映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2009年09月30日

『キャデラック・マン』ロジャー・ドナルドソン

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CADILLAC MAN

実はこの映画、何日も前から少し観ては挫折し少し観ては挫折し、もう止めようかと思ったのだが何しろティム・ロビンス目当てで観てるのにまだ(多分)彼の姿をちらとも観ず止めるのもナンなのでとにかくティムが出てくるまでは頑張ろうと再再挑戦。一旦バイク男のようだと思ったがすぐ退場。やっと40分過ぎに顔を見せてくれた。

90分ちょっとの映画なのでほぼ半分までティムが出てこないし、主人公のロビン・ウィリアムスも嫌いじゃないけど、女ったらしのセールスマンという役なので彼のイメージとしては?だったりする。
しかも本作の前半部分はかなりぐったりする。こういうドタバタコメディというのも久しぶりに観たがドタバタぶりがとんでもなく面白いわけでもなく、なんとなくドタバタしてるだけ。ロビンはこういうドタコメは合っているのかな?植木等さんだったら面白いかもしれないが。(くく、自分で書いておかしくなった)

ロビン・ウィリアムス扮する冴えない車セールスマン。妻子がいたが離婚して別居。家は取られて自分はアパートで貧乏暮らし。職場ではとにかく車を売れと抑えつけられ、元妻にセールスしようとして逆にもっと養育費を払えと約束させられてしまう。冴えない男なのに何故か二人の美女と関係を持っている。その二人との関係も忙しく慌ただしい中でカーショップの特売日を迎えたジョーイは妻からの「娘がいなくなった」という電話と3組の客が同時にやって来て大混乱となる。

あれ?アメリカのコメディってTVドラマでもかなり面白いと思ってたがこの作品はかなりしょぼい。最高のコメディ役者であるロビンでもこのつまらなさってなんだろう。
前半の「ここまでつまらないのないんじゃない」っていう道のりをなんとか乗り越えてやっと物語の核心(?)であるティム・ロビンス=ラリーがマシンガンを持ってカーショップに文字通り突っ込んでくるとこから少しだけ観れる、かもしれない。

物凄く面白くなるわけじゃないが、ティムがカーショップに籠城するところからほんの少し面白くなってくる。はっきり言ってここから始めればいいのだ。前半の説明は不要だし。陳腐な話だけだからなくても判る。
ティムはここでも思い切り頭の悪い大男の役^^;でも確かにこの顔でこの体は頭悪そうにしか見えないもんね。
ティム=ラリーにはこのカーショップに勤めてる美人妻がいるのだが実は店の主人と肉体関係を持っている。ラリーは帰宅の遅い妻が店の誰かと浮気しているのでは、と考え、怒り狂ってマシンガン片手に飛び込んできたのだ。
ジョーイ達店員と居合わせた来客が人質となってしまう。

お馬鹿なティム=ラリーが嫉妬で騒ぎ立てたり、通報で駆け付けた警察に怯え慌てたりする様が可愛い。もう少し脚本がよかったらロビンとティムの掛け合いが見ものだったろうが、とにかく大したことないの。
おかしかったのは偶然だと思うのだがロビンが受話器を慌てて持った時にティムが持っていたマシンガンの紐と絡みあったのをティムが慌てずゆっくりとマシンガンをくぐらせてほどいたのだが、計算であんなにうまくいくとは思えないからきっとアドリブだったんだと思うんだけど、お馬鹿男なのに落ち着いて受話器とマシンガンの紐の絡みをほどくのがおかしかった。
よくある話だけど人質と犯人がいつの間にか同調していって警官が敵みたいになっていくのだとか、元々そう悪い奴じゃない犯人ラリーがジョーイの元妻やお母さんから怒られておどおどしていく様子なんかはちょっとおかしかったし、この事件がきっかけで離婚したジョーイ夫妻がよりを戻すとかいうのはコメディとして上手い結末で楽しいのだが、とにかく脚本が緩すぎるよねえ。
ロビンかティムの作品を観続けようと考えて、ひとつこれならもう仕方ないけどとにかく少々お寒い作品だったと思う。監督のロジャー・ドナルドソンって『世界最速のインディアン』がよかったから結構期待したんだけどなあ。でも他の映画はそう観たいようなものでもないからこんなものなのかもしれない。

ティム目的としては可愛かったし頭悪いけど嫌な奴じゃないのでまあよかった、かな。

上の右の画像のティム。大男の彼がロビンの後ろに隠れて困った顔してるのがかわいす。

監督:ロジャー・ドナルドソン 出演:ロビン・ウィリアムズ ティム・ロビンス パメラ・リード フラン・ドレッシャー ザック・ノーマン アナベラ・シオラ フラン・ドレシャー
1990年アメリカ


posted by フェイユイ at 22:35| Comment(0) | TrackBack(1) | ティム・ロビンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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