映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2006年12月05日

「ボーン・アイデンティティ」ダグ・リーマン

ボーン マット3.jpgボーン マット.jpgボーン クライブ2.jpgボーン クライブ.jpg

前回観た時は「シリアスすぎて」と不満を述べていたが今回再見してそんなことも思わずとても面白く観た。やはり観る時の調子もあるし(笑)
勿論2度目で内容がよくわかったというのもある。こういう話がなかなかすんなり頭に入んない私なのである。
「オーシャンズ」の仲間でわいわいやる楽しさもいいが、記憶を失ったジェイソン・ボーンが少しずつ自分に備わった能力を確認しながら見えない敵と戦い続ける、という孤独感がせつなくてよい。
ボーンを演じるマット・デイモンがいつもながら真剣な態度で取り組んでいるのが伝わってくるのがちょっとおかしくもある。
結局アメリカ政府によって莫大な資金の元に作り上げられた殺人兵器ボーンが情にほだされて標的を仕留めきれないっていうのはマットにぴったりである。とても冷酷(クール)には見えないものね。
但し徹底的に鍛えたというだけあってアクションシーンは見ごたえあるものだった。
また、確かにシリアスではあるが相棒になる女の子マリーがどことなくぼけてて味わいがあるので救われている。
ぼけている、といえば私のことだが、本作中マリーが乗ってる車がミニ・クーパーであり、そいつで街中のカーチェイス、ということであることに気づくべきだった。ご丁寧に車種がわかるよう映されているシーンもあるというのに。
そのクーパーでマットが街中の細い道路でのカー・チェイスを繰り広げるのが圧巻なのだが、これはあのマイケル・ケインの「ミニミニ大作戦」のパロディ?しかもマット=ジェイソン・ボーンの偽名が(ジョン・)マイケル・ケインじゃないか。判りやすい!ま。オールドファンしかわかんない笑いではあるんだけど。

そして今回認識できたクライブ・オーウェン。せっかく渋い腕利きのスナイパーとしての登場なのにマットにやられて気の毒だった。なんとなくクライブのほうがマットより強そうなんだけど(笑)

ヨーロッパの冬景色も美しく、記憶を失ったジェイソン・ボーンの孤独な戦いを2度目にして満喫したのであった。

監督:ダグ・リーマン 出演: マット・デイモン 、フランカ・ポテンテ 、クリス・クーパー 、クライヴ・オーウェン 、ブライアン・コックス 、アドウェール・アキノエ=アグバエ
2002年アメリカ


posted by フェイユイ at 21:54| Comment(2) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おお!!ジョン・マイケル・ケインでしたね「ミニミニ大作戦」だったのですか!私は「ミニ・」は未見ですので気付きませんでした;さすが☆そう、マイケン・ケイン?て一瞬脳裏を何かがよぎったのでした。シリアスそうな顔してダグ・リーマン監督ったら(笑)
最初の頃のマットのキョトン顔もかわいいです。スイスの銀行で行員の女性に胡散臭がられるあたりとか。
「太陽がいっぱい」でも感じたのですが、主人公が行動している時の“手元写しショット”好きなのです〜;行動をじーっと凝視する感覚・ドロンの時はサインの偽造から始まり色々、あの手紙に封緘する(判子みたいな)までとか・・モノの質感も見事に感じさせてくれて。吸い込まれる;主人公と一体化する感覚。
この作品は全編好きなのでその日の気分で好きな部分だけ観たり音楽聴いたり。私は“海”に強い憧れのある人間なので、ラストのマリーのお店っ!!・・周囲をぐるりと海に囲まれたあの環境堪りません☆〜ふとカメラがパンすると・ジェイソンが、佇んでて・・♪音楽が流れ美しいギリシャ(恐らく?)の海を映し出し、エンド。全編、音楽もす〜ごくいいです(キリがないのでこの辺でやめときます・^^;)。
Posted by フラン at 2006年12月06日 05:38
このマイケル・ケインの遊び(と私は信じてますが^^;)リーマン監督のものなのか、原作ですでにあったのか、前作(知らないんですが以前映画化されてるんですよね?)であったのか、どうなんでしょうか。
観たのは随分前になりますが、とても楽しい映画だったと記憶してます。イギリス的雰囲気に溢れた。

そしてフランさんは「手」フェチで海マニアであったと(笑)いやいやわかります〜。私もそういうのあります。

ラストシーンは違うバージョンもありましたね。やはり採用されたもののほうがいいようですね。
Posted by フェイユイ at 2006年12月06日 17:47
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