葉では言い表せないね。


ラベル:松山ケンイチ
posted by フェイユイ at 01:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 松山ケンイチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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