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2009年11月01日

『トリスタンとイゾルデ あの日に誓う物語』ケビン・レイノルズ

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Tristan & Isolde

あちらの国では非常に有名な悲恋物語『トリスタンとイゾルデ』だが我が国では無名の物語ではなかろうか。ワーグナーの楽劇として御存じの方もおられるだろうが。
自分もトリスタンが円卓の騎士の一人としてしか知らず、従って本作を観て初めてどんな話なのか知ったという次第。元の物語とはどうやらあちこち違っているようだが、どうせ知らないので映画の本作としてだけの感想として書いてみる。

これってタイトル『トリスタンとイゾルデ』じゃなく『マーク王』にすべきじゃないのか。
かっこいい。泣ける。男の中の男だ。私がイゾルデならトリスタンを裏切って王の方を選ぶんだがなあ。
と、何故か不倫ものの映画を観るといつも本夫のほうが魅力あるように思えてしまうのは何故なんだろ。最初の婚約者だって顔はあれだが結構いい人だったかもしんないのに。
多分恋してかーっとなって馬鹿な行動をする男をあんまし可愛いとか思わないのかもしれない。
(余計なことだが同じく円卓の騎士のグィネビアとランスロットとアーサーでもアーサーが好きだし)
確かに若気の至りというのか若い情熱に燃え上がった恋、なのだろうけどトリスタンって別にそれほどなあ(って演じてるジェームズ・フランコ目的で観てるのに言うのもなんだけどさ)それに引き換え王様は手を失ってまでトリスタンを守ったり、窮地に立った時も部下の信頼と忠義の厚さを見ればどんなにいい人か判るし、イゾルデを深く愛した心も二人を許す優しさもこの上ない人ではないか。容姿だってハンサムですらりとして文句なしだもんね。
イゾルデから二人が知り合った経緯を聞いて全てを悟る理解力と結局国を再建できたというのがまた凄い。軽率な行動を取ってしまう若造のトリスタンとでは比較になりませんな。

というわけでマーク王が一番かっこいいこの映画って一体。

とはいってもやはりここでもトリスタン役のジェームズ・フランコはとてもひたむきで美しくやはり才能ある人だと再認識。
彼の顔は色んな場面で色んな人に思わせてくれる。彼が演じてもいるジェームズ・ディーンに見える時もあるしヒース・レジャーみたいな表情の時も。でも一番思うのはジュリアーノ・ジェンマなのだが。判ってもらえるだろうか^^;

どこの国でも(って言ってもこれ作ってるのはアメリカですか)皆が知る不朽の名作というのはやはり面白いもので時代に応じて作りかえられたりするのもまた興味深いところなんだろう。
現代では変に思われてしまうような激しい恋も忠義の心も描くことができる。時代物、というのがいつまでもあり続けるのはそういうものを求めているからなんだろうな。

監督:ケビン・レイノルズ 出演:ジェームズ・フランコ ソフィア・マイルズ ルーファス・シーウェル マーク・ストロング デビッド・パトリック・オハラ
2006年アメリカ


posted by フェイユイ at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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