映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年02月25日

第80回アカデミー賞授賞式

第80回アカデミー賞、発表されましたね。
私としてはとにかくまだ何も観ていない作品に思いいれもできにくいので傍観者という立場でありますし、気になっていた助演男優賞ノミネートのケイシー・アフレックと外国語部門ノミネート『モンゴル』の浅野忠信氏が壇上に立つのを見れなかったのが残念です。
助演男優賞はおかっぱヘアのハビエル・バルデムが最有力ということでしたし、外国語は『ヒトラーの贋札』が題材的にも強そうでしたから仕方ないというところでしょうか。
ケイシーも浅野氏もこれからますます期待できますしね。
ちらちらとTVが見れたのですが過去の授賞式で若かりしマット・デイモンとベン・アフレックの興奮した様子が見れて嬉しかったですし、今年亡くなられた俳優の中にヒース・レジャーの若い顔があったのは悲しいことでした。

さて作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞と4冠を制した『ノーカントリー』コーエン兄弟のひょうひょうとした挨拶がよかったです。
勿論未見ですが内容も80年代、メキシコ国境沿いのテキサスを舞台に、麻薬取引がらみの大金を持ち逃げしたばかりに、理不尽なまでに容赦のない宿命を背負わされてしまう男の運命を描いたバイオレンスもの、ということでいかにも私好みでありますし、原作があの『すべての美しい馬』のコーマック・マッカーシーですからどうしても観たい映画です。
トミー・リー・ジョーンズ主演ですし。

主演男優賞のダニエル・ディ・ルイスは女王に跪いてすてきでした。
主演女優賞はみなさん、ちょっと驚きだったのでしょうか。私も噂ではケイト・ブランシェットかエレン・ペイジかと聞いていたのにマリオン・コティヤールでしたね。可愛らしかったです。

ところでこれは好みにもよるのでしょうが、最近“誰々さんを演じて驚くほどそっくり”ということで受賞していることが多いような気がします。勿論そっくりに演じる事には演技者として最高の技術と感性が必要な事はわかりますがその辺を狙うと賞が取れる、という考え方があるのでは、というのはゲスの勘ぐりというものでしょうか。
昔から多かったのか最近の流行なのか詳しいことはわかりませんが、こういうことを考えてしまうのは私が“〜にそっくり”という褒め方があまり好きでないからでしょうか。
無論、未見なのでコティヤールがどうなのかは知らないのですが。
カポーティにしてもそれほど感心しなかったからでしょうか。『クィーン』でエリザベス女王になったヘレン・ミレンは凄かったですけどね。ケイト・ブランシェットのエリザベスは「本人にそっくり」という賛辞ができませんがそっくりかどうかだけではないと思うのですがね。
むしろ本人と全然違うじゃん、という型があってもよさそうに思うのですが、そうすると「全然違う。あれは彼(彼女)じゃない!!」という怒りの声が上がってしまうのでしょうかねー。

そんなことを考えつつアカデミー賞授賞式、華やかな美男美女に見惚れておりました。

『ボーン・アルティメイタム』は編集賞など色々取りました。マットの姿も見たかったなあ。勿論男優賞でね。


『ノーカントリー』主要4冠! アカデミー賞、全受賞結果一覧

そして公衆の面前でジョージ・クルーニーにチュッとキスしたダニエル・ディ・ルイス、あらまあと思っていたらこんな記事も。

主演男優賞のダニエル・デイ=ルイスが、受賞後ジョージ・クルーニーにキスした理由を語る!
クルーニーもルイスもかっこいい!!

アカデミー賞『モンゴル』外国語映画賞逃す
『モンゴル』で知っているのは浅野忠信だけかと思ったら孫紅雷も出ていたとは。
浅野氏とのツーショットだけでも見たかったな〜。『梅蘭芳』撮影の為、欠席ですか。残念。でもこれでますます観たくなりましたよ。

助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが、壇上からスペイン語で母に語りかけた言葉の中身は?


posted by フェイユイ at 15:17| Comment(12) | TrackBack(0) | 北米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アカデミー賞の傾向は、こんな感じです。

http://www.walkerplus.com/movie/special/oscar06/tendency.html

あと参考までに映画評論家の町山さんの「2006年度(2年前)のアカデミー賞予想」から引用します。

★主演女優賞

本命 リース・ウィザースプーン「ウォーク・ザ・ライン」

理由1 アカデミー賞は偉人伝の妻役に甘い(例:ジェニファー・コネリー「ビューティフル・マインド」)。理由2 アカデミー賞は実在のカントリー歌手の役を俳優が演じて実際に歌う映画に弱い(例:シシー・スペイセク『歌え!ロレッタ、愛のために』)
Posted by おおくぼ at 2008年02月25日 20:23
まあま、そうですけど、是非おおくぼさんの意見を聞きたいですよ。

どうやっても文句ばかり言われる運命ですからアカデミー賞も大変ですけどね(笑)
Posted by フェイユイ at 2008年02月25日 20:55
ディアブロ・コディ。いやぁー☆今日一番のインパクト。並み居る女優達と並んでも堂々引けをとらないばかりか^^;尚も発するその強力オーラ!あっけらかんとした美貌!声のデカさ!(笑)〜「おまけに」脚本書いてアカデミー賞受賞しちゃう!!〜☆驚いた。彼女一人で作品一つ、出来そう(笑)。。色んな予測できないことがやはり起こるのがアカデミー賞の楽しい所ですね。あと助演女優賞を獲ったティルダ・スゥィントンに俄然興味が(今迄知らなかったから)出て来ました。そしてマリオン・コティアールも美しかった!・・私にしては(笑)結果意外にも、女性達に注目が集まった今年のアカデミー賞授賞式でございました。^^
Posted by フラン at 2008年02月25日 21:10
なるほど、なるほど。ティルダ・スウィントンは経歴見ると『エドワード II』『カラヴァッジオ』となってますから私見てるはずですが(笑)『ブロークンフラワーズ』見よう見ようとしてまだ観てませんからこれを観なきゃ。
仕事の合間に見てたので結構見落としているのですがディアブロ・コディ凄そうですね。

全体に地味目という評価のようですが、それでもやっぱり面白いものですね。
Posted by フェイユイ at 2008年02月26日 00:27
今回のノミネートされた作品は、地味な作品が多くていいと思います。

『ジュノ』が脚本賞だけだったので、もっと賞を獲っても良かったのでは?と思っています。

ゴールデン・グローブ賞と比較すると、違いが出て面白いです。
Posted by おおくぼ at 2008年02月26日 12:43
ホント、その辺難しいですね。私も地味な作品の方がかえって楽しいのですが、視聴率は悪くなるばかりということで、やっぱり『タイタニック』みたいな映画の出現を本音は待っているのでしょうね。

『ジュノ』はおおくぼさん、一押しですね。私も早く観てみたいです!
Posted by フェイユイ at 2008年02月26日 13:55
『ジュノ』はインディペンデントな低予算映画です。口コミで大ヒットしました。私は、中国のネットで観ました。DVDが出てないので・・・。
誤解されるとまずいので言い訳すると、普段は、真面目にDVDを買うほうなんです。
「藍苺之夜」は香港版正規品を買いました。

ところで、ケイト・ブランシェットは、今回は受賞できませんでしたが、前に『エリザベス』で受賞してますね。

私も、ティルダ・スウィントンの出ている映画を何本か観てます。記憶に残っているのは『コンスタンティン』や『ザ・ビーチ』です。
Posted by おおくぼ at 2008年02月26日 22:35
ティルダ・スウィントン、今日TV観てたら思い出しました。なんともほっそりして
でも迫力ある人ですね。

前の『エリザベス』も観たので今回のも是非観たいです。ケイト・ブランシェットもまた
迫力ある美女で見惚れます。

『ジュノ』はとにかくDVD早く出てくれないと(笑)
Posted by フェイユイ at 2008年02月27日 00:58
町山先生のアカデミー情報です。

その1

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20080219.mp3

その2

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20080225.mp3

どちらもMp3なんで声だけです。勉強になりました。
Posted by おおくぼ at 2008年02月28日 00:18
ありがとうございます。
映画会社の話なんか面白いですね。
でも『ノーカントリー』の話になっていったのでそこで止めました。
せっかくなんですけど、できるだけ予備知識いれずに観たいのですよ。いつも何の話か知らないで観始めるくらいなので。
まあ、上にも少し書いてますのであまり言えませんね^_^;

でもありがとうございます。また鑑賞後に聞いてみたいです。
Posted by フェイユイ at 2008年02月28日 00:54
町山先生曰く、『ノーカントリー』を観るなら、パンフレットを買って、監督インタビューを読んで欲しいそうです(その2の方で発言)。

パンフレットの購入は作品観賞後でいいと思いますが、インタビューを読まないと理解不能なシーンがあるそうです。
Posted by おおくぼ at 2008年02月28日 12:48
なるほど、これはいいことを教えていただきました!
その理解不能なところを味わってみたいですね(笑)「なにこれ、どーゆーこと?」っていうのが凄く好きです(笑)
インタビューもその後で読んで「そーだったのかあ。もう一回観なきゃ」となるのが好きなんですよねー。
Posted by フェイユイ at 2008年02月29日 00:33
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