



最初知ったのはアラン・パーカーの「フェーム」だったかもしれない。映画を観ながら大騒ぎしてるのが驚きだった。
とにかくチープな仕上がりでこれで映画なんだからこれまた驚きなんだけど低予算映画が好きな(笑)私としてはそれもまた魅力の一つなのだが。
そのチープさも含めて楽しく愉快ったらありゃしないのである。でも確かに実際これを大勢で映画館で観ながらわいわいがやがや、コスプレで参加、米を投げたり、水鉄砲したり歌ったり踊ったりしちゃうんだからもうその興奮たるや。
舞台は雨の中の古城。妖しげな召使に導かれるとそこではとんでもないパーティが繰り広げられていた。という具合である。
ティム・カリーのフランクリン・フルター博士(?)の過激なスタイルは今見ても迫力。すべての性倒錯ものの原典と(いや詳しいわけじゃないので適当に言ってますが)言えましょうか。
監督:ジム・シャーマン 出演:ティム・カリー、スーザン・サランドン、バリー・ポストウィック、リチャード・オブライエン
1975年 イギリス