映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2009年03月04日

『悪夢探偵』塚本晋也

悪夢探偵1.jpg

続編『悪夢探偵2』もすでに公開され早く観たいと思っているのだが、あれ一作目がどんな内容だったか思い出そうとすると何も浮かばない。
強烈な印象があってよさそうなのに困った。しかし大変面白かったという記憶だけはある。これは塚本監督に非があるのではなくまったく私の記憶力のせいであるからして再び鑑賞することにした。
再度面白く観れたからある意味お得な人間だ。うん。実に面白かった。

お父さんは『探偵物語』というのでさっそうとしてかっこよかったのに、息子さんは『悪夢探偵』ってなあ。しかもいつも顔をしかめている苦しい探偵だ。他人の夢の中に入ることができるのだが、だからと言って何かできるわけじゃない、と彼は言う。それに辛くて危険だからもう頼まないで欲しいという探偵である。
いつも画面が暗くてびちょびちょしてて気持ち悪いし、包丁が嫌だし、血や内臓がどんどん出てきておっかない。
かなり陰鬱な作品なのだが、それでも悪夢探偵の松田龍平は凄くいい。「いやだいやだ」という決め台詞もとてもいい。
女刑事のhitomiも棒読みの話し方が気になる感じでこれもまたいい。
いつも不気味な役の塚本監督も相変わらず殺人鬼な風貌である。
いつも江戸川乱歩世界を思わせる塚本作品だがこれは見直しているとむしろデヴィッド・リンチ的な感じがして、フランシス・ベイコン風の顔ぶるぶるなんかは特にそうかもしれない。
警察の裏の捜査というのもなんだかありそうな、というかあったら面白そうである。

こういうダークヒーローというのに凄く惹かれてしまう。2もできたわけだが、連続TVドラマにして欲しい。松田龍平じゃないと嫌だからちょっと無理かもしんないが。
松山ケンイチでもいいんだけどなあ。

監督:塚本晋也 出演:松田龍平 hitomi 安藤政信 大杉漣 原田芳雄 塚本晋也
2006年日本


ラベル:松田龍平 ホラー
posted by フェイユイ at 22:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。