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2010年02月20日

『ウルフハウンド 〜天空の門と魔法の鍵〜 』ニコライ・レベデフ

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VOLKODAV IZ RODA SERYKH PSOV/WOLFHOUND FROM THE TRIBE OF GREY DOGS

ロシア映画というと重くて暗いというイメージがあるのではないかと思うのだがその期待を裏切らない、ファンタジーの中でもアメリカ製より遥かにどっしり腹にくる風格である。
なんといっても今の映画で、主人公の男が終始(少年期を除いて)髭面というのは今風の無精ひげは別として珍しいのではないか。奴隷時代が髭面でも姫の御前に出る頃にはすっきり髭を(何故か)剃っているものだ。
おまけに他の奴らも髭男ばかりなのでその方面の趣味(おもに髭ゲイの方)の方にはお勧めだが、なかなか見分けが難しい。
とはいえ主演のアレクサンドル・ブハロフはその髭であっても非常に魅力あふれる男性で顔の傷も様になっている。姫の誘いに怖気づいて逃げ出すようなウブな可愛らしさもあって素敵だった。

画面もストーリーも演出も重くて暗い雰囲気があり、魔法の鍵にしても物語の展開にしてもかなり地味なテイストになっているのだが、ヒロインである姫が小柄でとても若く愛らしいのに姫らしい品格を持っているので惹きこまれて観てしまうんだろうか。
マスコットの動物が蝙蝠っていうのも渋いではないか。

ファンタジー作品として特別に目新しいとは言い難いのだが、どこまでも冷たく暗く重々しい雰囲気が好きである。

監督:ニコライ・レベデフ 出演:アレクサンドル・ブハロフ オクサナ・アキンシナ アレクサンドル・ドモガロフ イゴール・ペトレンコ アルチョム・セマーキン
2007年ロシア


ラベル:ファンタジー
posted by フェイユイ at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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