映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2010年01月12日

『刑事コロンボ 完全版 Vol.17』「ハッサン・サラーの反逆」

A Case of Immunity

こういう国際問題が絡んでくるようなミステリーって難しくてどうしてもしょぼいラストになりがちな気がする。ちょうど本作でコロンボが追い詰められ「長いものには巻かれろ、さ」というそのままになってしまう、それがまさにコロンボの頓知と人柄でその国際性をそのまま利用して決着する、というまとめ方にはこううまくいくかはどうだとしても参ってしまった。

どこか仮想の国になっているのだと思うが、コロンボが何度も踏みつけてしまうアラブ風衣装ってやっぱすてき。特にちょうどこの犯人である彼のようなすらりとしたお髭の男性がまとっているとよいのだよねえ。普段着と正装の時は被り物の飾りも華やかになるのだね。
昨日のようになよやかな女性にはちょっと甘いコロンボも権力をカサに来て逮捕を阻むような輩には徹底的に戦うっていうのがまた男らしい。無論その戦い方はコロンボ流の頭脳戦であるのが楽しいわけで。
権力を振りかざす男にはさらなる権力で圧力をかける。コロンボはいつもの推理力の他に政治的手腕も心得ていたのだ。

監督:テッド・ポスト 脚本:ルー・シャウ 出演:ピーター・フォーク ヘクター・エリゾンド サル・ミネオ 
1975〜1976年アメリカ


posted by フェイユイ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(1) | 刑事コロンボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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刑事コロンボ「ハッサン・サラーの反逆」
Excerpt: 今回のコロンボの「相手」は治外法権に守られたアラブの領事。犯人と確信を持っていても逮捕できないコロンボは、ついに「逆トリック」で自白に追い込む。犯人の偽装工作があまりにも稚拙で、そういう意味ではシリー..
Weblog: 映鍵(ei_ken)
Tracked: 2010-02-15 15:36
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