映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年08月07日

『タイガー&ドラゴン 1 』第1話「芝浜」第2話「饅頭怖い」金子文紀

タイガー&ドラゴン 1.jpg

第1話「芝浜」第2話「饅頭怖い」

えと、これもまだこの段階では出てきてないんだけど大森南朋目的で観てるのだった。まあ最初から観た方が面白いかな、と思って。
かなり話題になったドラマだから結構面白いだろう、と思って観たのだが、さすがに本当に面白かった。
自分としてはそんなに大好きな世界(というか描き方)ってわけでもないがそれでもやっぱり感心してしまう出来栄えである。
長瀬智也さんは先日観た『真夜中の弥次さん喜多さん』ですっかり好きになってしまったのだが、ここでもあのクセのある芝居っぷりは楽しくてアイドルさんに言うのもなんだけど強い魅力のある人なのだなあと確認いたしました。で、彼が虎児(可愛い名前だ)のタイガーでドラゴンにあたる竜二もかっこいい岡田准一なのでその二人を見るだけでもいいのだろうが、私としてはこの話の役の中では竜二の兄である阿部サダヲさんに妙に肩入れして見てしまうのはどうしてだろう。なんだかおかしくて悲しい役割だよな。
また本人は大好きなのに全然映画もドラマも観ることのない西田敏行さんを見れるのも嬉しい。私としては『悲しいのはお前だけじゃない』以来かも。役柄がどこか似てるのが不思議なリンクだが(借金を背負った芸人という)
大好きな世界じゃない、というのは落語家の方じゃなくてヤクザのほうだけど、虎児の過去につながる理由があったのでそれはそれで納得した。
落語の方はドラマ自体とリンクさせるという巧みな構成で見せてくれるので面白い。
1話目よりも2話目のほうがさらに楽しく観れたので今後ますます楽しみである。ナオさんも出てくるし。
それにしても2話目の最後にちらりと登場した荒川良々がまたまたすべてを持って行ってしまった感じ。
サダヲさんが体当たりで物凄く頑張っても良々が出てくると食われちゃう気がする。うーむ。怖ろしい。
というわけですっかりこのドラマにはまってしまっているのかもしれない。

監督:金子文紀  脚本:宮藤官九郎 出演: 長瀬智也 岡田准一 伊東美咲 塚本高史 蒼井優 阿部サダヲ 西田敏行 笑福亭鶴瓶
2005年日本


posted by フェイユイ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大森南朋×キム・ギドク対談 今頃ですが・・・

これは『大森南朋』かキム・ギドクということで『韓国』カテゴリにするか迷う所だが、現在夢中なのでこちらで。

読んだ方は「なんだ今頃」てなもんですが最近になって『この映画がすごい!』20075月号を手に入れまして(笑)
これにはキム・ギドク監督と大森南朋の対談が載ってたんですねー。その頃私としてはナオさんにはまだ傾倒してなかったですがギドク監督は大好きですから読んでいてもよかったんですがこの雑誌自体を見てませんでした(笑)仕方ない。

とにかく『絶対の愛』が日本公開されていた頃なんですね。ナオさんがキム・ギドクをこんな風に好きだったなんてうれしいですねー。さらにギドクさんもナオさんを注目していたなんて!!!「声がいい」だとか「安藤政信さんと大森南朋さんに会うときは男性なのにときめく」なんて物凄い褒め言葉で(笑)そしてキム・ギドク監督が観た大森南朋の出演作が『殺し屋1』『ヴァイブレータ』『ゲルマニウムの夜』というのがどれもよくて。『ゲルマニウムの夜』は勿論日本に観に来たそうです。あの劇場でしか公開してなかったのですからねー。
キム・ギドク監督は『息』の次の作品を考案中で「飛鳥時代の仏教と神道の対立を描いた作品(!)の主人公と対立する神道を守り抜く人物」をナオさんにやって欲しいと!物凄い具体的で驚きです。
主人公ではなくその対立者と言うのがいかにもらしいですね(笑)
現実には次回作はオダギリジョーとの『悲夢』になりましたからその次!ということでお願いしたいものです。

これが本当の現実になったら嬉しくてしょうがないよー。どうしよう。
安藤政信さんのギドク映画出演も観たいものです!
posted by フェイユイ at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『曼谷愛情故事 Bangkok Love Story 』ポット・アーノン

BKK_lovestory.jpgバンコクラブストーリー.jpg
Bangkok Love Story

やっとやっとついに観た。長かったなあ、観ることができるまで。
動画でとうの昔に観れたのだが、寄る年波のせいか動画画面を観るのが辛くてDVDになるのを待っていたわけである。

DVDだとこれが綺麗な映像なのだ。ストーリーは外国語がわからなくても結構伝わってくるほどのもので(大体台詞も少なくて映像で見せる感じなのだ)しかも物凄いメロドラマで気恥ずかしくなるほどだが、私としてはそれで充分楽しめた。
難しく考えさせると言うようなものではなく「ゲイを表現したプロモーションビデオ」と言ったら怒られるだろうか。でも先日観た『百色眼鏡』より遥かに「その世界」を表現するために様々なイメージを紡ぎ合わせて見せてくれた、という気がする。
主役の二人とも結構好みで(わりと片方は好みなのにもう一人はどうも、というパターンが多いのだが)二人とも申し分ない筋肉質で男っぽい顔立ちなのが嬉しい。こういう場合私はまず短髪君が好きになるのだが、今回は長髪君が意外にも可愛らしいではないかと思ってしまった。
無論襲われるのが短髪君のほうというのはもう当然のことなわけでこれも正解だし、短髪君のほうがややリッチな生活をしてるのに対し、長髪君がスラムな生活なのももうこれはPVの為の設定としかいえないからね。二人が愛し合うのもリッチな部屋ではなくどうなってるんだかわかなないが四方を高層ビルに囲まれた小汚いビルの屋上でなんだか水浸しだし四方から見られるのもお構いなしに(シャレではない)いきなりキスしたり抱き合ったり観てるこっちがおどおどしちゃうじゃんかよー。
さすがにメイクラブシーンは室内だったのでほっとしました。
とにかく長髪君が殺し屋なのもやたらと発砲シーンが出てくるのも男らしさを演出する為のものなのである。いつ殺されるか判らない、そういう危険性が男達の愛を激しくしちゃうんである。
ホンダのバイクにタンデムするのも鼻血ものだし、逃走シーンで二人が手錠で結ばれているのも『網走番外地』で健さんが手錠で結ばれた相棒に襲われてしまうという驚くべき場面を彷彿とさせられてしまうではないか。
陰影の濃い映像、雲が低く垂れ込めたどんよりとした空あるいは激しく降る雨の下でとあるビルの屋上にある狭い廃墟のような部屋。
突然激しく愛し合った後、突然短髪君を追い出す長髪君。
短髪君はもう彼のことを忘れることはできない。婚約者の彼女の涙ももう彼の心を取り戻すことはできない(もともとそういう素地があったことを後で知る)
避けるように逃げ回る長髪君を思う短髪君の一途な愛が切ない。(この逃げる部分もより切なさと純愛とその後の愛の場面を効果的に見せるわけですな)
そして再会の場面。屋上のキスも全世界に見られているようで恥ずかしかったがこの再会の抱擁も人目憚らぬ往来でしっかり母と弟と婚約者に見られてるではないか。もー。
噛み付くようなキス道路をごろごろしちゃうんだもんな。

そして長髪君が組織のボスたちを殺しに行くとこ。なんだかまた短髪君とすれ違っちゃって。
短髪君はボスの奥さん(?)に撃たれるし、長髪君は警察に捕まるし、で嫌な展開かと思ったら短髪君は目が見えなくなったけど生きていて、刑務所にいる長髪君の面会に行ったりして、「愛してる」なんて言って手を握り合ったりしてあーよかった、長髪君の出所だ。二人とも年をとったけどこれでやっと幸せになれるよーと泣いてたら、なんというラスト。
もう最後の最後まで引っ張るね。やはり涙を見たいんだなあ。雨の中で愛しい人を抱く姿。『ニエズ』か。
屋上の抱擁は『ブエノスアイレス』みたいだし、色んな要素が込められてるのだ。
悲しい話だけどつまりこれはゲイのラブストーリーをかっこよく見せる為のものだから、「あーエロかった」と堪能すればいいのだろ。
二人の男もすんごい可愛いし、舞台設定ももろに好みだし、ちょいと見せ場で音楽がしつこく流れるのは赤面だけど長い間待ったかいはあったなあ。とても好きな作品でありました。

監督: Poj Arnon 出演:Rattaballung Toesawat Chaiwat Tongsang
2007年タイ
ラベル:同性愛
posted by フェイユイ at 00:45| Comment(8) | TrackBack(0) | 東南アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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