映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2009年10月20日

『ナッシング・トゥ・ルーズ』スティーブ・オーデカーク

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Nothing To Lose

ティム・ロビンスの持ち味を思う存分活かした作品で愛らしいコメディであった。
ティムというのはいつでもどれでも大男なのに気弱でおどおどうじうじしていてとことん愛妻家、という設定ばかりなのだが、どうしても本人自身そうであるとしか思えないし、当人もそういうイメージを気に入っているのだろう。体は大きくても銃をかまえてもちっとも怖くないし似合わない。大きな手だけど殴られても、というかあんまり力一杯殴りきれないような優しい男にしか見えないのだよねえ。いくら奥さんを愛しているからとはいえ、浮気をされたと憤慨している時物凄く可愛い女の子から逆ナンされてベッドに押し倒されても「とてもできない」なんていくらコメディでもあり得ない気もするのだが、ティムならなんとなく納得してしまう気もする。

真面目で愛妻家のリッチな男が「妻の浮気現場を目撃」したことで壊れてしまう。
折悪しく彼の車に乗り込んで強盗しようとした黒人男性Tことポール(ほんとはテレンス)をいつしか相棒にして強盗になってしまうくだりはティムの奥さまスーザン・サランドンの『テルマ&ルイーズ』ばりだが、感動のあの作品に比べ、こちらの情けなさったらありゃしない。きっとご本人お二人も作品の違いを笑っているのではないだろうか。
『テルマ&ルイーズ』は自分としても破格な面白さの映画だが、こちらはこちらで気楽に楽しめる一品である。

私としてはティムの情けない弱虫っぷりだとか、定番のびっくりおどおど、めそめそする表情が可愛くて可愛くて見あきない。
でっかいティムの相棒となる小柄なマーティン・ローレンスとの掛け合いがばっちり相性いいではないか。しかしあのティムのパンチってなんなんだろ。勿論わざとやってるんだけど(多分)
女の子に襲われている時のティムがキュート&セクシーでたまんない。

監督:スティーブ・オーデカーク 出演:ティム・ロビンス マーティン・ローレンス ケリー・プレストン ジョン・C・マッギンリー ジャンカルロ・エスポジート マイケル・マッキーン
1997年アメリカ


posted by フェイユイ at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ティム・ロビンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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