映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2006年12月14日

「オーシャンズ12」スティーブン・ソダーバーグ

カッセル&クルーニー.jpgキャサリン.jpgクルーニー&デイモン&ピット.jpgマット&ブラピ.jpgオーシャンズ12.jpg

軽くて楽しい映画が観たくなり手元に「オーシャンズ12」があるし、と思って観る事にした。マットシリーズとしてはまた順番が前後するが。

「オーシャンズ11」がコメディタッチながら本格的アクションものという風格があるのに対し、こちらはさらにお遊びの部分が多くなった感じである。
これも再観なわけだがこうしてみるとまずマット・デイモンファンとしては彼の出演部分が増え、アップになる割合も多い(と感じる)のでうれしい。「11」でのマット=ライナスはてんで子供扱いで(一体何歳の役なんだ?)言動共に未熟で情けない。「12」も同じく未熟なんだが(笑)「僕も少しは成長した」と主張してダニー&ラスティに混ぜてもらおうという意欲をみせる。結果、「マツイ」との会合でわけのわからない言葉を連発され混乱し、自分もめちゃくちゃな言葉を発してしまうのだった。
以後もやたらとラスティにからんだりテス(ジュリア・ロバーツ)をジュリア・ロバーツに仕立て上げてジュリアの友人ブルース・ウィリスに睨まれたり(かわいそうだった)最後留置所に入れられたとこをCIAに扮した母親に助けられ、またもや子供扱いをされるというオチ。
つまり「11」よりさらに間抜けっぷりを演じたわけだがお母さんに助けられるというのもマットらしくて可愛らしさを充分楽しめた映画であった。

と言う風にマット的にはいいのだがその他の仲間が「11」の時より影が薄くなりそれぞれの活躍が極端に少なくなってしまったのは残念。中国人イェンが一番出ていたかも。
ジュリア・ロバーツは冒頭部分と最後辺りだけ。とは言え、先程言った「ジュリア・ロバーツ演じるテスが女優ジュリア・ロバーツに似ているよということで変装し宝石泥棒に加担する」というこの映画最大の見せ場(?)があるので彼女が一番美味しいのだったのは確か。
しかも友人役でブルース・ウィリスがブルース・ウィリス役で出演しているという懲りよう。彼をなんとか騙して引っ込んでもらおうとする普通の人(泥棒だが)役のマット・デイモンがまたおかしい。
「オーシャンズ」というタイトルロールであるジョージ・クルーニーもやや控えめ。主人公の彼目的で観たらがっかりしそうな感も。
なら一体この映画には誰が出てるんだ、というと殆どキャサリン・ゼタ=ジョーンズなのだよね。彼女の恋人役であるブラピすらも彼女よりは影薄い感じ。個性がないのでは、と思うくらい整った顔立ち、でもセクシーさ愛らしさも備えた美人である。スタイルも抜群。警察という役なので「オーシャンズ」の敵なのだが確かに彼ら11人と張り合うだけの迫力はある。彼女の生い立ちがその才能を裏付けているというのもあって納得。
ラストも彼女が仲間に入った、と思わせ、まだまだこいつら何かやるな、という楽しい終幕になっていた。

そして今回観たかったのが「オーシャンズ」のもう一つの敵となるフランス人の大泥棒ナイト・フォックスことトゥルーア役のヴァンサン・カッセル。
前回観た時は彼を認識してなかったのだがいくつかの作品を観た上で鑑賞するとまた格別な。
個性的な顔と引き締まった体でかっこいい。こちらも見せ場あり。しかもそこがキャサリン・ゼタ=ジョーンズの「エントラップメント」のパロディであった。ただ、ラストはちょっと彼贔屓には悔しいかも。復活を狙うまなざしがチャーミングであった。

と、長々と書いてきたが全体として見て無理に「12」を作り上げてしまった感は否めない。でもまあ力抜いて観たかったんで私は充分楽しめたのだった。

ところで「オーシャンズ12」の「12」はテスのことだよね。では今度はイザベル(キャサリン)が入って「13」・・・13はアメリカではやんないか。

監督:スティーブン・ソダーバーグ  出演:ジョージ・クルーニー 、ジュリア・ロバーツ 、ブラッド・ピット 、マット・デイモン、アンディ・ガルシア 、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 、ヴァンサン・カッセル
2004年アメリカ


ラベル:コメディ 犯罪
posted by フェイユイ at 11:41| Comment(3) | TrackBack(0) | マット・デイモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
出演者が多すぎ〜。ですからそれにしてはマットの出番割合多く、good◎
バーであちゃーの受答えしてめげるとことか、ウィリス相手にあたあたするとことか、牢屋でコワイ目にあうとことか、可愛いです(笑)
ケイシーは覚えてないし。。他の出演者は個人的に注目してないと駄目ですね。ところでケイシーの相棒スコット・カーン!☆ジェームズ・カーンの息子なのですね!格好イイナ〜この人、なんて観てたらそれもそのはずでした◎血は争えない〜^^
女性陣が光っちゃうのはしょうがないですよね;個人的には女イラナイ★^^;
ダニー&ラスティが危機に陥ってライナスが頼りないリーダーになるも、結局ママに助けられるわけですネ(笑)・・しかし、前も書いたけどこの“ママ”、妖しい雰囲気をライナスに発していたと感じたのは私だけ・・?^^;;

Posted by フラン at 2006年12月15日 09:26
ケイシーは結婚しようとしてたのに可哀想な役でした。ますますオタクっぽい感じで。体細いです。相変わらず双子の兄弟と(やっぱ弟なのかな)けんかしてばかりでしたよ、しかも間抜けな。ジェームズ・カーン、「ゴッドファーザー」と「愛と哀しみのボレロ」「ミザリー」よかったです!彼の息子さんだったんですねー。

私は美女を観るの好きなのでキャサリンを観てるだけで結構満足だったのかも。凄く色っぽいけどイギリス人なんですよね(どういう意味?(笑))アントニオ・バンデラスとの共演のイメージがあるからラテンぽく思ってたのかも。
マットは相変わらず美人に縁がないけど(奥様は美人だからよいか)「ザ・グッド・シェパード」では最高の美女であるアンジェリーナが相手だけど大丈夫だったのかな、心配。

ママが妖しい雰囲気をライナスに(笑)フランさんの愛する気持ちのせい?私はそこまで気づかなかったー。
私が思ったのは、マットってなんだかマザコンぽいじゃないですか。映画の中でもお母さんに助けられてておかしかったのです。ママなしではやっていけないよ〜。自虐ネタぽいかなと。そう観てました。
Posted by フェイユイ at 2006年12月16日 00:03
たくさんイヤラシイ事をおねだりできるよ(●^口^●) http://sns.b8y.in/
Posted by 麻美 at 2012年07月26日 06:59
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