映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年12月12日

『悪魔のようなあいつ』第十回 

悪魔のようなあいつa9.jpg

そしてこちらは大きく動いてきましたね。
白戸刑事の差し金で八村はいずみを誘拐。八村の悪戯だと笑う良に白戸は八村をそそのかしていずみの悲鳴をテープに録る。さすがに色を失った良だが録音の中に白戸の声を聞き、野々村に頼んで警察を八村の家へ向かわせる。そして八村の女房・ふみよに電話口で叫ばせ八村に聞かせた。
八村を脅かす為にふみよは良の作戦に乗ったのだが、自分を叩く良が本気だったことに傷つく。そしてそっけなく良が出て行くのを恨めしい目で見つめた。

良は白戸刑事の誘拐計画を阻止したことで安堵していた。
野々村が「ちょっと話をしていかないか」と誘っても「俺には明日があるから」と答える。
そこへ白戸が来て「お前の部屋が大変なことになっているぞ」と耳打ちする。慌てて部屋に戻った良は3億円を隠していた鏡がどけられ、3億円がすっかりなくなっているのを見たのだった。

いくらなんでも誘拐というのは酷いと思うのだが、良の切り替えしでなんとか妹は無事に病院へ戻った。
だがここに来て3億円が何者かによって奪われてしまったのだ。
犯人はふみよか、静枝か、他の誰かなのか。


posted by フェイユイ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 悪魔のようなあいつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『悪魔のようなあいつ』第九回 

ありゃまた倦怠期。話が進まない1話だった。

こうなると観るのはとにかく野々村さんの悲哀だけですなあ。
藤竜也さんがだんだんかっこよく見えてきたし。いや、もともとかっこいいんですけどね。

良は妹の足の手術のためにとうとう時効前に3億円の一部を使うことを決意する。
3億円の中に200枚だけ警察が番号を控えている紙幣があるのだ。もし良がその紙幣を使ってしまえばすぐに3億円強奪犯人として捕まってしまう。
野々村は良に手術代を渡そうとしたが白戸警部の計略でその金を奪われてしまう。再び野々村が良に金を工面しないよう白戸警部は野々村を捕まえ拘置所に入れてしまった。

なんとか良を助けようとする野々村さんがまたもやいじらしい。良が3億円の一部を使うことで逮捕しようと目を光らせる白戸警部。良はもう少しで警部の目の前に金を出してしまうところだった。
が、野々村が元、警視だったことで上層部に圧力をかけ、拘置所から出て危ういところで良に200万円を届けたのである。

酒を飲みながらの野村に礼を言う良。だが良は野々村が良を手放したくないために3億円の紙幣番号の控えを隠しているのではないかと問いかける。
良の疑いは当たっていた。

野々村さんの恋のように苦しく辛いものを最近は見ないような気がする。こんな悲しい恋というのもいいものです。

もう少しのところで良の逮捕を逃した白戸警部。とうとう八村に良の妹を誘拐して3億円を引き換えにすることを計画する。
おいおい、いくらなんでも警部が少女誘拐計画しちゃいかんだろー。

脚本:長谷川和彦 原作:阿久悠 上村一夫 音楽:大野克夫 井上堯之 出演:沢田研二 藤竜也 若山富三郎 荒木一郎 三木聖子 大楠道代 細川俊之 尾崎紀世彦
1975年日本
posted by フェイユイ at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 悪魔のようなあいつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『コーラスライン』リチャード・アッテンボロー

コーラスライン.jpg
A Chorus Line

この映画、TVで初めて観たと思うんだけどやっぱり惹き込まれてしまってそれ以来、何度もTVで観るたび面白いと思ってしまうんだなあ。

なんかちょっと前、TVで新しいバージョンの紹介があっててまた観たくなってしまったのだ。確かにこれはその時代ごとにまた色んな国ごとに様々な顔でいくらでも作れそうだ。
とはいえ最初観た時から、なんだか引っかかる作品ではあるのだよね。その引っかかりがまた観たくなってしまう要素でもあるんだけど。
というのは別にいいんだけど、一応主役のキャシーがオーディションの途中から無理矢理入っているのが一つで、そんなにダンスを愛していて仕事が欲しいのなら人より先に来て受けるべきだと思うんだけど、一所懸命受けている若者達に割り込んで役を取ってしまうなんてなあ。実力の世界ではあるがマナー違反なのでは、と首をかしげてしまうのだ。
んでもって演出家がそのキャシーの恋人でしょ。傍から見たら「なんだよー、元カノだからってそりゃないぜ」って気になるのでは。それにその演出家のマイケル・ダグラスの演技(っていうのか)がクサイというべきかやたらもったいぶっててイラつくんだよねー。キャシー自身には上手いのかどうかしらんがとにかく他の皆と平等に受けろよ、って腹たつし。そしてまた引っかかるのがラリー役のテレンス・マンの顔。もうマイケルも神経に障る顔だけど彼の顔はもっと気に触る。なんかもうむしゃくしゃして「なんだよーその顔は」って言いたくなるんだけどそれがまた病みつきに。いかにもダンサー的な言い方も「ザック」って呼ぶのも最後の振り付けを教える踊りもみんなムカつくんだけど彼なしではいられないのーしくしく。一体なんなの、この神経を逆なでする感覚は。
大体音楽も凄く好きっていうんんではなくてメインテーマの『One』にしたって妙にイラつく音楽なんだけど聞いてしまうんだよねー。
『At the Ballet』『Hello Twelve, Hello Thirteen, Hello Love』とかも。でもブラックのグレッグ・バージの「サプライズ」のナンバーの時はつい見惚れてしまうのだよねー。歌もダンスも他の人と全然違う切れがある。彼の部分だけはイラつかずに観てしまうのだ。
このイラつきってなんだろうか。イラつけばイラつくほどもう一度観たくなるこの気持ちはナンなのか。

コーラスラインのダンサー達を決めるのにいちいち過去と人生を語らせるっていうのも不思議なのだけど、やはりこれは上手い演出で「こんな端役の彼らにも色んな思いがこもっているのだ」という感動があるのだ。最後に金ピカに輝きながら『One』を歌って踊る彼ら、始め受かった8人だけだったのが次第に落第した者たちみんなが同じ金色の衣装をまとって踊るのを見ると「ああ、みんな輝いているんだ」という素直な感動が襲ってきてやっぱりじーんとしてしまう。それ自体もクサイんだけどもうほんとに感動してしまう作品なのだ。

しかし古い映画になってしまったんだなあ。若い彼らが生まれ年を1960年代で紹介してるんだもんねー。今ならやっぱり1980年後半から1990年代だってあるわけで。うーん、年月は早過ぎ去ったのだねえ。

監督:リチャード・アッテンボロー 出演:マイケル・ダグラス マイケル・ブレビンズ アリソン・リード テレンス・マン グレッグ・バージ オードリー・ランダース
1985年アメリカ
ラベル:ミュージカル
posted by フェイユイ at 00:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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