映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2006年10月24日

「すべての美しい馬」&「バガー・ヴァンスの伝説」

昨日・今日で「すべての美しい馬」と「バガー・ヴァンスの伝説」を観ました。
なぜ一つずつ書かないかというともうすでに「藍空」でそれぞれ書いたものでもあるしなんと言うかこの二つはなかなか書くのが難しいのですね。

この二つの映画の共通点は幾つかあってどちらも2000年の作品であること。恋人役が有名美人女優であること(他のは違うのかって?ペネロペ・クルス&シャーリーズ・セロンと戦うのはね)そしてアメリカ的な時代物であること(そんな大昔ではないが)となんだか一筋縄ではいかない奇妙なニュアンスがあることなのだ。

この奇妙なニュアンスと言うのをうまく説明できないのだけど、多くの人の評価が答えを感じ取れないでいるようなあるいはストーリーが平坦であり演出・構成がうまくないとされていることでも判る。
つまりは的確に表現がされていないのだが、それを含めても結構面白い二つの作品であった。

特に「すべての美しい馬」は不思議に感じる部分が多い。一番は主人公ジョンとレイシーの前に突然現れる少年が一体ジョンにとってどういう意味合いを持つのか。自分よりずっと年下の少年が過酷な運命にさらされそれをどうにもできなかった、というのはどういうことなのか。アメリカ映画でこんな幼い少年がこんな結末を迎えるというのもあまりないのではないか。
原作と映画は別物ではあるけれど、映画だけではどうにも難しくてとりあえず原作を読んでみることにした。何か思うことがあればまた感想を書きたいと思う。

「バガー・ヴァンズの伝説」も色々思わされる話でこれは本当は監督のロバート・レッドフォード自身がやるべき(やりたい)作品なんだろうな。若ければ。
ブラッド・ピットがやるはずだったというのも聞いたが外見的には(身長とか髪や目の色とか)マット・デイモンのほうが近いというのはある(監督は昔絶世の美男子でしたけどね)
今日見直していて少しだけ「華麗なるギャッツビー」を思い出したりもした。時代的なことと富豪の美しい恋人のために必死でがんばるっていうだけだけどね。後、その彼を紹介するスタイルの映画ってとこかな。
マット・デイモンが演じるジュナ大尉が最初ミステリアスな雰囲気でかっこいいのに途中から(ってすぐだけど)不安に怯える男になっているのが観ている方としては印象が分散してわかりづらいの(それは男の子の目を通して感じたことだからしょうがないんだけどね)
でキャラクターは判りづらいんだけど言いたいことは全部バガーがセリフで説明しているのでストレートすぎなのだった。

というような感じのこのふた作品なのだが、私としてはかなり気になるものではあった。「バガー」はマットの無精髭の堕落加減が見物であるし「美しい馬」は、こちらはね本当にかなり本気で好き。
小説を読んでもう少し考えてみたいと思っている。

「すべての美しい馬」

「バガー・ヴァンスの伝説」


posted by フェイユイ at 23:58| Comment(4) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フェイユイさん、こんばんわ。
だいぶお隣の藍空の中でマット・デイモン研究をさせて貰っていますがありがとうございます◎
最初の年代頃の映画から観始めていて、まだこの二作へは辿り着いていませんが、そうですか同年なのですね。何か“借りるなら一緒に借りよう”とは思っていましたが・・ぜひそうしてみたいです。
無精髭のマット。。そういえば『ジェリー』では、ケイシーに比べて、てんで生えて来なかった観たいな気が(^^;)

Posted by フラン at 2006年10月25日 00:37
私も今マット作品を最初から見直しています。今日「ジェリー」を見たんですが「オーシャン11」を飛び越したのを今気づきました(笑)しまったー。すごく「ジェリー」を観たかったんですよ。
ちょうどフランさんから「藍空」の「ジェリー」でコメントをいただいてるのですがごめんなさい。返事、ちょっと待っていてくださいね。
今日の「ジェリー」記事はあちらとはちょっとまた感想変わったような(笑)かな?


Posted by フェイユイ at 2006年10月26日 00:18
フェイユイ様!今回は非常に長くなることをお許し願えますか?(普段も長いが;)・・
いきなりですが☆あぁレッドフォード!・・先日の『ジェロニモ』の時出てきましたね『スティング』のレッドフォード話題。思えば前触れでした(そのことが面白くて)さっき『バガーバンスの伝説』観たのです。少し前借りる時「レッドフォード監督だな〜」位は判ってましたが、フェイユイさんがピットもの食べシーンを振って下さらなかったら『スティング』を思い出すこともなかったわけで。思いだしたとこで観ました『バガーバンスの伝説』。
仰るとおり、この作品はレッドフォードが演りたかったはずです!何でってすごくマット、レッドフォードに似てます!!(興奮状態〜^^;)昔レッドフォードの大ファンだった私が言うので間違いないです(笑)そして自分てやっぱり好きな傾向があるのだなと再確認☆・・もうもう(私がこだわる)アタマの形、金髪、口元の皺、そして美しい瞳!!面差しレッドとマットは似ています!(わかったヨ☆)レッド監督も絶対わかっていたはず(笑)
レッドの作品はおおかた観てるのですが『華麗なるギャッツビー』だけはなぜか観てなかった・・。
マットのここまでクラシックな時代背景作品は初見。今までは現代もの及び古い時代だとしても兵隊(戦争)もの及び1950年代位もの、でしょうか。だから衣装もヘアスタイルも素敵で新鮮でぐっとくるし^^景色(映像)も綺麗。クラシカル似合うな〜堪んないな〜と眼をハートにしてました(^^;)主題も古き良き時代のアメリカを感じさせる内容で、レッドフォードらしい〜!(笑)昔レッドファンだった少女の私(^^;)も歳を取り(なにせ30年位前だよ?)そしてレッドも俳優から監督業も立派に成し遂げて、自分主催の映画祭も主催するまでになって・・つまりレッドフォードは「アメリカの夢」の部分を素直に体現している人で、ファンであった者として非常に嬉しく思っていたし、そしてここに来てこの状態に至って(何がイイタイ^^;)マットが繋がって来ていたこと=レッドは多分マットの中にも同じものをみていると思うのです。その期待感といいますか・・自分のファン俳優同士のこうなった繋がりといいますか・・うまく言えません混乱してますゴメンナサイ・・☆
少し、落ち着きますね(笑)。冷静に作品評価はまだできないのでまた後で・・^^;;
とにかくフェイユイさんとコメントし合っていたことが正に次の映画に続いていたので、全てのものごとに意味がある&繋がっていると・・最近“人生の秘密”(大げさですが^^)に気付き始めているのでそのことを改めて実感したのです・ちっさな一個人の中で・・。
『恋の方程式』で、フィル・ラコポつながりでこちらを発見しなければ今日はないワケで。・・不思議です・・◎(長文、大変申し訳ありませんでした〜!)^^;;


Posted by フラン at 2006年11月24日 16:57
フランさんの興奮わかるなあ!!好きなもの観ているとどこかでつながることがあるのですよねー!
単に別々に想っていた「点であるもの」がなにかのきっかけでつながって「線になった」時、不思議な感動を覚えますよね!私もそういう体験が時々あってうれしくなります。本当に自分だけの喜びなんですが(笑)そういう「喜び」は皆あるんですよ、きっと。
私は最近ずっとアジア映画にはまっていてアメリカ映画をまったく観てなかったんですが、何気なくマット・デイモンの出てる「ブラザーズ・グリム」を観て一気にマットにのめりこんでしまいました(マットがそれまでの私をすっかり変えてしまったわけです)
それがなければ、こうやってフランさんのお話を読むこともなかったわけで・・・。
やっぱり不思議です。
Posted by フェイユイ at 2006年11月25日 14:36
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