映画・ドラマ・本などの感想記事は基本的にネタバレです。ご注意を

2008年04月02日

『NANA』大谷健太郎

NANA.jpg

『NANA』はなぜかもう何度か観ているのだが、どういうものか松ケンの印象がなくて(出ていたシーンを観た記憶もあるのに)もう一度観る事にした。

ナナがベースを募集してやってきたのがシン=松山ケンイチなのだが一目見て爆笑。
いくら愛していても出てくるたびに笑ってしまうの。うーん、これは演技派松山ケンイチが「ベーシストを目指して上京してきた屈託のない田舎の若者が精一杯ロッカーになろうと装っているがいかんせん屈託のないままである」という青年になりきっているのであろうか?
いくら銀髪ツンツンにしても唇鎖つけてもロックな顔じゃないのなー。そのあまりな純真さに却ってじーんとしてしまうのだが。他の方の引き立て役に徹している松ケンなのだ、きっと。(それだけに『デトロイト・メタル・シティ』はいいかもしんない)
翻って松田龍平のかっこよさ。まったく重みというもののない超軽な映画さが彼の存在でなんとかそれらしい雰囲気を出しているのではなかろうか。とりたててかっこつけているわけではないが、なにげにこんなギタリスト(ベーシスト)いそうだな、という感じだとかあの陰のある眼差しもロックではないか。

この映画を何度となく観ていたのは無論主人公達、ナナと奈々の魅力である。
ちょっと小憎らしいくらい可愛らしい宮崎あおいの奈々と思い切りハスキーボイスな中島美嘉のナナの美貌には惹きつけられる。
ちょいビアン的な雰囲気のあるのもまた好きである。
ナナ=中島美嘉のあの目と信じられないくらい細い肢体あのしゃがれた声で話す乱暴な言葉、強いようでいて奈々よりも壊れやすい危険性のある感じがステキである。
宮崎あおいはこれ以上可愛い女の子はいないよね、と思わせてやっぱりうまい。甘えて泣き虫のようで実はしたたかではないかというのも女の子らしい要素なのだろう。

漫画が原作で2もあるし、ということでなければこの作品の終わり方というのは随分奇妙な感じなのではないか。一つの物語として観るにはあまりにも中途半端な気もするが。
またロックが主題であるのにこの明るい普通の映像というのも却って驚きだ。普通ならわざと荒い画像にしてみたりハンディカメラにするとか、陰影を濃くしてみたりだとかありそうなものなのに少女マンガだから、ということなのか。
それにしても北国で倉庫のような建物を住居にしてあの風呂だとあっという間にぬるくなってしまいそうだが。
それでもいきなり物凄いビッグスターになってしまうような話ではなく意外と地味だったりするのは結構好きである。
これから、という段階を描いているのが救いかもしれない。

でもやっぱ松ケンかわいくてしょうがない。似合わなくってもどーでもいいっす。
奈々とナナがキスしてびっくりするとこなんて物凄く可愛いぞ。

監督:大谷健太郎 出演:中島美嘉 宮崎あおい 成宮寛貴 平岡祐太 丸山智己 松山ケンイチ 玉山鉄二 松田龍平 木村了 伊藤由奈 サエコ
2005年日本



posted by フェイユイ at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 松山ケンイチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。