映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年12月26日

『悪魔のようなあいつ』第十四回 

今回もなかなか面白い一話だった。記憶喪失というのは映画でもよく使われる題材ではあるが、この一話を映画に作り変えることもできるような感じ。
つまり記憶を失った美青年が頭の弱い少女といるところを暴走族に絡まれてしまい、その中の1人の少女が美青年に興味を持って記憶を取り戻す手伝いをしていくうちに、青年の危険な過去がわかっていくというストーリーである。
『ボーン・アイデンティティ』の犯罪者版というところ。
肩に弾丸の痕があったり、暴走族少女の胡散臭い兄と関係があったことがわかったり、青年が持っていたマッチから訪ねたスナックでギターを手にして歌が蘇ってきたり、バイクにまたがったことで3億円強奪の場面が思い起こされたり、となかなか面白い映画になりはしまいか。
今回も野々村さんが良を守る為に恵い子と一緒に人芝居うって刑事を騙したり店の従業員を駆りだして良を探させたのに見つからず落ち込んだりと良への一途さを発揮している。

良は記憶を失ってノノの船に3億円を隠したことも忘れ、暴走少女マキの兄である王に3億円のありかを教えてしまう。
王はすぐノノの船に行き、邪魔しようとしたノノを殺してしまった。

良はぼんやりとしたままマキと仲間の暴走族とつるんで走っているところを暴走族狩りで捕まってしまう。
警官に追い立てられる良の脇を野々村が偶然通りかかる。大喜びで良の腕を掴む野々村だったが良はまったく何も思い出さないのだった。

ノノのお通夜だと言って店の子たちが歌う『ママリンゴの唄』
前にも歌われたけどいかにも昭和的な素朴に頭に残る歌である。

脚本:長谷川和彦 原作:阿久悠 上村一夫 音楽:大野克夫 井上堯之 出演:沢田研二 藤竜也 若山富三郎 荒木一郎 三木聖子 大楠道代 細川俊之 尾崎紀世彦
1975年日本


posted by フェイユイ at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 悪魔のようなあいつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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