映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年12月26日

『悪魔のようなあいつ』第十三回 

この辺の物語はなかなか裏社会的な隠微さがあってよいなあ。

ふみよが盗んだ3億円をなんとか奪い返した良。白戸警部には傷を負わせたうえ、手錠でバイクにつなぎ動けなくした。そしていつも困った時にはすぐ助けてくれる野々村を裏切り一人だけ車に乗って逃走。
「ホテル王」という名前の安宿の主人に密航の手配を頼んでいた良だったが折悪しく台風で船は欠航。
仕方なく「ホテル王」に身を潜めた良だった。

「ホテル王」の主人・王礼仁を細川俊之が演じている。怪しげな中国人というのが似合っている。
背中に赤ん坊(?)を背負っていて冷静沈着、殴られても抵抗しない、という人物。
良の受けた弾は貫通していたのだが何度も雨に当たったせいか高熱を出して倒れてしまう。
そんな彼を助けたのが頭の弱いノノだった。

すべての設定が胡散臭くてほんとに今ではできないドラマだろうなとつくづく思ってしまう。

良に裏切られ逃げられた野々村は荒れて酒に酔い、良の部屋へ行き、良の匂いが残る毛布に包まってしまう。
そこへ静枝が現れの野村から良の経緯を聞く。
静枝は良の体を心配する。
良の病気は高熱によって発狂するか記憶を失うのだと言う。

雨に打たれ高熱を出した良をノノが懸命に介護する。頭の弱い少女なので裸で洗濯物を干したり、良を体温で暖めようとしたり、これも今観ると結構驚く。
野々村と八村は別々に良を匿った王ホテルへたどり着く。だがそこには良はいない。
ノノが買い物に行っている間、良は苦しむ。いい男は苦悶の表情が色っぽい。
ノノが戻った時、良は記憶を失っていた。

3億円は手元にあるが記憶を失くした良。一体どうなっていくのか。

八さんのふみよに対する愛情も涙モノだなあ。ふみよってほんとに酷いのにな。

脚本:長谷川和彦 原作:阿久悠 上村一夫 音楽:大野克夫 井上堯之 出演:沢田研二 藤竜也 若山富三郎 荒木一郎 三木聖子 大楠道代 細川俊之 尾崎紀世彦
1975年日本


posted by フェイユイ at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 悪魔のようなあいつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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