映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2007年02月26日

第79回アカデミー賞決定!

第79回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、編集賞が「ディパーテッド」監督賞もマーティン・スコセッシが受賞。
スコセッシ監督は好きですがまさかこの映画で受賞するとは。それも作品賞・監督賞ともに。
本元「インファナル・アフェア」が素晴らしいだけに妙な気持ちです。
まあ、私はまだ本作を観ていないので観たらどう思うのか、それはわからないんですけども。しかしやはりどうしても二番煎じ、しかもごく最近の作品のリメイクですのでねー。
私が見てきた日本でのこの作品に対する評価、特に「インファナル・アフェア」を観た人の評価からはちょっと不思議な結果でした。(褒めてる人でもこの1年間で最高の出来栄えの作品、とまでは言ってないでしょう)
昨年の驚きに続きまた驚きでした。今年は例年になくこれという映画がなかったという評判ですがなんといっても「ドリームガールズ」への注目度が高かっただけに不思議ですねー。またもや妙な勘繰りをしてしまうのだけども。
どちらも観てないので(しょーがねーなー)観てみた上でまた考えてみようと思います。

また、ルビー・ヤン監督の『The Blood of Yingzhou District(中国語タイトル:穎州的孩子)』が短編ドキュメンタリー映画賞を受賞しました。

追記:新しく書いてもいいんだけど愚痴ばかりになるので、ここに。
もう単なる愚痴なんですが、最近のアメリカ映画、メジャーなものほどリメイクが多い。
今回スコセッシほどの有名監督ですらリメイク映画を作らなければいけなかったというのは酷く空しいことじゃないのだろうか。
そういったリメイク映画多産の象徴として今回の受賞になったという気もしてくるのだ。
リメイク映画を作る理由の一つは一度ある程度利益のあった映画を製作できるという安全策である。
そういったことばかり続けていれば必ず作品はつまらなくなってしまう。
そしてそういったやり方でしか映画を作ることができないということが今のアメリカ映画界の沈滞した状況を浮き彫りにしているではないか。

大体リメイクって何なのか。もともとの映画を観ればすむのにわざわざアメリカ仕立てにしなければ鑑賞できない国民って何なんだろう。
特に中国・日本・韓国などアジア圏の映画をリメイクしたがるのはその辺の映画など観ようともしてないからなのだろう、と思ってしまう。そうしないとわかんないんだよあの人達、とせせら笑うしかないのであるが。

しかもアカデミー賞の会場で「ディパーテッド」の元映画は日本映画で、という説明があったとかでもう適当なものである。アメリカ人にとってアメリカ以外は混沌としており、アジア・アフリカ・ヨーロッパくらいの区分けしかないのだろう、とまたため息をつくのみである。(と言う私もさほど地理に詳しいわけじゃないから人のことは言えないが)


ラベル:映画賞
posted by フェイユイ at 15:29| Comment(5) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フェイユイさま、こんにちは。
そうなんですよ〜、『ディパーテッド』。本国での評価が高いということなのでしょうか。
私はオリジナルもリメイクも好きという少数派なのでうれしかったのですが、大っぴらに喜べない雰囲気ですね(笑)。
『ドリームガールズ』は作品賞にノミネートもされていないですものね。でもまぁ、ミュージカル映画も舞台のリメイクですから・・。
数年前『シカゴ』は評価されましたが、どうなんでしょうね。
フェイユイさまが『ディパーテッド』観られる日が楽しみなような、なんだか怖いような(笑)
ではでは。
Posted by 真紅 at 2007年02月26日 22:58
こんにちわ!
そうなんですよ〜;アカデミー賞、変☆ですよね(笑)ま、平たく言えば裏取引?ぽいのがあるんじゃないですか「スコセッシ君にもうここらであげとこうか」みたいなね^^;見え見えでつまらん〜つまりどんな作品がノミネートされようが受賞しようが、要は観る人がその作品の価値を一人一人決める時代に入って来てるので、アカデミー賞といえどもうただ“一つの目安”になってるだけ☆ということ(毒いっぱいでスイマセン★)。
私は『ディパー・・』も『ドリーム・・』も映画館で観ましたが、もともとスコセッシの映画は面白くないのでやっぱりなという感じ&ドリーム・の方は素晴らしかった。
去年一年間で色々観ましたが、その人なりの“賞”は心の中にそれぞれありますね。(聞かれてもないのに恐縮ですが)私の昨年の“フラン・アカデミー賞”は、『マーダーボール』『プルートで朝食を』(オンタイムで劇場公開で観たものに限れば)でございます。。。
Posted by フラン at 2007年02月27日 08:33
>こんにちは、真紅さん。いつもTB・コメントありがとうございます。
最近特にアメリカ映画はリメイクばかりでその象徴としての今回の賞だった気がします。リメイクというのは結局安全パイなので、そういうのばかりになるのはアメリカ映画界が停滞している証拠ですね。(いい映画も作られているはずですが)
とは言っても観るのを楽しみにはしています(笑)どうなったのか見届けたいですね!

>フランさん、こんにちは。
裏取引あり、ですね!きっと!!これは是非ジョージ・クルーニー辺りに映画化してほしいですね!もち、マットぐるみで!!
でもその映画、絶対アカデミー賞もらえないでしょうねー(笑)

アカデミー賞でその時のアメリカの状態が見えてくるっていうのはありますよね。
偏見は根深いものがあるというのも感じます。

「ドリーム」絶対観たいです。「マーダーボール」「プルートで朝食を」も絶対観ますね。
Posted by フェイユイ at 2007年02月27日 17:54
フェイユイさん、こんばんわ。
追記を今ほど読ませて頂いてコメントしています。。そうかぁ、リメイクの多発ということはアメリカ映画の沈滞を現す・・ですか。そうですねきっと。
さっきフランアカデミー授与(笑)した『プルートで朝食を』(DVD出てます^^)だってアイルランド映画ですし、『マーダーボール』はドキュメンタリーですし。ただ、この『マーダー・』観て私が思ったのは“あぁ色々あってもやはりアメリカっていい国だなあ”というコトだったのです。
アメリカ映画だけが中心、の時代は、多分終わったのでしょうね。。
Posted by フラン at 2007年02月27日 21:04
「プルート」早速探しに行きました(^^ゞ駄目ですねー、ちっともこういうのチェックしてないんですから私。
「マーダーボール」!車椅子のドキュメンタリーでしたね!TVで紹介してたの思い出しました。

追記でアメリカを悪く書いたけどそういう嫌な部分があればあるほど、いい映画を撮ろうとする人たちも絶対出てくる国だとも思っています。
でかい賞を取ったからどうってことはないんですが。なのに毎回気になってしまうってのもおかしなもんですね(笑)
Posted by フェイユイ at 2007年02月27日 23:27
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

結果&感想など〜第79回アカデミー賞#2
Excerpt:  終りましたね〜。。出先から帰って真っ先に速報のぞいたら「オリジナル脚本賞: 『リトル・ミス・サンシャイン』」っていうのが目に飛び込んできて、思わず「やった あ〜♪」と叫んでしまいました。 ..
Weblog: 真紅のthinkingdays
Tracked: 2007-02-26 22:52

世界を見る目が変わる50の事実
Excerpt: 恐ろしい話、ちょっとくすっとしてしまう話、考えさせられる話。50のトピックを「へー」と思いながら、読み進められる。 ただ読み返すかと問われると、一回読んだらそれでいいかなと思うので、星は3つ。 自分に..
Weblog:
Tracked: 2007-10-23 14:36
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。