

ELIZABETH I
今夜は全編のみ観賞。ケイト・ブランシェットの『エリザベス』も最近観たような気がするのによく何回も観るものだと自分で思ってしまうがやはり観始めると面白い。
というのはやはり女王役のヘレン・ミレンと愛人ダドリー=レスター伯のジェレミー・アイアンズが上手いからで。
エリザベスがメアリーを処刑することをこんなに躊躇していたなんてなあ、と感心しながら観てしまった。そしてメアリーの処刑シーンの恐ろしさには驚いてしまった。
またケイト版ではローリー卿が恋人だったが、バージンクイーン・エリザベスも実際は恋多き女性だったのだろうね。青年たちにダンスさせて喜んでる場面なんかあるし、結構そういうとこで美少年や美青年を集めて娯楽してたんだろうか。
ウォルシンガムらからは強制され、ダドリーから反対されたフランスのアンジー公との縁談が国民の猛反発によって破談となるのはなんだか哀れだったが、ほどなくして公が死んでしまったので結婚してたとしても幸福は長続きしなかったんだなあとか。
スペイン無敵艦隊の侵攻を迎え撃つまだひ弱な英国軍隊に女王が先頭に立って演説をする場面はやっぱり感動的。女王の白黒の旗を心待ちにしてるのに。最初から揚げてきてくれ。
明日は後篇。楽しみじゃ。
監督:トム・フーパー 出演:ヘレン・ミレン ジェレミー・アイアンズ ヒュー・ダンシー バーバラ・フリン パトリック・マラハイド イアン・マクダーミド トビー・ジョーンズ
2005年 / アメリカ/イギリス
ラベル:歴史