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2008年07月29日

『ハゲタカ』第4回「激震! 株主総会」

ハゲタカ9.jpg

ここに来ていよいよ渋みを増した内容になってきた。ハゲタカの力を見せつけてきた3話までと違い日本の企業の基盤となる性格が敗北を前にしてよりハゲタカたちと対立していく。傍から見れば大木会長の考え方も会長の臨終の手紙で一丸となって感動してしまう株主・従業員達の姿も奇妙としか映らないがそこに属する一員であればそうなってしまうのかもしれない。なにしろ大企業にも中企業にも属していない人間なのでいまいち実感は湧かないのだが。
戦後の苦労話から始めて人々の心をつかんでいくということは今でも可能なのだろうか。

ホライズン・鷲津が再び爪をむいた大企業・大空電機の配下にがかつて倒産させた三島製作所があったこと、株主総会の席に西乃屋の西野治の姿があり芝野の人情話に「とんだ茶番劇だ」と捨て台詞を残して去っていくなど「つづく」となった次回が待ち遠しい(いや、凄く借りられててなかなか観れないのだ)

大空電機とそのカリスマ会長(菅原文太)ニュースキャスターになった三島由香の話が幅を利かせている為、今回は鷲津の活躍が少なくて寂しい。それでも株主総会全員を敵に回して言葉も出ない状況の中アランに「すぐTOBの準備だ」とすかさず命令を下す鷲津のクールさかっこいい。
それにしても銀行に嫌気がさして退職し、潰れかかった企業を再建するための企業再生家(ターンアラウンドマネージャー)となった芝野健夫氏。こうなっても人から罵られたりするばかりでやっぱりよくわかんない人である。最後は大木会長の手紙を読むことで拍手を受けたがなんだか近い未来もまたどうせ傷つくことになりそうな。なんだかカリスマというか人から畏敬の念を持たれない運命の人なのかもしれないなあ。
結婚もしてなさそうだ。恋人からも怒られてそうだ。
一生苦悩し続ける男なんだろうなあ。

今回はプロキシーファイト(株主委任状争奪合戦)という言葉が登場したがんんんあまり話の中に組み込まれなかったような。大木会長の人情話のほうが勝ってしまった。

脚本:林宏司 出演:大森南朋 松田龍平 栗山千明 柴田恭兵 嶋田久作
2007年日本




posted by フェイユイ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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