映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2009年01月04日

『悪魔のようなあいつ』第十六回 

あら矢頭さん死んだわけじゃなかったのね。
てことで良は矢頭を刺した後、3億円を隠したはずのノノの小船へと走る。
野々村は良から見捨てられた衝撃で打ちのめされている。
船にはもう3億円は残っていない。良は王の仕業であることに気づき、すぐさま王の元へ行き、3億円を取り戻す。
だが王の家を出た途端、良を背後から襲った者がいた。

ついに野々村さんが耐え切れず良を監禁してしまった。無論、今まででも野々村がそうしようと思えばいつでもできたはずだが、彼は良を縛り付けてしまうことへの怖れがある。良が自分を束縛するものを憎むのが判っているからだ。それでもなおそうしなければ仕方のない切羽詰った所へきてしまった。
野々村は監禁した良に「助けてくれと言え」と電話する。そうするしか良を繋ぎとめられない野々村が切ない。
良を波止場の倉庫に監禁している間に野々村は3億円を調べる。2百万が足りない。その中には番号を控えられている紙幣が含まれているのだ。野々村は良が危機に直面していることに恐怖する。

初めて野々村が起こした良に対しての積極的な行為だった。監禁してしまうなんて隠微だなあ。野々村さんは結構電話で良に思いを伝えることが多いようだ。面と向かって言うのが恥ずかしいのだろうか。
良のためにせっせと3億円を調べるのもケナゲである。そして良が3億円を強奪した直後のことを思い出す。
自分がまだ現役の刑事で3億円事件を追って追っていた時、良の部屋で着ろキされた記録された番号の紙幣を見つけてしまう。
野々村さんは孤児院を出て大学へ進み警部にまでなったのだが良のためにその地位を捨てたのだ。
その後スナック経営してもあんなに金持ちになってるんだから何やっても才能のある人なんだねえ、かっこいい。
良に電話で「俺以外にお前を助けられる人間がいるか」と訴える野々村さんが可哀想でさー。

結局良は八が連れてきた王を刺し殺してしまう。王の遺体は川に沈める。
良は野々村に怒っているが3億円は野々村が握っているのだ。

白戸刑事と良が再び会い見える。良は鼻血を出す。病魔が彼の体を蝕んでしまった。静枝は彼の最期を感じ、心中しようとするが良はまだ死ねないと拒絶する。

今までにない野々村の良監禁という激しい行動と一緒に逃げようと言ってくれという願いはまた空しく消えてしまった。
良の死期は迫っている。
王は死んだが、彼が最後に3億円の記録された番号紙幣をわざと使ったことで良はさらに危機にさらされている。

脚本:長谷川和彦 原作:阿久悠 上村一夫 音楽:大野克夫 井上堯之 出演:沢田研二 藤竜也 若山富三郎 荒木一郎 三木聖子 大楠道代 細川俊之 尾崎紀世彦
1975年日本


posted by フェイユイ at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 悪魔のようなあいつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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