
少佐が消える前にクーパーに話しかけた言葉「ホワイトロッジ」は「人と自然を支配する霊の住処」といわれていてその影は「ブラックロッジ」また霊はそこを通らなければ悟りを開けないといわれている。自分の影に会えるのだ。「戸口に住む者」と呼ばれる。勇気なくしてブラックロッジに会うと魂の破滅となる。
今回の驚きはなんといってもブライソン捜査官デニス改めデニース。クーパーよりデカイ体の女装捜査官である。
これを観ていた当時は彼のことを知らなかったので何も思ってなかったが、彼は『Xファイル』フォックス・モルダーを演じたデビッド・ドゥカブニーである。再放送で観て気づいた時は転げた。ちょっと化粧して女装してるだけだがなかなかに美人である。モルダーからは想像がつかない。
彼というか彼女はクーパーを調べる為にツイン・ピークスへやってきたのだった。だがまあ昔クーパーと組んだこともあるという仲でいたって穏やかな雰囲気である。
ジェームズはバイク旅の途中で金髪で色っぽい年増女と出会い目をつけられる。
ネイディーンはドナの元カレ・マイクに夢中になる。
ベン・ホーンはすっかり落ちぶれてしまい、弟や家族と撮った昔のフィルムを観て懐かしむ(『ゆれる』を観た時、この場面を思い出しておかしかった)
ハンクはベンから離れジャン・ルノーへつきクーパーを陥れるために彼の車にコカインを撒く。
いつもけんかばかりしている老兄弟のダギーが少女のように若い女性と結婚。ドウェインは激しく反対する。
クーパーに再びウィンダム・アールからの手紙が届く。中には「ポーンをQ4へ」というメッセージとテープが。そこには「今回の私の手で我々は古典的な対決へと向かう」「パターン化は君を攻撃に対してもろくする」「目的を達成するためにクイーンさえも犠牲にする」という声が録音されていた。
ジョシーが戻ってきてハリーはまたぞっこんとなっている。だがジョシーはエッカートという名の男の影がちらついている。
同じく戻ってきたキャシーはジョシーをメイドとして扱うことに決める。そして驚いたことに死んだはずのジョシーの夫・キャサリンの兄が生きていたのだ。すべてはキャサリンたちの陰謀だったのだ。
ここまで来ると次から次へと起こる出来事がなにもかも信じられなくなる。だがそれでも面白い。
ディックは突然少年を連れて来て面倒を見ているのだがこの子供はとんでもない悪魔なのである。
ラベル:デヴィッド・リンチ
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