映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2009年02月08日

『ミッドナイト イーグル』成島出  

ミッドナイトイーグル.jpg

一体何故こんな映画を観たんだ?とお叱りを受けそうだが無論大森南朋さんが出てたからである。130分ほどの長編に彼の出番僅か数分。その数分のためにこの怖ろしく馬鹿馬鹿しい映画を耐え抜いた。
マジでこんな映画を「娯楽作品」として認可していいのだろうか。「他の国ならこういう映画は仰山ある」などという言い訳は聞きたくない。
娯楽という名前がつくなら他の国をあげつらって悪党として登場させるような映画を作っていいものだろうか。そして自国民だけを心正しい良民として描くことにおぞましさを感じてしまう。
どの国かわかるように表現しながら国名は出さず一言も言語を発さないことで逃げ道を作っているのがイヤラシイではないか。
日本人だけで作ってしまうのも、まさかこんな内容でその国の人物に出演してもらうわけにもいかない。つまりそのくらい偏った内容だということだ。

登場人物の設定もお涙頂戴式の陳腐なものばかりで一々腐すほどのこともないだろう。
カメラマン二人が工作員たちの激しい銃撃を受けるのにまったく当たらず(自衛隊員たちは次々と射殺されているのにも関わらず)ステルスの窓ガラス越しに撃たれた銃弾によって死亡する。ステルスの窓ガラスって簡単に銃撃されるのだね。
とにかく男子が喜びそうな戦闘機だとかはそれらしく登場してくるし非常に幼稚な内容なので子供向けって言ってもいいのだろうが決して未来ある子供達には見せたくない映画である。こんなものを見せて怖ろしく歪んだ知識と精神の人間に成長されたら困る。
それにしてもこの総理ってどういう人格設定なんだろうか。演じているのはつい最近『悪魔のようなあいつ』を観て初めていいと思った藤竜也だがまた以前の低評価に戻ってしまった。が彼だけがいけないのでもないだろう。観ながらもこの人ってどういう役職なんだっけ、と何度も思ってしまった。演じ方として総理の言動とは思えないし、与えられた台詞も悲惨すぎる。これでは総理としての重みも知恵もあったものではないだろう(実際どうかって話もあるが)

肝腎の大森南朋の役も中ほどでちょこっと出てきてまたラスト近くでステルスに立てこもって工作員と戦う主人公達を救う為にヘリを飛ばしたものの吹雪で帰っていく、という「何の為に出てきたの?」というものだったのであまりにも拍子抜けした。

ナオさん目当てだとはいえ、今まで観た作品でも最悪最低の映画だった。こんな思想を持っていることこそが怖ろしい。
子役の少年はこんな演技をさせられて気の毒と言うしかない。

監督:成島出  出演:大沢たかお 、 竹内結子 、 玉木宏 、 吉田栄作 、 袴田吉彦 、 大森南朋 、 石黒賢 、 藤竜也
2007年日本


ラベル:大森南朋
posted by フェイユイ at 23:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
^^,全く、フィルムとオカネの無駄使いと思しき映画に遭遇すると怒りを通り越し哂うしかない、てなりますよね。
『英国王給仕人に乾杯!』今日観て来たのですが、予告に『ディファイアンス』があり、良さそうな予感が。ダニエル・クレイグ氏とジェイミー・ベル!実際のお話が基ですし・・興味深いです。^^日本人はどこまで行っても幼稚な部分があるのかもしれませんね(極論ですが・・^^;;;)。
Posted by フラン at 2009年02月09日 20:07
この記事にコメントだったのでまたびっくりしてしまいました。前もあったけど単に最新だったからだけですね(笑)

『英国王給仕人に乾杯!』ってタイトルが惹かれますねー。昔の映画みたいですね(笑)
私も是非観たいです。
そして『ディファイアンス』!!TVでも予告やってるのですよね。いつもじっと見てしまいます(笑)素敵です〜。

この記事の映画には脱力です。変にお金がかかってそうな仕上がりなのがまた情けないです。
Posted by フェイユイ at 2009年02月10日 00:23
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