映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年07月04日

『蟲師』大友克洋

蟲師2.jpg蟲師.jpg虹郎.jpg

これは思い切り大森南朋目的で鑑賞。原作及びアニメのファンの方からの評価は悪いようだが、自分はどちらも未見のせいかとても楽しく観ることができた。特に自分にとって鬼門となっているオダギリジョー出演作(私はどうもオダギリ出演作と相性が悪いのだ)なのだがこれは面白かった。とはいえ、こうして面白い作品を観ると余計思うのだが主役がオダギリではない方がよかったのではないだろうか。この人って美形ではあるが何か雰囲気がない、と思ってしまうのはやはり私が彼を好きでないからだけか。
目的の大森南朋の虹郎は結構出番があってうれしかった。やっぱりたくましくてからだの線が綺麗な人である。時代ものだとこういう風に脚が見れていいなあ。長くてがっしりしてかっこいい脚なのだ。
そして物語がオダギリ演じるギンコと虹郎の二人旅であり深い交流が描かれるのは凄く好きな展開である。ぼーっとなったギンコを守りながら虹郎が旅を続けるくだりなんかね。
しかし惜しむらくは相手がオダギリのせいなのか、なんなのか思ったほど二人の間に微妙な感覚がないのだよねー。これはオダギリが演じている他の作品のどれでも(自分が観た奴は)思ってしまうんだけど。これは私の勝手な感覚なんでしょうがないんだけどね。
むしろオダギリがボケエとなってしまっている時のたまさんと淡幽と虹郎の間の空気の方がよかったりして。いやもう感覚的なことだが。
たまさんの李麗仙、淡幽の蒼井優の関係なんかは凄くよかった。蒼井優は綺麗だしこういう雰囲気あるなー。
オダギリより子供時代の少年が可愛くてぬいとの関係もよかった。オダギリって誰かとの関係っていうのが色っぽくないと思うのだ。

物語について言えば、蟲師という設定が面白くて説明をいちいち興味を持って観てしまった。映像的にもあまり気色悪いものではなかったので観やすかったし(これは褒め言葉になるのかどうかよく判らんが)
でもさギンコのやってたことより淡幽が箸で文字をぴゅーっ、ぴゅーっってのが面白かったなあ。たまさんの処置もどうなるのかと思い緊張した。
淡々とした展開や時代背景なんかもよかったし、画面は綺麗だったね。

今までさほど興味を持ってなかったのだが、映画があんまり面白かったので原作も読んでみたくなったし、アニメもちょっと観てみたい、と思ってしまったよ。

監督:大友克洋 出演:オダギリ ジョー 大森南朋 蒼井優 江角マキコ 李麗仙 りりィ
2006年日本



posted by フェイユイ at 23:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しゅうございます〜(笑)私は元気に洋画とウィンブルドンテニスを観まくっております。
『蟲師』は昨年オダギリ目当てで^^;彼のファン友と舞台挨拶見に出かけまして、そしたら大森さんもご一緒で。遠目の為豆粒状態でいまいちでしたが、二人ともとっぽく宣伝活動してましたよ。
この作品自体はスイマセン退屈だった^^;のですが、観終わってから思い当ったコトが面白くて。・・昔私の母が「うちの父は、近所の人に頼まれて子供の“疳の虫”をとってあげていた。手指の爪との間から白い糸みたいのがすぅっと出てくるんだって」と!!言っていたことを。・・それって、まさしく“蟲師”だよね?!まぁ、私の祖父ちゃん蟲師だったの?!;;とハゲシクびっくりというか納得したのでした。昔はもしかして民間でよくある話だったのかもしれませんね〜。
Posted by フラン at 2008年07月05日 15:38
ここでお会いできるとは!嬉しいです〜。松ケン、新井浩文、大森南朋と凝り続けて日本映画ばかりになっていてフランさんとお話ができないことを寂しく思ってました。

私はこういう話が好きで映画も面白かったのですが、えー!フランさんのおじいちゃん!それこそまさに蟲師ですよ!!!興奮状態!!まさかオダギリにそっくりでは!
私はこういう話があったことを知らなかったのですが確かに疳の虫と言いますしね。うーん、そういう才能がある人が実際に希少ながら存在したんでしょうねー。
事実は映画より面白いものですね。
Posted by フェイユイ at 2008年07月06日 00:27
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