映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年05月28日

『ONCE ダブリンの街角で』ジョン カーニー

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ONCE

これがまた地味だけどなかなかよい映画だったなあ。

偶然なんだけど、主人公の男性がつい最近観直した『ザ・コミットメンツ』のギタリストだったと後で知ってびっくり。観てる間は気づかなかった(笑)あの時は長髪のやせっぽちだったからなあ。
その男は家業は掃除機の修理業なのだが、仕事は親父にまかせてダブリンの街角でストリートミュージシャンをやっている。昼間はコピー演奏なのでなにがしかの金を稼ぐのだが、夜はオリジナルなので誰も聞いてくれない、という彼なのである。
そこへひょっこり現れたのがチェコからの移民の若い女性。いい歌だ、と彼の歌を褒めるのだった。

互いに裕福なわけでもなく、互いに離れ離れになっている恋人(夫)がいる。
男の方は別れた恋人との再会にあまり期待していないようで目の前に現れた若い女性に心ときめいている。女性は夫を愛しているとはいいにくいが自分に好意を持ち始めたこの男の気持ちに答えるのを怖れている。
「間違いがあるかもしれないもの」という台詞など最近の映画で聞いたことがないような。
男は音楽活動をロンドンでやるために出発すると言いながら未練たらたらであるのがおかしくてしょうがない。
誰か引き止めてくれるなら行かないのに、とぶつぶつ思っているのだ。
だが、彼女と「間違い」を犯す事もなく彼はロンドンへ行き、彼女はダブリンで生活し続ける。

彼の歌はフォーク系の音楽で昔懐かしい。女性に曲を渡して歌詞をつけてもらう奴なんか昔聞いたことがあるような感覚ですらある。
自分の思いをそのまま音に乗せて歌っていくような感じなのである。

映画自体も低予算で作られた、というものらしくまるでドキュメンタリーのようなそのまま映しただけみたいな画面なのだ。
それでも二人の心情が細やかに描かれていてやはりこちらもシンプルな歌とも相まって心の中にしみこんでくるのだ。

監督:ジョン カーニー 出演:グレン・ハンサード マルケタ・イルグロヴァ ヒュー・ウォルシュ ゲリー・ヘンドリック アラスター・フォーリー ビル・ホドネット ニーアル・クリアリー
2006年アイルランド








posted by フェイユイ at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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