映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年02月14日

市川崑監督、逝去

日本を代表する映画監督市川崑さんが逝去されました。

私はなんと言っても『犬神家の一族』で強烈な印象を受けました。殺人事件という題材が日本の田舎で(だからこそ)おどろおどろしいぞくぞくとするような秘密と謎に包まれたものになり一種の風格というものが生まれるのだということを知りました。
その映像も他にない斬新なものとして受け止めたことを覚えています

また『ビルマの竪琴』でも戦争という題材で悲惨というだけでない、しみじみとした深みのある悲しさとそこに生きる人々の切ない思いというものを知ることもできました。

今も日本映画は成長し続け、様々ないい作品が生まれていますが、かつての素晴らしい映画を作られていた監督たちが亡くなられていくのは自然のこととはいえ、やはり寂しいことです。
ご冥福をお祈りいたします。



posted by フェイユイ at 10:37| Comment(6) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
市川監督、たしか92歳。大往生でしょうね。というか晩年まで勝手なイメージですが幸せでいらっしゃったのではないか・・と思います。
私は申し訳ないですが一作です。『細雪』・・でもこの作品は大好き。時々みたくなります。氏は“日本の女性の美しさ”を撮ったならぴか一と思います。幸田文の世界を市川流に表現した秀作。・・ご覧にもし、なったなら・・「これは実は三女(吉永小百合)の映画なのである〜☆」・・と叫びたかったり(笑)
市川監督は、女性の気持ちが解ったのでしょうか。凄いです。。
Posted by フラン at 2008年02月14日 20:41
『細雪』これも観ねば、ですね。
私はついつい男物が多くなってしまいがちなのですが、時々女性的なものを観るとその美しさにどきっとしてしまいます。(なんだか変な言い方ですが)
近々観る予定なのは反対の感じの女性映画なのですが、『細雪』是非観たいですね。
Posted by フェイユイ at 2008年02月14日 22:58
市川監督作品は、金田一シリーズしか観てませんが、私も『犬神家の一族』の印象が強いです。あと『悪魔の手毬歌』に驚きました。
いろんな偶然で、角川映画の第一作が『犬神家』になったのですが、当時の角川春樹は目利きだったんだと思います。
Posted by おおくぼ at 2008年02月15日 00:22
私は詳しく知ってるわけではありませんが、市川監督のあの撮り方、雰囲気は後のホラー、サスペンス、ミステリーものを作る人たちに大きな影響を与えているのではないでしょうか?
楽しいし美しいし娯楽性たっぷりの映画作品を撮られていますよね。

『悪魔の手毬歌』もですね。こちらも観なおしたいものです。
Posted by フェイユイ at 2008年02月15日 15:21
NHKで『細雪』を放送してたので、観ました。
最後は石坂浩二の回想で終わります。
石坂浩二は、四姉妹の次女の婿役です。

豪華な映画でした。
連続殺人事件が起こるわけでは無いのですが、
どうしても「金田一」シリーズを連想してしまいます。
Posted by おおくぼ at 2008年02月18日 23:53
観られたのですね。いいなあ。私も近々レンタルで観たいと思っています。
金田一シリーズのような感じなのですね。ますます観たくなりました。
Posted by フェイユイ at 2008年02月19日 00:29
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