映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2009年07月21日

『007/慰めの報酬』マーク・フォースター

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Quantum of Solace

007のダニエル・クレイグはかっこいい。それだけで満足。
なんて言うってことは作品自体は本当に破格に面白い、というわけではないってことかもしれないが。
ショーン・コネリーから(というかだけという)007を観てきたような人間にはある程度のイメージがあるのでそこが破壊されるほど崩れてなければふんふんと楽しめるわけである。
とはいえマット・デイモンの『ボーン・アルティメイタム』でもそうだったんだけどアクションのスピードが速すぎるのと振付がまるでNHK『ピタゴラスイッチ』のボールが転がるピタゴラ装置みたいな感じでなんだか笑えてきてしまうのだ。
一番驚いたのはやっぱりボンドトフィールズが飛行機から飛び降りてパラシュートがぎりぎりに開くあのシーン。本物としか思えないような迫力であった。

またこれは好のみの問題だが前回のエヴァ・グリーンが物凄く印象的な美貌で彼女の前にちょっと前菜的美女が登場したので今回のフィールズをずっと前菜だと思ってていつ本命が現れるのかと待ち続けてしまった^^;案内係の彼女が登場したので「この女性???」となってしまったではないか。
いやあ、別に今回の女性も綺麗だったけどエヴァ・グリーン迫力あったんでオルガ・キュリレンコはちょっと弱かったかな。ボンドがまだヴェスパを引きずってるんでラブシーンもなかったし(別の女性とはあったけど)
お約束ダニエルのヌードもあったけどこれも少し出し惜しみ?
つまりなんでも前回を越えるような印象がなく多分それは盛りだくさんのアクションで勝負だったのだろうが、上に書いたように自分の趣味としてはあまりに急ぎ過ぎ軽業すぎでもちょっと大人の渋いアクションの方がよろしかった。

今回の悪役グリーンを演じたマチュー・アマルリック。「誰だっったっけ」とはっとなった。『潜水服は蝶の夢を見る』の彼だった。
小柄で特に悪人面と言うんではないかもしれないが何か心に潜んでいるようなとてもいい顔である。ここでも悪人ぶりがとても魅力的であったが、もっと静かな映画でとっぷりと悪魔的な演技を観たい気がする。

ダニエルの007はもー言うことはないくらいかっこいい。スーツのコマーシャルフィルムみたいだもんね。
映画がばたばたしてるからも少しゆっくり肉体美を観たかったのが不満ではあるけどそれでもまあ主人公だからずっと観ることはできたんでいいかな。
若い007という演出なのか、やたら乱暴である。口先では忘れたと言いつつヴェスパを思い続けているとこが当然のこととは思いながらもちょっとじんとしてしまうではないか。
横顔もしわの刻まれた顔も相変わらずのボディも見惚れてしまう男性なのだ。
ところで以前ダニエルは「そろそろゲイの007が出てきてもいいんじゃないか」と言ってたがどうなんだろ?さすがに国際的スターだから無理かなあ。もし作ったら勿論国によっては公開禁止のタブー映画になってしまうことは間違いないだろうし、ね。

監督:マーク・フォースター 出演:ダニエル・クレイグ オルガ・キュリレンコ マチュー・アマルリック ジュディ・デンチ
2008年 / イギリス/アメリカ


posted by フェイユイ at 22:43| Comment(2) | TrackBack(0) | ダニエル・クレイグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベンが出演する『テンペスト』のジュリー・テイモア監督って

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『The Tempest』のArielってこーんな感じ?

今頃話題にするなんておかしいのだが、ベン・ウィショーが出演する『テンペスト』はジュリーテイモア監督なんだけど、彼女が『フリーダ』『アクロス・ザ・ユニバース』の監督だということを気付いてなかった^^;

いつものことなんだけど、どうしてこーちゃんと名前を把握してないかなー。
そうか。ジュリー・テイモア監督なんだ!(だからみんな判ってるって^^;)
と何故騒いでるかと言えば私、映画『アクロス・ザ・ユニバース』が滅茶苦茶好きなんですね(笑)
以前書いた感想ではうまく表現できなくてあまり書いてないんだけど、ビートルズの音楽をこんなにセクシーに表現できるものかと物凄く感動して珍しくCD買ったし(あまり買わないのだ)何度も聞いては映像を思い出すくらい好きだったの。
『フリーダ』もとても素晴らしい作品で一気に好きになってしまった女性監督。
ところでこれは勝手な思い込みだけど彼女自身同性愛者ということはないのかなあ。
というのは勿論『フリーダ』もビアン的な女性でしょ。彼女はメキシコ人なのでメキシコ人監督映画かと思ってたらアメリカ人だった。彼女に興味を示してこういう風に素晴らしく撮るのは共鳴するところが大きいのではと思ったのだった。
そして『アクロス・ザ・ユニバース』で最も好きなのがプルーデンスというアジア系女性が歌うレズビアンの歌(と言ってもビートルズの『I WANT TO HOLD YOUR HAND』を彼女が女性に向けて歌う、ってことなんだけど)これが物凄く印象的で私はこの映画でこの歌が一番好きになってしまったのだ。
 
だもんでこんなにビアンを素敵に撮るのはテイモア監督自身もかな?と思ったわけで。何の確証もないし、別にどちらでもいいんだけどね。

ただ、テイモア監督がビアンだったらやっぱベンが一緒に仕事する監督はゲイな人が多いんだなあ、と。
ただそれだけ(笑)
素敵だーと思ったのだった。

ジュリー・テイモア監督、シェイクスピアの名作「テンペスト」を映画化


つまり男性のプロスペローを女性(ヘレン・ミレン)が演じ、女優が演じることが多いアリエルを男性のベン・ウィショーが演じるわけです。
うーむやはり倒錯してるってことだにゃ。

posted by フェイユイ at 19:08| Comment(5) | TrackBack(0) | ベン・ウィショー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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