映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年03月30日

『セクシーボイスアンドロボ』voice9 プッチーニ後編

ロボットオタクのロボが年上女性への恋慕からオタクをやめてしまった。地蔵堂の女主人は生きる事をあきらめてしまった。どうなる、どうなる?の怒涛の前半から後半はすべてがうまくまとまる為の解決編ということでTVドラマはTVドラマらしく最終回でもなければ無茶な展開はないもので。

なんだかニコちゃんだけが苦しみをすべて背負ったような話だったなあ。女子中学生にすべてを負い被せて大人はずるいね。

恋する松ケンの顔は可愛くてずっと見たくはあったけどやっぱりロボはロボでいて欲しい。
理想としては10年か15年かこのままのお馬鹿な関係が続いて大人になったニコちゃんとロボが結婚するという陳腐な夢を見てしまうのが素直なドラマ鑑賞者の常ではないか。
ロボってまあ物凄くバカなんでニコちゃんくらいの天才でないとバランスがとれんだろうし。
今回、やっと恋の呪縛から少しだけ目覚めたロボが「俺の声が聞こえるだろう。ニコ」というとこは感動的だった。

さらにまた長い間植物人間状態で寝たきりの元恋人が地蔵堂女主人に「許す。友達だから」という一言をいうために目覚めるというのもまたじわーっときてしまう。
彼女と部下のよっちゃんの関係もよいなあ。

今回ロボが壊れてしまって元に戻る、というそれだけの話なんだけど、こういう事件が人間関係を壊すようでより強いものにしていくんだろうなあ。
ニコちゃんはロボが単なるオタクでなく一人の男であることを認識してしまったわけだし、ロボは自分が時になにより大切なはずのマックスロボを捨ててしまうことがあることを知ったわけで。
ロボの帰りを待つマックスロボは確かに奥さんのよう(ってあんなにけなげに帰宅を待ってる奥さんいないか)である。

予定調和とはいえどもこのドラマが言っているように何事もなかったということはなく覚えているものだし、それぞれが世の中と関係しているのだ。
時が留まる事はなく何事もなかったかのようでいて何かが起き、変わっていくのである。

名梨が口ずさむ「プロフェッショナ〜ルな〜」というのが気になるがこれが甲本ヒロトが作った歌だというのを知ってちょっとうれしくなる。



ラベル:松山ケンイチ
posted by フェイユイ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 松山ケンイチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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