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2008年06月28日

『ヴァイブレータ』廣木隆一

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映画観てて主人公が羨ましくてたまんなくなる、ってそんなことあんまりない。覚えてない。でもこの女性“レイ”は羨ましかったなあ。

というのはムロン大森南朋さんがすげえ素敵だからだが。

コンビニで「あ、ちょっといい男」ってレイが彼を見るとこから思い切り感情移入。もうメチャ好みなんでホントホントって感じで観続ける。

だもんだから唐突にレイが見知らぬトラック野郎に相乗りしていきなり関係を持ったとしても自分的には何の違和感も感じないのであった。
いいなああ、羨ましいレイになりたいよお、ってそれだけ。

レイはあんまり可愛くないし(寺島しのぶってほんとに綺麗じゃないよね、でも見てるとどんどんいいと思えてくるの。不思議)今の女性らしく考えすぎで神経質で嫌な部分が時々出てしまう。
トラック運ちゃん・岡部はそんなレイに優しくて絶対怒ったりしないし。
レイは頭の中の声に怯えていて過食と嘔吐を繰り返してる女。運ちゃんを気に入って「触りたい」って言ってセックスしてしまう。
途中まではすっごく楽しくやってたのに急に頭の中で声が聞こえて気持ち悪くなって吐いてしまう。
レイを気遣って優しく擦ってあげようとする岡部をレイは「気持ち悪い」っていって突き飛ばしたりする。
でも全然怒んなくて近くのモーテルみたいなのに連れていってくれてお風呂に入れてくれる。レイが気持ちいいと思うぬるま湯で。
うーん、こんないい男っているのかなあ。またいじけてわざと溺れそうにするレイを引っ張り挙げて抱きしめてくれるんだもん。
映画観ててもこんなに優しい人だーと思う男ってそうそう見ないよ。おまけに一緒にお風呂入ってる時のナオさんの体が逞しくってすべすべしてて凄く綺麗で見惚れた。しかもレイの体を抱きしめる手が大きくてがっしりしてて素敵なの。気持ちよさそうでさ、なんて羨ましいの。

いじけてひねくれてがさがさになってるレイはいきなり乗り込んだ男のトラックで旅をする。流れていく景色、移り変わる時間。朝日、夕暮、夜の光の中で。窓を開けて叫ぶレイを笑いながら見ている男。
多分セックスしても凄く気持ちがよくてがさがさになった心が溶けていくみたいな感じ。いいなあ。

レイがまたいじけてしまって「私のことぶって」って言っても「好きだからぶてないよ」っていう男。
食堂で「また吐くから食べない」っていうと「食べないと吐けないから食べろよ」って言ってくれる。
泣いてしまいそう。

最後にコンビニの前に降り立ったレイが物凄く可愛いの。今までこんなに可愛く見えてなかったのに物凄く可愛い。どうして。すっきりしちゃったって顔して。
口笛を吹いて最後の挨拶。
あーあ、降りちゃって。勿体ねえ。
次私乗りたい私。←馬鹿。
ナオさんじゃなきゃやだけどさ。

物凄く気持ちいい映画だった。
てことはこの映画のヴァイブレータで私はいっちゃったわけだな。

旅にでたいなー。

ナオさん煙草吸ってるだけで色っぽい。

監督:廣木隆一 出演:寺島しのぶ 大森南朋 田口トモロヲ 戸田昌宏 高柳絵理子
2003年日本


posted by フェイユイ at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 大森南朋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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