
今回の目玉はデヴィッド・リンチそっくりの男の子?!
ローラの食事運びの仕事を引き継いだドナがお婆さんの家を訪れると安楽椅子に男の子が座っているのだがこの子がまるでリンチ監督を小さくしたかのように似ている。お婆さんの孫だというその子はませた口をきき、手品が得意だということでドナが運んできた食事のコーン・クリームをいつの間にか自分の掌に乗せてしまっている。どんな手品なんだか?お婆さんは「孫は手品が得意なの」なんてけろりとしてるし。
ローラのことを聞き出そうとしたドナだがお婆さんは自分よりお隣のスミスさんが友達で詳しいの、ということでドナは隣へ。しかしスミス氏は全く外へ出ない人ということで(つまり引きこもりの人)ドナは仕方なくメモを残して行く。ブラインドから覗き見る気配がする。
このスミス氏、オタク系が多いだろう『ツイン・ピークス』ファンの間では印象的人物かもなー。こんな風に引きこもっていてローラだのドナだの綺麗な女の子が次々訪ねてきてくれるんだから御得である。ってまだその話はここではない。少し先走りであった。
そして丸太おばさん。少佐に丸太の言葉を伝える「メッセージを伝えよ」と。
何のことかと思ってたらそれは少佐の仕事に関わること。少佐は軍の機密の為、人に話せないことがあるのだが、その秘密と言うのが宇宙から送られてきた信号なのであった。
少佐は宇宙との交流を任務としていた。まったく思いもしない任務であるが、アメリカならあり得ることなのだろう。
宇宙からの言葉は殆どが何も意味しないのだが、クーパーが撃たれたその日、突然その信号が「フクロウは見かけと違う」という言葉を示した。その後「クーパー」という文字が現れたのだと少佐はクーパーに告げた。
この少佐も不思議な人で後でとんでもないことになっていく。
ボブの人相書きがあちこちに配られ貼られる。それを見たリーランドが「知っている」と反応を示す。
撃たれたレオは脳に障害が残り、植物状態となる。彼を引き取ると月5000ドルがもらえるということになりボビーは渋るシェリーにレオを引き取ることを勧める。
普通嫌に決まってると思うんだが。
ドナとジェームズとマデリーン、3人で歌を歌ってる。この3人の関係と言うのも奇妙な感じ。
ジェームズがマデリーンばかり見つめているのでドナ嫉妬する。ジェームズはどうしたの、なんて言ってる。大概こういう男は何もわからないね。
マデリーン、ドナとジェームズがいちゃついている間にボブが自分めがけて襲ってくる幻覚を見る。
ボブ、気持ち悪い。
「片目のジャック」に閉じ込められ状態になっているオードリー、なんとかクーパーに電話するも居場所も伝えられないままにブラッキーに切られてしまう。
ラベル:デヴィッド・リンチ
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