映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年12月09日

『ユージュアル・サスペクツ』ブライアン・シンガー

THE USUAL SUSPECTS.bmp
THE USUAL SUSPECTS

脚本賞などを取っていたりしてとても面白いという評判を聞いて(読んで?)いたので以前からずっと観たいと思っていて今になってしまった。
さてそれで面白かったかというとこれが全然面白いと思わなかったのだっただよね。

この作品、勿論内容は全然違うが非常に脚本が凝っているのは昨日観た『スルース』と似た感じがある。で、あちらは自分には非常に面白くこちらはまったく面白くなかったのだった。
こちらはあれと違ってたくさんの場面や時間の転換があるし登場人物も多く、アクションで説明をしているように思えるが実際は一つの部屋で二人の男が話し合っているのが本筋になっている。
実はこれがミソになっていて確かに賞を取っただけあって脚本はよくできているのだろうが監督と(自分と)そりが合わないのだろうか、非常に面白い話を(私にとっては)詰まらなくして見せている気がするのだ。

その一つは配役の役者面々がどうも観ていたい気がしないのと(というかそれが殆どの理由かもしれない)作品の持つ雰囲気みたいなものに魅力を感じないという単に好みの問題からである。
この当時はケビン・スペイシーがまだそれほど有名でなかったのではないだろうか。それが却ってよかったのかもしれないが今になって観ると彼がただの語り手ではない気がしてしまい勘ぐってしまったのだ。
まあ、私はそれほどラストの大どんでん返しというのを期待するほうではないので別にそれはどうでもいいのだが、物語の筋書きではなく作品自体のニュアンスがどうしても好きなものでなかったので他での評価のように面白い作品だとは思わなかった。

ただ壁に貼られた印刷文字から嘘八百を並べたかのようだったのに「コバヤシ」さん(名前はどうかわからんが)が存在しててケビンを車に乗せ彼を慕っているような素振りだったのがなんとなく微笑ましかったのだが。

同じ脚本を違う監督と俳優陣で観れたらよかったような気がする。

監督:ブライアン・シンガー 出演:ガブリエル・バーン ケビン・スペイシー スティーブン・ボールドウィン ピート・ポスルスウェイト ケヴィン・ポラック ベニチオ・デル・トロ チャズ・パルミンテリ
1995年アメリカ


ラベル:ミステリー
posted by フェイユイ at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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