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2008年08月01日

『ハゲタカ』第5回「ホワイトナイト」

ホワイトナイト.jpg

そうか、そうか、そうですか。いやまったく面白いドラマだなあ。

ここに来て大森南朋演じる研ぎ澄まされた刃の如き鷲津の表情が昔の顔に戻ってしまうのだ。
冷たい血を持つハゲタカであるはずの鷲津が暖かな心を見せたことが弱みとなった。ハゲタカと呼ばれていても所詮一会社員でしかないのだねー。

「戦争だ」と言った松田龍平の声も言い方も父上の優作氏にそっくりである。あえて変えようなどとしないのが凄い。
TOBだとかホワイトナイトだとか調べてみてもどうせよく判らない私だが(ホワイトナイトって夜じゃなくて騎士のほうだったのね)その辺飛ばしてもひたすら面白い。
芝野氏はまたここでも苦悩の日々。芝野を怒鳴りつけた新社長が頼りにした会社ハイパー・クリエーションが潰されて茫然となった時もきっと「ザマミロ」なんて思わずに苦悩してんだろうなあ「俺がちゃんと助ければよかった」なんて。
多くの人のバイブルとなるような本を残した大木氏も若いIT企業のやり手社長も現実の誰かを想像しやすいキャラクターである。
こういった企業の存続を「戦争」などと呼びながらゲーム感覚でやりとりするのを面白いとみるかどうか。とても真剣には受け止められない。あまりにも馬鹿馬鹿しくて。悲しくて。まあドラマです。面白く観てきました。でもまあ思うのはこういう世界に生きなくていいということが幸せだなと。虚構の世界。確かに金に弄ばれただけなんでしょう。
そこを描いていることがやっぱり面白いのだよね。

よくドラマの冒頭部分がラストにつながることが多いけどここで繋げてきましたか。
鷲津がどうなっていくのか。物語はどう決着されるのか。
明日まで待てない!(ってDVDだから観ればいいんだけどサ。時間ないんで)

大森南朋、このドラマでのかっこよさは他ではちょっと見れないほどのハイクオリティ。
大体においてナオさんのイメージってこんないつも眉根を寄せているみたいなんじゃなくて全体にゆるい、というかリラックスした人なんだもの。そこがいいと思ってたけどこういう神経質な顔も魅力的だとは。
『ヴァイブレータ』『蟲師』『春眠り世田谷』『たとえ世界が終わっても』みんなゆるいキャラだもんね。ある意味「1」に似てるのかもしれないが(笑)両刃の剣のような。





posted by フェイユイ at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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