映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年08月14日

『タイガー&ドラゴン 3』第5話「厩火事」金子文紀

タイガー&ドラゴン4.jpg

いやあ、毎日「北京オリンピック」白熱しておりますね。私も元来スポーツ鑑賞が大好きなのでどうしても観てしまいます。
体操男子個人総合、冨田洋之さん残念でした。吊り輪の落下心配しましたがあそこから4位とは素晴らしいではないでしょうか。19歳で銀メダルをとった内村航平くんはまだ可愛らしくてちょっと生意気そうでまだまだこれからって感じでロンドンが楽しみであります。
他にも水泳、柔道、フェンシングとあちこち注目の試合ばかりでしたねー。

ということで、『虎龍』は今回は今までとはちょっと違った味付けだった。
関西ドつき漫才夫婦が登場してくるので笑いと涙が濃い感じ。
何度も酔っ払って傷害事件を起こし刑務所に入っていたというまるおとそんな夫に愛想をつかしながらもまだ自分を愛しているのか知りたいのだという妻まりもの物語が絡んでくる。
虎児と同じように子供の時に両親を失っているのだがヤクザの道に進み一度も笑ったことがないという虎児と比べ、両親が死んでからお笑いの道へ入り笑いっぱなしの人生だったというまるお。関東と関西の違いだ、という説明がおかしい。ほんとそんな感じがする。
それにしても飲酒とドメスティックバイオレンスと夫婦の愛と病気の話が題材になっているのでいつもと比べてかなり重くて苦い味わいである。
そしてその話が落語『厩火事』と重ねられていく。この話も聞いたことはあったけどうろ覚えみたいなもんで、改めて聞いて「へええ」と思ったり。孔子のエピソードまで映像化してるのがおかしいよ。
ほんと言うと頭をぽんぽん叩く笑いって正直言って心配してしまうのだよねー。やってる方たちはむしろあれがいいみたいなのだが痛くないのか、脳に損傷はないのか、とアホなことばかり考えてしまうのだ。あまり漫才を聞く資格がないのかもしれない。肩とかにして欲しいのだが。
でもなんだかこれを観てると命を張って笑いをとっているようなそんな二人の姿にちょっとえぐい濃厚さではあるけれど人生の深い味もするようで泣いたりはしないけど奇妙な感動もあったりするもんだ。
夫婦ってなかなか味のあるものじゃないだろうか。

監督:金子文紀  脚本:宮藤官九郎 出演: 長瀬智也 岡田准一 伊東美咲 塚本高史 蒼井優 阿部サダヲ 西田敏行 笑福亭鶴瓶 古田新太 清水ミチコ
2005年日本


posted by フェイユイ at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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