映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2009年11月26日

『WE LOVE BALLS!!』シェリー・ホーマン

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Manner Wie Wir/Guys and Balls

ドイツ、ブンデスリーガはボルシア・ドルトムント周辺にあるマイナーチーム・ボールドラップは最後の試合で引き分け昇格を逃してしまう。
PKを取り損ねたゴールキーパー・エキーはストライカー・ウドーから目の敵にされる。
傷心を抱えたエキーはつい皆の前で仲の良いチームメイトにキスしてしまう。
エキーはゲイだったのだ。
それからというものエキーは皆のつまはじきにされてしまう。最も彼を苛めるウドーの侮蔑の言葉にエキーは、サッカーのゲイチームを作り1カ月後に試合で勝つことを宣言してしまうのだった。

なんだか面白いようなさほどでもないような話で^^;そのまんま『少林サッカー』以外の何ものでもない。散々侮辱され仲間を集めて復讐戦でやり返す、という。ただしあれほど面白くもおかしくもない。
というか、ドイツってゲイ的な方向は随分進んでいてゲイだというだけでこんな無茶苦茶に侮辱されるとは思ってなかったんだよねー。実際どうなんだろう。ゲイだとカミングアウトしてる人なんてゴロゴロいるのかと思ってたんだが^^;ウドーくんなど何故あそこまで徹底して苛め抜くのかな。
『少林サッカー』ではその苛めの部分もおかしかったんだが、本作の苛めは強烈過ぎてコメディとしてはむかむかさせ過ぎる気がするのだが、これもドイツ風味わいなのか。
そんな苛めに負けじと立ちあがった主人公が共に闘ってくれる(と言っても目的は隠してて単なるサッカー試合ということになってるのだが)ゲイのサッカー仲間を集め1カ月後の試合に向け猛練習。様々な困難もありつつ、試合に臨むと言う物語で、なんとも定番よくある話。それでも最後まで観通したのはドイツのこういうゲイ映画は初めてで、よくある話であっても風味がやはり違ってくるのが目新しかったのである。
なんというか。まず全員でかい。性同一障害というビアンの女性(?)を除けば皆大きい。父ちゃんも誰もかれもなんかごついのだ。
なよっぽい男性はいるが女装癖ゲイは入れてもらえず。代わりに皮製品愛好者のハードゲイトリオが幅をきかしている。
主人公はハードでもなくなよっぽくもない普通タイプ。最初あまりハンサムじゃないような気がしてたがだんだん可愛く見えてきた。恋人役も似たような金髪ハンサムくん。
トルコ系のゲイ君が一番なよっぽくて何故かイングランドのベッカムを愛している。多分ドイツ選手にしたらまずいからかもしれない。ベッカムって色んな映画で登場してくるなあ。さすが色男。
やはりブラジル人選手が一番上手い。
あまり直接的なエッチシーンはないんだけど(主人公とハンサム君のエレベーター内でのキスシーン&絡みあり)何故か全体的に本物っぽくゲイっぽいムード濃厚。やはりハードゲイの彼らのせいか。
色んな男が出てくるが一番かっこいいのはパパがハードゲイになってしまった小学3年生の男の子ヤンくん。
ゲイのパパが(本当は規則で近づいてはいけないことになっている)訪ねて来たのを嫌がらず受け止めてサッカー試合を見に行く約束をする。途中でママに止められているにも関わらずパパのハードな家を訪問し挫けているパパを叱咤する。再びママの禁止を破ってパパの試合を見に来てハードなオヤジ達に混じって観戦。怒って飛んできたママにはっきりとパパを応援すると告げる。
うーん、小さいのに凄く男らしくて素敵なのだ。絶対かっこいい男になると思う(笑)

主人公エキーたちゲイチームは勝負に勝ち、パパにはっきりとスベンが恋人だと告げてハッピーエンド。
というお話なのだが(笑)
息子がゲイだと知って親父は怒り、母親は寛容だというのも普遍的だなあ。
ボルシア・ドルトムントサポーター応援はハンパねえ。

ゲイチームのコーチを引き受けるオヤジがなんかのパロディ?

監督:シェリー・ホーマン 出演:マキシミリアン・ブリュックナー リサ・マリア・ポットホフ デヴィッド・ロット ディエトマー・ベア ロルフ・ザッカー
2004年 / ドイツ


ラベル:同性愛 スポーツ
posted by フェイユイ at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 欧州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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