『グエムル』に続き『王の男』も…日本でコケたのはなぜ?
なぜなんでしょう。私はとてもいい映画だと思うんですが、何しろ妙な映画ばかり好きになる体質なので答える資格はなさそうです。
さちさんからお面の根付の話を聞いて「王の男」に出てくるお面って凄く気になったのを思い出しました。
とてもいいデザインだなあ、なんて感心してたんですがこれはもともと韓国の歴史あるお面なんですね。才能あるデザイナーがこの映画のために作ったんだと思っていたんですよ(笑)どーりでいい感じのデザインなんだ。
私はお面て言うと能面みたいな怖くて格調高い感じがしてたんですね。これはどちらかというとおたふく、ひょっとこみたいな感じでしょう。女の面なんてなんともコケティッシュで可愛らしい(日本人から怒られそうですが日本のおたふくさんより美人だと思うなあ。勿論能面の美人より愛らしいしセクシー)多分、少しは現代風にアレンジされているとは思うんですが(いやこれもよく知らないんで)こうして見るとちゃんと存在するモノだったんですねー、知らなかった。しかし可愛い。
「王の男」でのお面


そして韓国のお面について
この辺なんかなかなか
歴史モノだとすぐ「知識がないから」などと言われてしまいがちですが「王の男」はそんなに知識がないと判らないような話でもないと思うのですが。
「チャングム」を観てる人の方が解りやすいというのはあるかもしれませんが(笑)
後、コンギルとチャンセンがただの平民ではなく酷く差別を受けていた人々だというのは知っていたほうがより悲しいかもしれませんね。
そうなんですよね〜。日本では賛否両論と
いうか・・。「好き!」という人は本当に嵌
ってしまって、ハードリピーターになる傾
向があるようなんですが(ハードリピータ
ーではまだないですが、私も嵌った一人で
す)。少なくとも小ヒット位しても良いレ
ベルの映画だと(私的には)思うんですが。
公開時期も無謀でしたよね・・・。俳優さん達
の素晴らしい演技とコンギルの幻想美だけ
でも観る価値があると私は思うんですけど
ねぇ。
『王の男』人気無かったのですか?とても質のいい作品なのにな〜。
根付のお話、ありがとうございます。お話を聞いて、「やっぱり今度購入しちゃおうかしら〜。」と、再思案中ですぅ。
こんばんは。つい、ネット上の情報だけで考えてこんな風に書いてしまいましたが、そうですね!「王の男」が駄目な人もいたけどこの作品をとても好きになった人もいるわけですよね。この作品で韓国映画に興味を持った人もいるだろうし。
ただ単に人数ではないですね。もう少し上映されるみたいですし、少しでも好きになる人が増えるとうれしいです。
>さちさん
どきどきさせてごめんなさい(笑)でもホントにこのお面の事考えていたのに忘れててさちさんの話で思い出したものですから。
先にも書いたようにただ動員数だけのことですし評価をしてくれた人も多いのではないでしょうか。そういうのも大切ですよね。
客入りがイマイチだと言われていますが、私がこの映画を見に行った映画館では2回とも8〜9割位人が入ってましたよ(とっても小さな映画館なんですけどね)。それに一回目では前半のお笑い?シーンで客席の反応が乾ききっていたんですが(笑)、2回めではそれなりに笑いが起きていて、リピーターとか増えてる?と思いました。
映画終了後のお手洗いで、「前半見て、誘った私が悪かった〜とあやまりたくなったけど、最後まで観たら、何これ超いい映画じゃーんと思った。まさか泣くとは思わなかったよ〜」と連れに話していた女性の感想が印象的でした。あと「コンギル確かにすごい綺麗だったね〜」とも言い合ってました。
一緒に見た母も、お笑い部分も含めて「私はおもしろかったよ」と言ってましたよ。日本での盛り上がりが今ひとつなのはちょっと寂しいことですが、私はこの作品とっても好きです。
「グエムル」に続き「王の男」も日本での動員数が少ないという情報でちょっとめげてたのですが、みなみさんのお話ですっかりうれしくなってしまいました。ありがとうございます。
スター出演映画のように爆発的に売れなくてもしっかり評価されているのですねー!そういうのが一番大切なことのような気がします。
>さちさん
よかったです!(笑)
私もこの作品、ヒットしなくて残念です。いい映画だと思うのですが・・。
公開が遅すぎるし、時期もよくないですよね。『トンマッコル』も公開が遅すぎると思いました。
それとも「韓国映画は一部のオバサンが観るもの」という認識ができてしまったのでしょうか?それならもっと悲しいです。
TBさせていただきました。
私は「藍空」の方の感想記事でTBさせていただきました。
ヒットに関しては私もちょっとがっかりしてしまったのですが、この前のコメントにあるようにこの映画で少なからず感動した方がいるのだということで「数字だけじゃない」と教えられ嬉しくなったところです。
こういった思いの積み重ねが大切なのかな、と思い直したのでした。