映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2007年05月19日

「ファントム」ジョー・チャッペル

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マットの相棒も観て行こう!シリーズの手始めとしてこれ。マットと共演でDVDで観れるものは鑑賞済みなのだが(ビデオだと観れないの。機械なくて)ベン単独第1弾かな?

どうしてもこういうサスペンス、ホラー、SFといったものに手が伸びてしまう私なのでこれになった。しかもピーター・オトゥール付き!これは観なきゃいかんでしょう。且つDISCASでの評価が結構よかった。

で、観たのだが。いやあ、皆さん、心優しいのか、それともこういうのが本当におもしろいのかなあ。
いくら少し前の作品とはいえ、あまりにも当たり前な設定と演出。同じ話でももう少し見せ方に工夫があったらもっと面白くなるのではないかと思うのだが、役者たちは悪くないだけに全ての罪は監督にあるのだね。

物凄い慌てた展開であっという間に美人姉妹が田舎町で突如起きた住民皆殺しという謎の中に置き去りにされてしまう。
一見、異常者の大量殺人か、と思いきや後にこれが謎の生命体の仕業だというSFへと変化してしまうのだが、んじゃ最初にパン焼き機の中に首をおしこんだりというようないたずらはナンだったんだろうとか、思うのである。やたらと大きな音で脅かしていくのだがこういうのなしで静かに淡々とやった方が不気味でいいのに、と思うのだがそうすると評価は落ちるのだろうか。
山の中の小さな町が孤立して正体不明の敵に襲われる若者達の恐怖を描いていくのか、と思ったら、半ばにしてもう助けが来てしまい、ホラーが終わってSF活劇になるのには驚いた。

ピーター・オトゥールのような名優を使って格調を出すというのもこういった類の作品では常套手段のようである。
確かについ見入ってしまう。

宗教がかった話を盛り込むというのもよく使われる手である。教会内での殺戮などいかにも反響を呼びそうであるし。
敵が自分を神と言ったり悪魔と言ったりするのもわかりやすい説明で観客の反感を呼ぶのに適しているのだ。
その辺、なんとなくこの前見た「サイレントヒル」とこの作品似通っている。あちらの方が随分と予算はあったようだが。

肝腎のベン・アフレックはまだ若くて申し分ないハンサムである。これっと言うほどの活躍をしないのがちょっと残念ではあるが(もっと惚れ惚れするようなアクションシーンなどあるとよかったのだが)なぜかその辺は淡々と進んでいった。
しかもヒロインとのラブストーリーもなし。何故?

実際気持ち悪かったのは神だの悪魔だの言ってる「太古の敵」じゃなくて保安官の一人で取り付かれる前から妙な言動をする男の方だった。最初から変だったので取り付かれたからおかしくなったのか本人自身の怨念みたいなものかよく判らない。こいつが最後の最後までおぞましさを漂わせていた。この男自身と「太古の敵」どちらが最後に残ってたんだろうな。

監督:ジョー・チャッペル 出演:ベン・アフレック ローズ・マッゴーワン ジョアンナ・ゴーイング ピーター・オトゥール
1998年アメリカ


posted by フェイユイ at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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