映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年11月12日

『アイム・ノット・ゼア』トッド・ヘインズ

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I'm Not There

この映画には驚いた。まさかこんなに混乱した映画だとは思ってもみなかった。さまざまなボブ・ディランがいてさまざまな生き方をしている。
彼は黒人でもあり白人でもあり男で女で孤児でごく普通の人間だ。それはあり得ない奇妙なことのようだがそういったすべての人がボブ・ディランなのであるのだろう。

自分はボブ・ディランのことをまったく知らないと言っていい。音楽もその姿も何かでちらりと見知った、聞きかじっただけである。ましてやその人がどんな人かなど全然知らないのでこの映画を観たら少しわかるのかと思っていた。
まさかここまで混沌とした作品だとは。参った。
ますます頭は混乱し、一体なにがなんだかわからない。
それにしてもこの作品は面白い。
久し振りにもう一度観てみようと思ってしまった。
第一、一度観ただけではさっぱりわかんないのだ。
わかんないけど、かっこいいし、さすが歌は素晴らしい。
幾人かの役者がそれぞれにボブ・ディランらしき人物を演じている、らしいとしか言えない。全部ばらばらで同一人物ではないみたいでどこからが真実でどこが嘘なのかもよくわからない。
2度観たとしても自分にそれらの整理ができるとは思えないが。
人気のあるミュージシャンという存在はこうも人の心に働きかけ、イメージを残すものなのか。
留まることを知らない放浪者である彼(ら)の姿をもう一度観てみようと思う。

監督:トッド・へインズ 出演:クリスチャン・ベイル ケイト・ブランシェット マーカス・カール・フランクリン リチャード・ギア ヒース・レジャー
2007年アメリカ


ラベル:放浪 音楽
posted by フェイユイ at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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