映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2010年03月02日

『9 rota/The 9th Company』フョードル・ボンダルチュク

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9 rota

アレクセイ・チャドフ映画輸入盤第2弾、といってもこの前観た『セルコ』の1年前の作品。
アメリカ側から言えば「アフガニスタンへのソ連侵攻」を題材にした映画であるわけでどうしてもそういう見方をすることが多いと思うのだが、本作ではアメリカ映画が描きようのない方向から表現していることになる。
それにしてもその表現方法はまるでアメリカ映画の軍隊ものをそのままソ連軍にしただけのようにも思えて不思議なネガを見てるようだ。おっかない鬼軍曹にしごかれ、仲間たちとの厚い友情が育まれていく。
本作のアレクセイは名前が先に出されてはいるが、控えめな存在になっている。
むしろジョコンダ役のコンスタンチン・クリュコフの方が目立つ役柄で2枚目で絵が得意で経験がないのに射撃の腕前が際立っているというかっこいいキャラクターなのである。
アレクセイ演じるボロベイは気が弱くて腕っぷしもてんで弱いという虚弱な青年でガールフレンドはいるが仲間がある女性と交代でセックスを楽しんでいることに激しく反発するという可愛らしい性格の持ち主で皆からは非常に可愛がられている大人しい存在で彼が特別に彼ら兵士の中で活躍をするわけでもない。あくまで9人の若者の一人、という描き方だった。無論少しは他の人よりアップが多めかもしれないが。

アフガニスタン介入の為の軍隊に入った若者たちは家族や恋人と「2年間の別れだ」と約束して激しい訓練に耐え、彼の地へと赴く。
だがそこで彼らを待ち受けていたのは想像を絶する地獄であった。

アレクセイ・チャドフはやはり最初の映画が戦争ものなのでどうしてもそちらが多くなるのか。それとも先日書いた通りやはりロシアは戦争映画が多いってことなのか。またもや坊主頭のアレクセイである。『チェチェン・ウォー』から3年しか経ってないのでまだまだ愛らしい。今も愛らしいけど。
ハンサムなジョコンダとの絡みが殆どなかったのが残念だったけど、仲間にもたれかかったり何故かキスめいたことをされたりと皆から可愛がられている存在だった。

こうしてアレクセイを追って観てると結構違った役柄を演じているのである。俳優って同じ役柄を求められてしまいがちだけど本人も色々と違う役に挑戦しているんだろうか。最初の『チェチェン・ウォー』の強靭なイメージが焼き付いているのだが他は可愛い役だったりお調子者だったりと違うものを選択しているのかな。
また他のを観るのが楽しみである。

監督:フョードル・ボンダルチュク 出演:アルトゥール・スモリャニノフ アレクセイ・チャドフ コンスタンチン・クリュコフ
2005年ロシア


posted by フェイユイ at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アレクセイ・チャドフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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