映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年07月10日

『たとえ世界が終わっても CYCLE SOUL APARTMENT』野口照夫

たとえ世界が終わっても CYCLE SOUL APARTMENT.jpg

微妙なバランスの映画で同じ内容でも演出というか雰囲気が違ったら大好きにもなりそうなのだが、結構普通っぽいところが受けるのかもしれないけど自分としてはあまり好みの範疇でない作品だった。

ほんと言うと自殺しようとする人に対してこんなおせっかいをするキャラクターというのが基本的にうざったいと思ってしまう。別に自殺を推奨しようというのではないが、現実にはこうやって止めてくれる人はいないわけでだからこそこういう人がいたらいいのに、という願望なのかもしれないけど、何か反発してしまう気持ちが湧いてしまうのだ。

とはいえ、大森南朋が演じる不思議な男のイメージやアパートの住人の雰囲気がこの映画のこの物語でなく別の話だったらもっと好きになりそう、と思いながら観ていた。
ナオさんの演じる妙田という男はそれこそ妙だな、ということなんだろうけどその名前にぴったりの妙な空気を持つ男で彼のいる部屋だとか白衣だとかも他のストーリーを考えさせられる変な存在感があるのだった。
自殺しようとしてる人を止めるという話でもいいんだけど、偽の結婚でも田舎の両親との再会でもいいんだけどこの作品の持つテイストというか甘い雰囲気みたいなのがどうもむず痒く耐え切れない自分なのである。

それにしても奇妙なアパートの管理人という役のナオさんは凄く素敵である。
もうちょっと違ったやり方で観たかったなあ。

一番の収穫は妙田氏の部屋に飾ってあったナオさんがかっこよくポーズを決めている写真を見れたこと。あれは欲しい〜。売り出してくれ。

監督:野口照夫 出演:芦名星 安田顕 大森南朋 小市慢太郎 平泉成
2007年日本


posted by フェイユイ at 22:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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