映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年09月20日

『やわらかい生活』廣木隆一

やわらかい生活.jpg

久し振りにナオさん目当てで観たのだがこれは短かった。いや作品がじゃなくてナオさん登場時間。あっという間。しかもなんだか照明の傘に隠れてるしさー。ナオさん目的としては寂しかった。

とはいえ、本来の物語と寺島しのぶはなかなかいい感じでありました。
両親や友人を亡くしてしまい、精神を病んで社会からドロップアウトした30代の独身女性。自分はそういう境遇ではなかったので共感というと嘘になるが彼女のどうにもならない自分に対してのイライラ感というのはわかる気もする。境遇は違ってもそういう感情というのはどこからか生まれてしまうものだから。
ただこの物語はそうした不幸な女性を描いてるわけでもなくて物凄く羨ましいお話だったりする。
何人もの男性に好かれてしまうし、かっこいいトヨエツからはいたれりつくせりで介護されて「いいなあ」と女としてはみんな羨むことだろう。
酷い鬱状態になってしまった彼女に美味しいお粥を作ってくれたり、髪を洗ってくれたり。しかも背の高いこと、足の長いこと、かっこいいったらないのだ。
う最悪の状況にいる彼女だが作品として描かれている間の彼女は物凄く羨ましい生活を送っている。
同じように精神を病んでいる繊細なヤクザの若者との出会いやかつての同級生との再会も実際こういうことあるのかな、と思ってしまう。
彼女との出会いで彼ら男の方もなにかいい方向へ行きそうな予感をさせて物語のラストは唐突に悲しいものとなる。
最後のトヨエツの声は彼女の幻聴のなせる技か、という布石もあってより寂しくも温かくも感じる。

監督:廣木隆一 出演:寺島しのぶ 豊川悦司 松岡俊介 田口トモロヲ 妻夫木聡 柄本明 大森南朋
2006年日本


ラベル:大森南朋
posted by フェイユイ at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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