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2008年08月26日

『マルティン・ベック Vol.1 ロゼアンナ』

マルティン・ベック.jpg
MARTIN BECK-THE STORY OF CRIME  Roseanna

昔、小説で読んだものだ。スウェーデンが舞台となっているだけにいつも読むアメリカやイギリスの警察モノとは一味違ったものがあった。
原作は1965年から始まっておりこのドラマは1993年とあるからどちらにしても古いものになる。
原作はさすがに細かく覚えてはいないがドラマではゲームをしたりする場面があるのでそこらはちょっと現代風にアレンジされたのだろう。

観光船が行きかう川べりで釣りをしていた幼い少女が川底をすくっていたショベルカーのショベルから人間の腕が飛び出しているのを目撃する、というショッキングな場面から始まる。

スウェーデンという土地柄なのか殆どカノ国のことを知らないのだが、こういったどぎつい映像やTV放送だと思うのに女性の全裸を映したものもある(例によってぼかしが入っているが自国では入っていないのではなかろうか?)特に性器が開いた足のほうから映っている(どうせぼかしで見えないが)箇所なんかはいいんだろうか。
反面物語の進行や警察の捜索、犯行などは割りにのんびりしていて不思議な感じがする。

女性がどうやら地元の人間でないと判断したマルティンたちはアメリカ警察に問い合わせをして情報を得る。その時捜査に関するアドヴァイスを受けたりなんだかこの殺人事件捜査もマルティンはじめ何人かで気長にやってる雰囲気で気ぜわしいアメリカや日本のに比べるとのんびりして見えちゃうのは単に制作費のせいなのか?
家庭に不和があるが温厚で知的なマルティンと頼りになるコルベリ、気取ったイタリア製スーツを巨体にまとったグンヴァルド・ラーソンなど。かつて読んだキャラクターの記憶が蘇ってくる。
若手警官スカッケに可愛い表情のニクラス・ユールストルムが当たっていてなかなか嬉しかった(ちょっとゲイっぽく見えてしまうのは気のせいか)
音楽もあまりかからず、捜査方法も不法侵入やおとり捜査といったものでこれでいいのか?とも思ってしまうが普段見慣れない雰囲気があって楽しめる。おとり捜査を依頼される女性警官はなんだか物凄いセクシー美人で犯人じゃなくても彼女のせいで犯罪者になってしまう危険性はないのか?
どうも頼りないスカッケ君がやっぱり気を抜いた瞬間に犯人を見失ってしまい、美人警官が怖ろしい目にあってしまう。ま、ドラマだからこの場面がないと盛り上がらないのだが、おとり捜査でこんな死にそうな目にあったら女性警官はたまったもんじゃないぞ。
流行のアメリカドラマはまったく観ていないがこういうオールドなドラマはなかなかいい。
あまり期待していなかったんだけど、これはちょっと楽しめるシリーズになりそうだ。

監督:ダニエル・アルフレッドソン/ハヨ・ギエス/ペレ・ベルルンド/ピーター・カイレヴィエ 
原作:マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールー 
出演:ヨースタ・エックマン/キェル・ベルキヴィスト/ロルフ・ラスゴル/ニクラス・ユールストルム
1993年スウェーデン




posted by フェイユイ at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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