映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2007年08月02日

「エリザベス」シェカール・カプール

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史実を映画化、といっても誰も真実を知るわけはなし、かなりの改変がなされていることは明らかだが、面白かった。
歴史問題というわけでなく一人の若い女性が一国の女王と変化するまでを描いているのだから色々と脚色されてしまうのである。英国と結婚しヴァージン・クイーンと呼ばれた彼女だが愛人は他にもいたようであるし(有名なウォルター・ローリー卿とか)
まあとにかく女王になるには想像を絶する覚悟と器量を必要とするのだろう。最初は長い髪を自然に垂らしあどけない表情だったエリザベスが、最後、仮面をつけたかのような白塗りと徹底的に飾り上げた象徴になってしまうのである。

エリザベスを演じたケイト・ブランシェットは申し分ない女王だった。イメージするエリザベス1世はやせぎすであまり女性的魅力に満ちてるようではないがその威厳を保ちながらも魅力あると思わせる美しさだった。
ところでさすがにエリザベス1世の話は有名で何かとエピソードを聞くことが多いが彼女と並んで語られ史実を映画化、といっても誰も真実を知るわけはなし、かなりの改変がなされていることは明らかだが、面白かった。
歴史問題というわけでなく一人の若い女性が一国の女王と変化するまでを描いているのだから色々と脚色されてしまうのである。英国と結婚しヴァージン・クイーンと呼ばれた彼女だが愛人は他にもいたようであるし(有名なウォルター・ローリー卿とか)
まあとにかく女王になるには想像を絶する覚悟と器量を必要とするのだろう。最初は長い髪を自然に垂らしあどけない表情だったエリザベスが、最後、仮面をつけたかのような白塗りと徹底的に飾り上げた象徴になってしまうのである。

エリザベスを演じたケイト・ブランシェットは申し分ない女王だった。イメージするエリザベス1世はやせぎすであまり女性的魅力に満ちてるようではないがその威厳を保ちながらも魅力あると思わせる美しさだった。
エリザベスといえばスコットランドのメアリー・スチュアートとの対比がよく語られるがここではその母親であるメアリー・ド・ギーズが出てくるだけであった。話が広がりすぎると思われたのか。

史実ではエリザベスとあまり年齢が変わらないはずのフランシス・ウォルシンガムをジェフリー・ラッシュ(「シャイン」の主人公デイヴィッド・ヘルフゴット役)が演じていて素敵である。
またその時共演だったジョン・ギールグッド氏は本作でローマ法王役。
そして本作を観る目的であったダニエル・クレイグはローマ法王から差し向けられたエリザベス暗殺者ジョン・バラードであるが実際はこの時の暗殺計画には参加してないらしい。はー。彼が加担したのは監禁されたスコットランド女王メアリー・スチュワートの救出とエリザベス殺害だがウォルシンガムにより未然に終わり処刑されたと。
ダニエルが堂々とエリザベスを暗殺しようと黒い法服をなびかせて歩いてくる所が実にかっこいい。ここでも拷問をうけていた。常に裸になる男、といわれるだけある。

だが実は本作で一番印象的だったのはヴァンサン・カッセルだったー!!
エリザベスに結婚を申し込むためフランスからやってきたお調子者のアンジュー公が彼。「オーシャンズ12」にも出ていた彼であるがあの独特の雰囲気。ステキです。
本作で落ち着いたエリザベスの対比として浮かれ者のフランス男を演じている、だけならまだしも女装姿まで見せてくださるとは。何をやってもセクシーでいい男なのである。うーん満足。

てなわけで思い切り楽しんだ「エリザベス」であった。無論衣装も美術も見ごたえ充分である。
ロンドン塔にブラッディメアリー。この辺りのイギリス史、楽しくてたまらないのだ。

監督:シェカール・カプール 
出演:ケイト・ブランシェット:エリザベス1世
ジョセフ・ファインズ:ロバート・ダドリー
ジェフリー・ラッシュ:フランシス・ウォルシンガム
リチャード・アッテンボロー:ウィリアム・セシル
クリストファー・エクルストン:ノーフォーク公
エドワード・ハードウィック:アランデル公
ファニー・アルダン:メアリ・オブ・ギーズ
ヴァンサン・カッセル:アンジュー公
ジョン・ギールグッド:ローマ教皇
ダニエル・クレイグ:ジョン・バラード
エミリー・モーティマー:カット・アシュレー、エリザベスの侍女
ケリー・マクドナルド:イザベル、エリザベスの侍女
キャシー・バーク:メアリー1世
エリック・カントナ:
ジェームズ・フレイン:スペイン大使
1998年イギリス


posted by フェイユイ at 23:39| Comment(4) | TrackBack(0) | ダニエル・クレイグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ぉおー◎^^ご覧に!(嬉)〜クレイグさん可愛いでござんしょ?何気にゴーカ出演陣ですよね!エクルストンはイマイチでしたか?(笑)まぁ、私の好きなタイプというだけのことで〜^^;
女性陣よりも圧倒的に男性俳優のそれも曲者がぞろぞろ出てますよね。ジョセフ・ファインズはこの映画ではかなり素敵と感じました。こういう衣装がよく似合うし◎(エリザベスも、ですが全体に衣装が大変素晴らしい!)ヴァンサン・カッセルもねー、強烈だなあ(^^;)私としてはエクルストンのセクシー☆シーンが気に入りなのですが、やはり全体を通して、ケイトはすごいです。作品ごとに全く別の人に見える。大好きです。
史実に関しては私は疎いのですが友人が英国の歴史等を好きなようでこの映画も公開時観たとのコト。
シェカール・カプール監督は歴史が絡んだ群像模様が得意のようで。。『サハラに舞う羽根』もなかなかでした。俳優をうまく使う監督のような気がします。
Posted by フラン at 2007年08月03日 00:11
すみません、エクルストンさん、他の何かで知ってたらもっと感想が出てきたと思うんですけど^^;ジョセフ・ファインズも^^;
クレイグ氏は結構美味しい役でした。チョイ役なのにやたら派手な登場で。

でもやはりケイト・ブランシェットと作品自体の雰囲気がよかったです!!詳しくはないのですがイギリス歴史ものは観てて楽しい!

そして「サハラ」も是非観ます!!!
Posted by フェイユイ at 2007年08月03日 17:18
ジョゼフ・ファインズ(レイフ〜の弟)は『スターリングラード』で髭面のプロパガンダ記者やっていて全然印象が悪かったので、『エリザベス』では俄然美しくて、見直しました^^。
この『スターリング〜』でも素敵◎であったエド・ハリス始めそうそうたるメンバー出てくるあの『ライトスタッフ』が、昨夜BSで放送されたので久し振りに録画して観てみたのですが、やはり☆いいですねーー!!!
(毎度、脱線していますが・・;;)宇宙飛行士役の役者達の素晴らしさは勿論、この面白さというのはイコール、フィリップ・カウフマン監督の映画作品作りの旨さ、なのだと。。音楽の使い方。脚本。本当に素晴らしい。王道を行く感じ時。^^何度でもまた観たい☆浸りたいと思わせてくれる、エンターテイメントとしての映画。私はこういった作品がとても好きです。
Posted by フラン at 2007年08月03日 21:59
「スターリングラード」面白かったですね!
そして「ライトスタッフ」!!!
いいですねー。エド・ハリスは一番かっこいい役でしたが、勿論サム・シェパードがクールでステキでしたし!!
心に残る映画ですね。あのスピード感も驚きでした。
Posted by フェイユイ at 2007年08月04日 11:28
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